霊魂には男女がある。
地球では体の男女がある。
男女だという認識は絶対的なもので、男女というタイプの違いが人に混乱を齎している。
私は霊魂は女性で、現在、女の体をしている。
前世を辿ると、男性の時もあったことが分かった。
その時は自分が元々女だとは気付いていなかった。
気付かないでいると、逆の性をしてしまう、というのが、この地球の性別の仕組みで、気付くと、元々の性しかしないで良くなるらしい。
私は、女でも、霊魂としては一番後ろの方で、霊魂的に若く、頭が良くない。
で、それを埋める為に、勘を鍛えて来た。
僧侶や行者、医者的な研究者の前世がある。
これらは、自分を知る、また、皆を知ることに繋がり、女性になれた現世を実現出来るまで、成長出来ている。
自分を知るとは、皆の中の自分や、宇宙の中の自分や、霊魂としての自分を知ることだと、今は思っている。
ひとたび知ることに興味を持つと、ただひたすらに知ることを目標として持ち、邁進する人生になった。
それまでは、地球の環境に不満を持ち、抗ったり、やみくもに常識を信じ切ったり、知ることに恐怖し心に蓋をしたりしていた。
これは、何も変化や進化や成長に繋がらなく、とても虚しく人生を終えてしまうだけの方途であり、虚しさがとことん嫌になったものだ。
虚しさをとことん感じたら、この身が何を包含しているのか、急に気になるものだ。
人は男女だ。
そして、誰もが例外無く、ペアの相手を持つまでに出揃っている。
ならば、自分を知る一人旅に出掛けて、ペアの相手を探して彷徨うしか、この地球では方法が無い。
その間、様々な出来事がこの身を襲っても、自分を知ることを追求して行く姿勢を曲げない方が良い。
この世界はとても深く、複雑で、難解で、大きい。
この身はとても小さいので、時に姿勢が曲がりそうになることも少なからずある。
だが、打ちひしがれても曲げないのだと信じて進む必要があると感じる。
そうしないと、地球に本物の幸せは訪れないと思う。