昨日東京ビッグサイトの「癒しフェア」へ行ってまいりました。
まずは取引先各社が出展しているのでご挨拶。
新しい商品も仕入れましたので後日HPやメルマガでお知らせします。
さてそのあとはお楽しみで何かミニセッションとかチャネリングを受けたいなと会場を周遊。
あ、そういえばブルーソーラー・ウォーター用のボトルも販売してましたよ。買って作れってこと?(笑)(前日のブログ参照)
まずはお目当てだった「KIKARAセラピールーム」のYoshikoさんのところへお邪魔しました。
Yoshikoさんとは初対面ですが、うちでセッションをやってくださっているTOKAGEさんのご友人なんですよ。
だから最初から信頼度100%でお伺いしました。
で、いくつかあるメニューの中でヒプノセラピーの20分コースをチョイス。ヒプノで何をやるかで迷ったのですが、パラレルワールドの自分に会いに行くことにしました。
いわゆる「タイムトラベルセラピー」ですね。タイムトラベルセラピーはヒプノの分野に入ります。
タイムトラベルセラピーは、「あのとき別の決断をしていたら、その後の自分はどうなっていたのか」というのを探り、パラレルの自分に会いに行ってアドバイスをしたり、逆に向こうから今の自分にメッセージなどをもらうセラピーです。(TOKAGEさんももちろん、うちでセッションをやっております。)
リラックスして椅子に腰かけ、目を閉じ、深呼吸を3回します。
「あなたの前に2つに枝分かれした道があります・・・」Yoshikoさんの誘導する声で、さあ、タイムトラベルセラピーの始まりです。
今回会いに行ったのは「もしもあのとき思い切って高校を中退していたら」の自分です。
私にとって高校3年間はとても辛く、重く苦しい時代でした。在学中からこの高校を選んだのは間違いだったのかと思っていました。そして、もしかしたら中退して別の生き方を選択していたら、その後の人生はもう少しここまで苦しむことはなかったのでは?との思いがあったのです。
向かって右側の道は今の人生の道。左側の道が中退することを選択した道です。
(Yoshikoさん)「さあ、その道を進みましょう。何が見えますか?」
見えたのは真っ暗な中で必死で机にかじりついて一人孤独に勉強している姿でした。
ああ、自分のことだからどういうことか、すぐわかりました。過剰な知識欲で孤独感やコンプレックスを乗り切ることしか知らない私は、中退しても自分らしく生きることが全然できなくて、結局大検を受けようと自宅で勉強してるんだと思います。
つまり中退してもしなくても大きな違いはなかったみたいですね。その時点では。
なーーんとなく、「大きな展開もなく、つまらん人生やなー・・・」と行き詰まり感を感じていたら、Yoshikoさんが「では、時間を進めて今のあなたと同じ年齢の自分に会いに行きましょう」と言ってくださったので、助かりました。
わーい!今の私と同い年のパラレルちゃんはどこでどうしているのかな?素敵な主婦になっているのかしら?キャリアウーマンでバリバリ活躍してるのかしら?ワクワク・・・
と、目の前の左側の道が勝手に高速でグォーーーンと動き始めました。
その道の行く手は・・・・次の瞬間。
今、私は自分の足元を見つめています。素足で指がしっかりと岩をつかんでいます。
数十メートル下には岩肌を舐めるようにザバーン!としぶきをあげる海が広がっていました。
そうです、私は今、火曜サスペンス劇場のお約束場面のような、断崖絶壁の上にいるのです。そのぎりぎりはじっこの縁を足の指でつかんで、今まさにダイブする直前の場面だったのです。
そんな場面とは知らず、Yoshikoさんは「もう少し先に進んでみましょうか」と誘導なさる。
目をつぶったまま、首と手をブンブン振る私。
「いや、無理無理、ダメです、今、断崖絶壁の上にいるんですーーーっ!!」
そのあとのYoshikoさんの誘導がこれまた冷静で助かりました。
「パラレルワールドのあなたが絶壁の上にいるの?あなたはそれを俯瞰してるの?それともあなた自身?」
パラレルに会いに行った自分がパラレルと一体化していたのですね。(ミイラ取りがミイラになったみたい)
Yoshikoさんに「ではその人から分離して抜け出してみましょう」と言われ、幽体離脱を思い描きながらスーーっと抜け出してみた。
分離して初めてパラレルの自分の姿を見た。
時期も今と一致して夏のようだ。(もしかしてまさにこの日、この時間なの?)
白い木綿の涼しげな袖なしワンピを着た女性が、断崖の下から吹き上げる海風に裾を煽られて立っている。
手足がほっそりしてて、今の私よりちょっと背が高かった。少女のような華奢なイメージだった。
顔と髪型は大体私と似ている。
くそーー、負けた!!正直そう思った。今の私は背も高くないし、あちこち無駄なぜい肉がつきすぎてる。第一下半身デブなんだぜ?
