LAUNCH-X431 IMMO PLUS ツールは、キープログラミングをサポートするだけでなく、XPROG3 アダプターにより ECU のクローン作成作業も実行できます。たとえば、BMW MSD81.2 DME ECU を交換する場合、X431 IMMO PLUS を使用して古い ECU (エンジン制御モジュール) から ISN を読み取り、新しい ECU フラッシュを変更して ISN を書き込んで動作させることができます。
手順は次のとおりです ( MSD80/MSD85/MSV80などでも同様に実行できます)。
機能パス: BMW 機能 - メイン機能 - エンジン モジュールの交換 - ベンチ モード - MSD81_TC1796。

配線図を確認する


[接続]をクリックし、接続を待ちます。接続が完了したら、[チップIDの読み取り]をクリックします。

古い ECU の EEPROM データと FLASH データをバックアップします。



次に、[FLASHデータ復号化]機能を押して、古いECUのISNコードを取得します。この32桁のISNコードを記録します。img8
古いECUを外します。
次に、同じ図に従って、新しい ECU を LAUNCH-X431 IMMO Plus および XPROG3 に接続します。
また、[接続] をクリックして新しい ECU に接続し、新しい ECU のフラッシュ データをバックアップします。
新しい ECU のフラッシュ データから ISN を抽出します。これが新しい ECU の ISN です。

戻って[ISNの変更]機能を選択します。

古い ECU から読み取った 32 桁の ISN コードを入力します。


次に、新しいフラッシュデータを保存します。
前回の操作が正しければ、最新のフラッシュデータから ISN コードを抽出して ISN コードを確認できます。これは古い ECU と同じです。
最後のステップは、古い ECU フラッシュ データを新しい ECU に書き込むことです。[フラッシュ データの復元] 機能を選択します。フラッシュ データを選択して書き込みます。



ECU を取り外し、新しい ECU を車両に戻してテストします。