MON CAHIER CAPRICIEUX

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「ゲームの名は誘拐」

2012-12-06 22:50:01 | 書籍レビュー
「ゲームの名は誘拐」2002年、東野圭吾
光文社文庫

『敏腕広告プランナー・佐久間は、クライアントの重役・葛城にプロジェク
 トを潰された。葛城邸に出向いた彼は、家出してきた葛城の娘と出会う。
 "ゲームの達人"を自称する葛城に、二人はプライドをかけた勝負を挑む。
 娘を人質にした狂言誘拐。携帯電話、インターネットを駆使し、身代金三
 億円の奪取を狙う。犯人側の視点のみで描く、鮮烈なノンストップ・ミス
 テリー。
                         (文庫裏表紙より)』


最初は「~なんだい」「~なのかい?」っていう主人公の口調に突っ込みたくなりましたが
お話は面白かったです。
テンポよくて、どんどん読みたくなるし、みんなスマートなので気分いいです。
トリックは中ぐらいでしたが、物語全体に無駄がなくてスッキリしていました。
あるフェイクの痕跡は「白夜行」でもありましたね。他の作品にも出てきているかもしれませんねw
・・・ってゆーか葛城パパかっこいー!笑
珍しく、疑問点も特に無かったです。
・・・と思ったけど、今、とても大きな疑問点に気付きました。笑
ネタバレになるので後程書きます。

「g@me.」というタイトルで、映画版を藤木直人と仲間由紀恵がやっていました。
このタイトルにカッコイイなー!と感心しながらも、広告とかしか見たことなかった。
原作では,主人公は藤木さんでぴったりだと思いますが、
ヒロインは大学2年生と言った時点で、考えた末急きょ北川景子をキャスティングしました。(どうでもいい
あとがきをその藤木さんが書いていますが、映画は原作よりもキャラクターに人間味が増しているそうですね。
映画とかテレビっていつも人間味出そうとするよね。笑
ま、それでも「g@me.」は「映画のプロの方に任せる」とOK出したらしいので、
この前の連ドラには怒ったってことは相当酷かったんだろうなw







惜しいな~ 変な箇所無いと思ったのに。ってわけで
ネタバレ↓









最後の方で、"樹理"が種明かしする場面。(文庫の方は314ページ。)
佐久間はその横顔を見ながら、
「その鼻の形が葛城勝俊に似ていることにおれは気づいた。
 写真で見た樹理の鼻は、もっと高く、形もいい。」
と考えるのですが

樹理も勝俊の娘なんですけどぉーーーーー!?笑
葛城夫人に似ているっていうならわかるけど(樹理は愛人の子だから夫人には似てないはず)、
偽者の樹理はパパに似てるけど本物の樹理はちょっと違うって、その感想意味なくなくなくない!?笑












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