Captain on the Bridge ver.2

ここでの決まりはただ一つ「宇宙はジェインウェイ艦長を中心に回っている」

ショック!ショック!!

2006年12月24日 16時38分05秒 | 番外・ぽんぽんだりあ日記
長年にわたって愛読している平岩弓枝さんの「御宿かわせみ」が、単行本34巻でいったん終了し、「明治編」としていずれ再開されると知ったのはいつだったんだろう。文庫本しか買わないから私の中で「江戸編」はまだ終了してないんだけど、おととい発売の雑誌から連載再開とあっては、これは「買いだ!」と勇んで書店に行きGET。

ふつうは突っ伏して寝てる昼休みや1時の休憩時間も、むさぼるように読んだ。しかし・・・余りの内容にあぜんぼーぜん。時代設定を知らないから明治維新が終わって数年の「明治編」が、「江戸編」から何年後なのか正確には分からないけど、それなりの歳月の流れがある以上、登場人物の全てが揃ってるとはさすがに思わなかった。それでも激動の時代の、描かれざる日々に起きた多くの悲劇(ネタバレはしないが・・・)は、想像を遥かに越えていた。

江戸編でも親や連れ合いを早くに亡くしたり、不幸な過去を背負ってる人が何人もいたが、それを乗り越え、前向きに逞しく生きている彼らに暗さはなかった。でも今回の「悲劇」は、直面した人の全てに影を落とし、以前のような明るい世界観で話しは進まないのではないか。読むのが辛くなりそう・・・でも来月に出る後編も買うんだろうなぁ。

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