ちくしょーー、食いもんが違うのかなー・・・と思ったが、血の気のない顔と頼りなげな存在感に、グラウンディング足りないんじゃない?と思った。年齢の割には少女っぽくて情けない気がした。いい年して、自殺なんてするなよ、みっともない。
Yoshikoさんに促され、彼女に話しかけてみる。
(気分は石原さとみになったつもりで)
「ちょっとそこのアンタ!飛び降りればいいってもんじゃないのよっ!」
振り向いた彼女は驚き、困惑を隠しきれない表情をしていた。私がパラレルワールドから来たことを伝えたら、それは理解してくれたみたい。
でも、とても困ったような、泣きそうな表情だった。「だから何?今さら」って感じかな。
思いつめて頭の中には「死」の一文字しかないときに、いきなりパラレルの自分が現れても、向こうだってどうしていいかわかんないでしょう。パニクるのが関の山ですよね。
「まあ、とにかくこっちに来なさいよ」と絶壁から少し離れたところに彼女を引っ張ってきて、二人仲良く膝を抱えて体育座りをした。
で、今の私はなんだかんだ紆余曲折で辛いことも一杯経験したけど、結論から言うと、とっても幸せなんだよと言った。
あんたも今、ここで踏みとどまってごらん。絶対幸せになれるから。今の私がこうして楽しく生きてるように、なれるから。だってあなたである私がそうなんだから。
月並みな説得文句だったけど、彼女はあっという間に笑顔を取り戻した。やっぱ、もう一人の自分がそう言うんだから説得力があるのだろう。それにあっさり考えを翻して切り替えが早いのはさすが自分譲りの性格だね!(変な表現だ)
「何か彼女からもあなたにメッセージがあるかもしれませんよ、聞いてみてください」と促されたので、私に何か伝えたいことはある?と聞いてみた。
彼女は何も言わず、何かを包み込んだ両手を差し出した。開くと羽の生えた卵が出てきた。
なんとなく、「これを私だと思って大事にして。」と言ってるような気がした。お礼を言って受け取った。
Yoshikoさんが「さあ、二人とも近づいて握手を・・・」と言いかけたときは、既に私たち二人はどちらからともなくハグし合っていた。
二人の体が溶け合ったようにどっちがどっちかわからなくなり、統合され、背中に翼が生えた。
空の上から光が筒状にサーーーっと降りてきて、統合した私たちをすっぽりと包んだ。
こうしてまた私は帰ってきました。
なんでか知りませんが、目を開けるとうっすら涙が・・・
特に感動していたわけでもなんでもないので、彼女の涙かもしれません。
(TOKAGEさんのセッションで鍛えられましたから、今さら何が出てきても驚きませんわ。(-。-)y-゜゜゜)
あの羽の生えた卵は一体なんだったんだろう。卵が孵るとどうなるんだろうと質問したら、Yoshikoさんに「それは深く考える必要はないと思いますよ」と言われて、納得。
いや、卵に関してはちょっとした思い出がありまして。。。
以前、夜遅くTOKAGEさんに遠隔ヒーリングをしてもらったとき、彼女の手の中に卵が現れ、その場でドラゴンの赤ちゃんが孵化したそうです。
そんなこととはつゆ知らず、すやすや寝ている私。
翌朝起きて彼女からの「私にはこの子を育てる自信がありません。あなたに送っといたわよ、ホホホ…(脱兎)」という書き置きみたいなメールを読んで、思わず絶句。
「こらーーー、人んちに勝手に捨てドラすんなよーー!!」と思いながらも、なぜか嬉しかった私。
これぞまさしく「捨て子ザウルス」。
さて、捨てドラちゃんは、今頃勝手に大きくなって私の傍にいるのやらどうやら。。。全然面倒見てないし。
(その捨てドラに関しての彼女の言い分が聞きたい人は彼女のブログへgo!)
・・・と、話が逸れましたが、それに対し、パラレルの私がくれた卵は、彼女の愛や感謝の念がつまったお礼のプレゼントだと思います。ありがたく私のハートの中にしまっておきました。
ところでもしも私がパラレルの私の自殺を食い止めなかったら、今頃彼女はどうなっていたんでしょう。
「さあ・・・きっと別の人が出現して彼女を助けたと思いますよ」とYoshikoさんに言われてホッとしました。
多分この日この時間にパラレルワールドの自分は自殺寸前で誰かに止められるシナリオがあるんだと思います。
興味本位でパラレルの私に会いに行って、まさかもう一人の自分の自殺を食い止めることになろうとは・・・
予想外のエキサイティングな展開でした。
最後に、Yoshikoさんのすばらしいセラピーに感謝いたします。
YoshikoさんのHPはこちらです。
http://www.kikara.jp/