ゴルフは手打ちだ！！

「下半身を使わずにスイングしてください。」
わたしはレッスンプロのＡ氏に尋ねた。
「プロこれじゃ手打ちじゃないですか？」
プロは「ゴルフは手打ちですから」とあっさり答えた。

スクールに通いだしてレッスンプロに耳にたこができるほど
インパクト時の腰のずれとニーアクションを注意されつづけている。
最近だいぶ動かないようになってきた様だがこの腰をずらさない(スエーの防止)ことは私にとってとても苦しい課題の一つだった。

そもそも私の中のゴルフスイングはトップからインパクトまでのダウンスイングで、まず腰の回転が先行し右足から左足へ体重移動を開始しインパクトからフォロースルーにかけては右足を左足に摺り寄せるようなフォームのイメージが大変強かった。
また前回の書き込みにても述べたとおり当サークルメンバーのほとんどがテニスプレイヤーでもあり私自身もそうである。テニスのショットにおいては右足から左足への体重移動とひざの送り出しによりボールを下から上に運ぶ動きが求められこの動作が染み付いているためどうしてもこの癖が抜けず苦労した。
止まったボールを打つゴルフは腰をずらさず右足の踵が上がらないように粘って打つことがとても大切らしい。下半身のへたな移動はスイングの軸が前方にずれインパクトがぶれるだけではなくクラブの振りぬきがすごく悪くなることを教えられた。
いかにスムーズにクラブを振りぬくか。それは軸を中心に腕がうまく上体を追い越してあとから体全体が自然と回ってくることを意識してスイングする。ゴルフは手打ちだ！？