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シンプルな個性
(
opsensual
)
2005-03-15 01:05:44
こんばんは。
たしかに、ハイドロ・シトロエンの魅力は、アナログ的な心地よい乗り味とそれを生み出す個性的かつシンプルな機構にあるのだと私も思います。お金さえ投じれば、複雑なメカの組合せでいろいろな乗り心地を作り出すことは可能ですが、複雑になるほど、ある意味どの車も同じような方向に収斂してしまうかもしれませんからね。
C6 がどのような味を出しているのか、私にはまだよくわかりません。ただ、設定パターンが 16 通りも用意されているというのは、凝り性的な遊び心のなせるわざかなという感じがしないでもありませんね。それはそれで私も嫌いではありませんが、シトロエンらしさを出すのに 16 通りも設定パターンが必要だとはちょっと思えないです。
とはいえ、ハイドロの乗り味はきっと C6 でも健在なのでしょう。XM が登場したときも、(当時としては)ずいぶん電気仕掛けの多い車だなという印象をもちましたが、核となるハイドロの魅力は保たれていました(味付けは CX からずいぶん変わりましたけど)。おかげで私は、飽きもせずに XM に乗りつづけることができました。C6 がこれまでのビッグシトロエンと同様、自然な個性を放っている車であることを期待しています。
ハイドロ=アナログ
(
c5skyblue
)
2005-03-15 11:01:40
こんにちは。
何がシトロエンのハイドロの個性なのか、私もその後、色々と調べたり考えてたりしていました。
それで判ったことは、サスペンション機構と、人が感じる快適さ、および両者の関係というものは、追求していくとたいへん奥深く、きりがないものだということです。(当たり前ですけどね。)
車というプロダクトの進化の歴史の中だけでいえば、極めて単純な仕組みから始まってどんどん複雑化して今日に至るわけで、それは弛まぬ創意工夫と改善の歴史です。
エンジン、車体性能、安全装備など、個々のファクターごとに見るとあきらかに進化してきている。
しかし、トータルとしての乗り味となると、これは大げさに言えば人間の感性そのものへの理解や洞察、あるいは長い経験を通じた信念といったものと深く関わってくると思います。
特に運転感覚、居心地、乗り心地といった部分については、技術的な進化だけではなかなか答えが見出しにくいと思います。つまり、そうした意味では各メーカーとも技術的にも、思想的にも常に試行錯誤を繰り返している、と言った方がいいかも知れません。
サスペンションに関しても主として電子的コントロールの応用によって、要素、デバイス技術が飛躍的に進歩したために、色々なことが可能になって、かえって悩みの幅が広がってしまったのではないでしょうか。
それから開発者の方には大変失礼かもしれませんが、快適性という広い議論をしていくと、毎日毎日、車というプロダクトと正面から向き合っていては判らないこともあると思います。
だから見た目だけでなく、機能、品質、乗り味など全てをディレクションできる「デザイナー」という存在がますます重要になってくるのかな、と最近感じています。
実は、ハイドロもしくはハイドラクティブについては色々言いたいことがあるのですが、ブログの中ではどう表現したらいいか迷うところです。
ただ、ハイドラクティブは、発想としても、完成度としても、もっと評価されてもいいのかな、と思います。
↑何だか読みにくくて
(
c5skyblue
)
2005-03-15 11:08:48
すみません。
考え考え書いていたら、こうなってしまいました。
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たしかに、ハイドロ・シトロエンの魅力は、アナログ的な心地よい乗り味とそれを生み出す個性的かつシンプルな機構にあるのだと私も思います。お金さえ投じれば、複雑なメカの組合せでいろいろな乗り心地を作り出すことは可能ですが、複雑になるほど、ある意味どの車も同じような方向に収斂してしまうかもしれませんからね。
C6 がどのような味を出しているのか、私にはまだよくわかりません。ただ、設定パターンが 16 通りも用意されているというのは、凝り性的な遊び心のなせるわざかなという感じがしないでもありませんね。それはそれで私も嫌いではありませんが、シトロエンらしさを出すのに 16 通りも設定パターンが必要だとはちょっと思えないです。
とはいえ、ハイドロの乗り味はきっと C6 でも健在なのでしょう。XM が登場したときも、(当時としては)ずいぶん電気仕掛けの多い車だなという印象をもちましたが、核となるハイドロの魅力は保たれていました(味付けは CX からずいぶん変わりましたけど)。おかげで私は、飽きもせずに XM に乗りつづけることができました。C6 がこれまでのビッグシトロエンと同様、自然な個性を放っている車であることを期待しています。
何がシトロエンのハイドロの個性なのか、私もその後、色々と調べたり考えてたりしていました。
それで判ったことは、サスペンション機構と、人が感じる快適さ、および両者の関係というものは、追求していくとたいへん奥深く、きりがないものだということです。(当たり前ですけどね。)
車というプロダクトの進化の歴史の中だけでいえば、極めて単純な仕組みから始まってどんどん複雑化して今日に至るわけで、それは弛まぬ創意工夫と改善の歴史です。
エンジン、車体性能、安全装備など、個々のファクターごとに見るとあきらかに進化してきている。
しかし、トータルとしての乗り味となると、これは大げさに言えば人間の感性そのものへの理解や洞察、あるいは長い経験を通じた信念といったものと深く関わってくると思います。
特に運転感覚、居心地、乗り心地といった部分については、技術的な進化だけではなかなか答えが見出しにくいと思います。つまり、そうした意味では各メーカーとも技術的にも、思想的にも常に試行錯誤を繰り返している、と言った方がいいかも知れません。
サスペンションに関しても主として電子的コントロールの応用によって、要素、デバイス技術が飛躍的に進歩したために、色々なことが可能になって、かえって悩みの幅が広がってしまったのではないでしょうか。
それから開発者の方には大変失礼かもしれませんが、快適性という広い議論をしていくと、毎日毎日、車というプロダクトと正面から向き合っていては判らないこともあると思います。
だから見た目だけでなく、機能、品質、乗り味など全てをディレクションできる「デザイナー」という存在がますます重要になってくるのかな、と最近感じています。
実は、ハイドロもしくはハイドラクティブについては色々言いたいことがあるのですが、ブログの中ではどう表現したらいいか迷うところです。
ただ、ハイドラクティブは、発想としても、完成度としても、もっと評価されてもいいのかな、と思います。
考え考え書いていたら、こうなってしまいました。