妻が「父さん！早よ来て！」と叫んだ。
なんだなんだ！？
流星群でも流れてるのか！？
と携帯を忘れて庭へ飛び出した。
「父さん蛇がおる！マムシちゃうん！」
と言う。
見ると・・・
母屋の裏口の通りに蛇が・・・。
携帯を置いてきたので写真は撮れませんでした。
上の写真はイラストで状況を表してます。
そんなにマムシがおるわけないだろう、とさらによく見るとマムシ独特のあのマダラ模様が・・・「うわっ！マムシじゃ！」思わず叫ぶ。
↓マムシの模様はこんな感じ（参考）
「早よ捕まえなアカンでぇ！」妻が言う。
「ちょっとどっか行かんように見よってくれ！」と私はトングを取りに行った。
その後、妻は市のゴミ袋を用意した。
しかしトングでマムシの首を挟もうと思ってもすり抜けて逃げられたらどうしようという思いが頭をよぎる。
そう考えながら固まっていると「早よせな！・・・ほな私がするわ！」と妻がトングを取ろうとする。
いやいや、妻にさせるわけにはいかない。
確実に逃げられずに捕まえるにはどうしたらよいモノか・・・。
・・・やはり虫取り網を使って確実に逃がさないようにしよう！
しかし妻は「ほんなん、スリ抜けて逃げるわ！」と言う。
私はその方が確実だと思いそのまま虫取り網を取りに行った。
そっとマムシに虫取り網を被せる。
・・・あれ？動かない・・・。
生きてる？・・・寝てる？
「さっき動っきょったけん生きとるよ！」と妻が言う。
網を被せた上からトングで首を掴む。
私の父のようにソ～ッと蛇に近付いてサッと首を掴むなんてできませーん。
第一、触った時の蛇の感触が考えられないし触ろうとも思わない！！
なんか苦手～。
母が蛇が苦手なので私は母方の遺伝ですね。
マムシの首を掴んだら目覚めたかのようにゆっくり動き出した。
ゴミ袋に入れようとするとようやく暴れ出した感じがする。
ゴミ袋に入れると・・・あれ？おとなしい・・・。
動く様子が無い。
用意周到に括ったゴミ袋をもう一枚のゴミ袋に入れる。
二重にしたら完璧だろう。
妻が川原に捨てに行こうという。
え！？逃がすの！？？
・・・それは出来ん。
毒蛇を逃がすなんて考えられん。
「捨てんのやったらどうするん！？」
妻が追い込みを掛けてくる。
ではこの前、消防の倉庫で捕まえた時みたいに首をハねるか。
・・・あ、そうだ。
親戚のおっちゃんにあげよう。
ということで明日までこの洗車用ボックスに封印。
はぁ～・・・イヤな季節になって来たなぁーもぉ・・・。
（￣д￣；ﾓｰｲﾔｰ
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