俺フレンチブルドッグ★ブンタ

フレンチブルドッグのブンタの冒険を綴っていきます。

我が家の太陽

2011年12月23日 11時18分45秒 | はじめまして
 12月15日(木)、以前から患っていた、てんかんの発作が起こり、2時間発作と格闘しましたが、力及ばず、午前3時30分家族4人が見守るなか、静かに息を引き取り、5歳2ヶ月という短い生涯を終え、永眠いたしました。

 この日がいつかは訪れると思っていましたが、まさかこんなに早く、またこれほど突然に襲いかかってくるとは思ってもいませんでした。前日まであんなに元気だったのに…。



 2歳の誕生日を迎えた3年ほど前から、急に発作が起こりだし、病院で診てもらった結果、てんかんであることが判明しました。ひどいときには、4時間、5時間と発作が起きたこともあり、夜中まで家族が見守ったこともありました。

 そのため、闘病生活を送っていたこともあり、このブログも途切れ途切れになったことをお許しください。

 何度も何度も発作が起き、そのたびに薬の種類や量を替え、発作を抑えてきました。
 今の薬に替え、全く発作も起こらず、安心していました。しかし、悲しいことは突然起こるものですね。
 最近は嫁がリビングでブンタと寝ることも多く、その日、突然、2階で寝ていた私の携帯が鳴りました。

 12月15日(木)AM1:22「ブンタの発作が起きたけん、すぐ降りてきて」私は「久しぶりに起きたかぁ」くらいの感じで降りて行きました。
 いつもの発作で苦しそうでしたが、しばらくすれば納まるだろう安易な気持ちでいました。そのとおり、約2時間後の3時15分頃、力も抜け、納まったように見えました。嫁が「いつもの発作のときのような息やないことない?おかしくない?舌が紫なったことない?」と言ってましたが、「息も普通に戻ったことないか?」と見守っていました。案の定、スースー息をしながら落ち着いたように見えました。すると、いきなり息が荒くなり、これはまずいと思い、慌てて2階で寝ている娘と息子を起こすように嫁に言うと、子どもたちが飛び起きリビングに集合したときは、私が人工呼吸をしているときのようでした。そのときは、わずかにブンタも息をしているようでしたが、私が抱きかかえたとき、力が抜けてようにぐったりし、何度も何度も「ブンタ!ブンタ!」と叫びましたが、家族4人が見守るなか、AM3:30静かに天国へと旅立ちました。

 何度も何度も名前を呼んでも、ピクリとも動かず、息をしないブンタを見て、何で1番弱い奴を何で1番強い私が守ってやれなかったのかと悔やんでいます。

 ブンタは我が家の太陽でした。誰もいないときは1人で留守番をし、子どもたちが帰ってきたときは、相手をしてくれ、子どもたちに寂しい思いをさせることなく健やかに成長することができました。私たちはブンタに癒され、楽しいこともたくさんあり、嬉しいこともたくさんブンタから与えてもらいました。
 そのかわり、1人にすることも多く、子どもたちに構うばかりで、ブンタのことを構うこともできなかったこともあり、ブンタは本当に我が家へ来て本当に幸せだったのか、楽しかったのか、嬉しかったのか?誰にもわかりません。

 火葬にし自宅にお骨を持って帰り、ブンタに問いかけても全く反応がなく、辛さが募るばかりです。

 でもこれだけは言えます。ブンタは我が家の太陽で、光り輝くスターでした。

 ドライブが大好きで、ブンタに車のカギを見せると真っ先に車に飛び乗り、散歩も1日何度も連れて行けって訴え、子どもたちの帰りを窓際で待ち続け、外では力いっぱい走り回り、子どもとサッカーをする日もありました。時にはいたずらもし、大事な書類をくわえて逃げ回ったり、庭で大事に育てた花もぐしゃぐしゃに折ったりと怒られたことも。氷も大好き、お芋も大好き、チーズもパンも大好きだったブンタ。もう一緒に大好きだったこともできない、大好きだった物もたべさせることもできない。もっともっと大好きなことをさせてやりたかった。1日でいいからブンタの大好きなこと、わがままを聞いて、思いっきり自由にさせてやりたかった。今は切なさや、後悔が募るばかりです。

 本当にブンタありがとう!我が家に来て4年7ヶ月という短い間だったけど、かけがえのない時間を過ごすことができたよ。
 今度生まれ変わっても、家族5人で過ごそうね。
 これからは、天国へ行っても我が家をその天真爛漫な笑顔で見守っていてね。今からは家族みんなブンタの太陽になるよ。天国から見守ってもらうために太陽になって、どこにいるかわかるように道しるべになるからね。

 ブンタは、子どもたちの自慢の弟、私たち夫婦にとっては自慢の息子でした。
 今度は、天国へ行ったブンタが、天国で私たちを自慢できるような家族になろうと思います。

 この世にブンタはいないけど、ずっとずっと私たち家族の心の中で生き続けてくれると信じています。

 短い間でしたが、このブログを見に来て下さった方々に心からお礼を申し上げます。また、楽しいひと時を過ごせたことを本当に感謝いたします。
 クリちゃん、空ちゃんetc…ずっとずっとお家の人と楽しくすごしてね。ブンタもきっと天国から見守ってくれると思うから。

 もうこのブログは更新することはないと思いますが、たまにフレンチブルドッグの「ブンタ」がいたなと思って覗いてやってください。

 これで、ブンタの大冒険は終わります。本当にありがとうございました。


 やっぱりブンタは最高の我が家の子供でした。