この7月15日から浅草~日光・鬼怒川方面を結ぶ東武鉄道の新型特急N100系スペーシアX。昨日5月16日は、第1編成が日中に初めて浅草~東武日光を通しで走行した日。東武日光駅4番線で浅草からやってきたスペーシアXに初めて遭遇。6番線には100系スペーシア。新旧スペーシアのツーショットが実現。
青みを帯びた気品のある白色。この色は、日光東照宮の白い胡粉(ごふん)塗をイメージしたもの。
↓外観上の特徴は両端部1号車と6号車の六角形の車窓フレーム。沿線の鹿沼市の名産「鹿沼組子」の幾何学的な網目模様を取り入れたもの。
↓東武日光側先頭の1号車はたった1室だけ。定員7名のコックピットラウンジ。列車名の表示は「試運転」でなく「スペーシアX81号」。
表示が高精細。
清掃担当の方々が総出で作業手順の確認をされていた。窓には全てカーテンが下ろされて中が見えないのだけれど。
↓手順確認中の窓だけ覗けた。2号車プレミアムシート。2列+1列配置。バックシェル構造。
↓3・4・5号車のスタンダードシート
↓5号車がボックスシート。6号車はコンパートメントと走るスイートルームがコンセプトのコックピットスイート。
↓運転席は中央にレイアウトされている。
↓ワンハンドルマスコン。速度計などのモニターにはまだ透明のカバーが貼ってある。写真で見る限りブレーキ7段+抑速。力行3段に見えるけれど、事実は未確認。
↓モノリンク式ボルスタレス台車。
↓尾灯点灯状態。先頭車で点灯するとTの文字が浮かぶ仕掛け。
**********
14:10 浅草に向けて発車。
**********
参考)日光東照宮。唐門。白い部分が胡粉塗り。
↓陽明門の柱や彫刻の白い部分。
↓この柱の模様
↓1号車の灯りのデザインと同じ模様ではないかと。
*****
ホームで撮っていると、東武鉄道の方からお声をかけていただき。「まだあまり出回っていないこれをどうぞ」と。名刺大のシールを頂戴する。
感謝で終了。鉄道ファンの方はご年配の方お一人を除き、ホーム上に皆無。私もたまたまの遭遇で事前情報は全くなし。
隣ホーム5番線にリバティがずっといたままで、編成全体が撮れなかったのが残念。
***********
(参考)5月16日 N101編成 日中試運転 走行経路
南栗橋~浅草~東武日光~浅草~北春日部