私がまだ小さかった頃、電話と言えば黒電話だった。
街にある公衆電話も赤とかベージュとか黄色のダイヤル式。
もうちょっと大きくなると、プッシュ式が主流になり、
公衆電話も緑色でコインとテレフォンカードと両方使えるようになったりして。
で、成人を迎える頃にはポケベルが大流行。
早撃ち自慢する人もいたなー。
社会人になり、大枚はたいてずっしりと重い携帯を購入。
通話料が異常に高くて、ほとんど受信専用だった。
その後、通話料の安いPHSへ走り、
家の電話をついにfax付に!
そして今。
軽くて小さい携帯を愛用。
通話もできてメールもできる。
自分の電話にはない機能だけど、テレビ電話だってできちゃう。
PCで世界のどこにいてもメールができる。
あーなんて便利な世の中!
でもねー。
好きな人の家に電話して誰が出るかわからないドキドキとか
試験範囲聞きたいのに夜9時以降は(遅くて)電話できないもどかしさとか
電話のコード引っ張って自分の部屋に持っていって親に怒られたりとか
……そんなことももう味わえないんだなーーー。