今日この頃。自分は牧羊犬の訓練には向いてないんじゃないかとふと思いました。
ついつい感情に任せてしまう部分が多々ありそれがいいときもあれば悪いときもある。悪いときはひょっとしたら取り返しがつかない場合もあるのでは・・・と
怒りすぎると犬はパニックになり何をしていいかわからずその場から逃げ出す・・
このことはわかってはいるものの気づくとその状況になってしまっている・・。
実は一昨日になりますね・・今の時間だと(^_^;)
アンディと一緒にヴェリータの訓練をしていました。先日も書きましたが
確かにヴェリータは良くなってきています。右回り左回りを教えていますが羊に
突っ込まないように自分の立ち位置をとって自分の後ろを通して回り込むように
教えています。そうすると遠隔になってくると何が何でも僕の後ろを通ろうと
するわけです。言わば遠回り。例えば僕がフェンスにピッタリとついてその僕に
羊たちが助けを求めるかのように(笑)ついています。そうすると僕の後ろは
フェンス。わずか僕と羊の間に隙間があるわけです。そこを通らせたいのですが
それができない。僕の後ろを通ろうと考えているのか・・無理だと思い反対周りを
始める、突っ込む。僕がフェンスから離れ反対側に立つと羊とフェンスのわずかな
隙間も入っていく。だけど前者だとどうしても行かない・・・ついつい怒鳴ってしまう。「違う、右回りって言っててこっちに来ないのよ・・」と心の中では
思う。その苛立ちが徐々に犬に向かっていく・・そしてしまいには柵から飛び越え
出て行く。しかし、ダウンでその場で伏せ待っていた。これは良しとしようと
決めました。さて、これからが本題。この苛立ちを実は関係のないアンディも
感じ取ってしまっていたこと。最近、止まりが悪くなっていたのでちょっと練習と
思ってやっていました。そしてヴェリータの訓練と同じ状況にたまたまなっていたんですね。そして普通に反時計回りの指示を出したのです。するとなかなか来ようとせずオロオロしてる・・・。「はぁ?
」となるわけです。同じ指示を何度も出すけど時に逃げようと外を見たり・・・でも感情を押さえ何度かやってはいたものの止まりが悪く怒鳴っているうちに僕と羊の間を通っていこうとしなくなり明らかに困惑状態。その姿についついまた怒鳴ってしまう。そしてとうとう
久しぶりの逃亡
まっ、いつものようにまた戻ってくると思い、すぐに追う事はしませんでした。
山の方も雪解けでドロドロなので車もいけないのもありましたので。
昔は車やバイクで追いかけましたから(^_^;)
そして夕方になっても帰らず暗くなりかけ車で探しましたが見当たらず、最近暖かくてこのあたりに遊びに来る車もいて寄って来てそのまま連れて行ったんじゃないかとか・・どこか凍ってる池が一部溶けて落ちそこから上がれないんじゃないかとか・・。すると山の斜面の方に車のライトがあたったとき光るものが・・・
「ん??アンディの目?」しかし、動かない。犬笛で呼ぶけど動かない。
なにか反射物かな・・・と思った瞬間その光が消えた。そして名前を呼ぶと
また光る(笑)。そしてちょっと移動。何度も呼ぶけれど来ない。そのうち反応が悪くなったので軽トラのクラクションを鳴らす・・すると動く(笑)
たぶんアンディだろうと思い一応、無事だということでほったらかすことにした。
ふと思ったこと。今まで逃亡しても帰ってくるとき(山から下りてくるとき)は
僕がいないとき。と言うことは意外や臭いで感じ取ってたりとか考えてとりあえず
家に戻り、夜の見回りの部長、N君に頼みましたが・・・次の日の朝も帰ってこなかった。そして朝、探しに他の犬達も連れて散歩がてらに山に上がりました。
しかし、結局見つからず家のそばの池まで来た時に一部凍って一部溶けてる感じでまさか・・・ここで落ちて上がれなかったんじゃ・・と最悪の事態が頭をよぎった
瞬間、ドボーン・・・見るとハンタウェイのリアンが落ちてる(-_-;)しかも
前に進もうとするので凍ってる方へ進んでるのですが凍ってるので上がろうと思っても滑って上がれないんです。まだ水は冷たいので急いで反対側に行き引っ張ろうとすると他の犬達がまた入っていきドボーン・・(-_-;)オイオイ、勘弁してくれよ~更に他の犬が行こうとしたので「こら~~っ」と怒鳴る。するとリアンは逃げるように反対側へ泳いで無事脱出(笑)。時に怒ることで救済できました(笑)。落ちたルーチェは自力で氷に爪を引っ掛けあがってきました。伸びてて良かった(笑)
なんだかんだしてるうちに畜舎側から見かけた顔が・・・半分白い顔が・・「どうしたどうした?何処に行ってたんだ?」と言わんばかりの顔で普通に群れに戻ってきたアンディ
怒り爆発する意欲もわかずちょっと怒鳴ってそのまま帰りました。なんか疲れました
感情を抑えられない自分は向いてないのかも・・と思う今日この頃・・・。
ご静聴(ご静見)ありがとうございました<m(__)m>(笑)