上條光治@ビジネス・マインド塾

ビジネス・マインドは考え方や行動の「芯」あるいは「人格」とも言えます。
全ての人に必要な「こころの習慣」です。

人を動かすのは”セールス・マインド”の行動です。

2012年10月05日 | セミナー

◆ 人は「自分が認める相手」と付き合いたいのです。

   「セールス」というと、お客様に頭を下げながら一所懸命に商品の

   説明をして、買ってくれるようにお願いしているような状況を想像

   する人が多いかもしれません。

   しかし、現実にはこのような状況では商品は売れていきませんし、

   また、そのようなセールスをする人は多くありません。

 

   会社同士の商談、消費者への小売、などを想像してみてください。

   実際の現場では、お互いの持っている希望や情報の一致点を

   見出すために、相手の「人」を理解しようと色々な会話がなされて

   いるのです。

 

   その中で、一番重要なことは「相手を認める」という感情です。

   人はどんな時に相手を認めるのでしょうか。それは相手が自分を

   認めてくれていることを実感した時です。

   相手を認めるとは、どういうことでしょうか。それは相手の本質を

   見ていることを表現することではないでしょうか。

   例えば、「お召の洋服は素晴らしいですね」と相手の服装を褒める

   よりも、「お召の洋服のコーデイネイトが素敵ですね。どちらかで、

   専門に勉強されたのですか。」と、相手の感性や努力を褒める方

   がより相手を認めることになります。

   すると、相手の気持ちは「この人は、お世辞を言っているのでは

   なく、経験を積んだ信頼できるビジネスマンだ」と感じるのです。

 

   相手を認める行動とは、同時に自分も認めてもらう行動のことと

   言えるのではないでしょうか。



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