ボーダーを好きになって半年ほど経った頃、少しずつ家族も犬に対しての考えが変わってきました。
最初に変わったのは、母でした。
母は、私が働くようになって外で飼うなら飼ってもいいよ。と最初は言っていたのですが、私がボーダーの魅力や今起きている動物関係の問題などを話してるうちに考えが変わっていき、まず犬は外飼いという考えから室内飼いという考えになってくれました。
もともと、動物は嫌いじゃない母なのですが犬の匂いや、昔少しだけ室内飼いしていたシェルティーが躾無しの犬だったみたいで、断然猫派でした。
しかし、私が躾する楽しさや、忠実な所、甘えん坊な所、愛情を返してくれる所など犬の魅力を話していたらだんだん犬好きになっていました。(少し母の大好きな有名人の力も借りました。笑笑)
そして、母も私に協力的になってくれて父を説得するのに手を貸してくれました。
私の父は、犬は外飼い派で猫派、難しい性格なので、説得するのは大変なことでした。
しかし、父も犬が嫌いという訳ではないので母と協力して半年かけてジメジメと説得したら、今飼ってるハッピー(現在17歳)が亡くなったら飼っていいよと言ってくれました、しかしそれだと(そんな気持ちは無いのに)、私がボーダーを飼いたいと思うほど、ハッピーが亡くなるのを望んでるみたいと思い、少し悲しい気持ちで素直に喜べませんでした。
この意見として父の考えは、新しい犬が来たらハッピーに対してのみんなの愛情がその犬にとられてしまってハッピーが可哀想とのことでした。
もともとハッピーは、同居しているおばあちゃんが拾ってきた野良犬でした、そしてハッピーが歳をとるにつれておばあちゃんも歳を重ねていき、余り散歩にも行かなくなってしまいました。私の父と母も自営業を営んでおり家にいる時間があまりないので散歩に行ってあげれず、兄は興味がないので無視、弟はまだ小学生なので友達と遊ぶ&ゲームで必死みたいで…とりあえず、ハッピーの散歩一つもできなくてボーダーが飼えるわけないと私は思い、その日から散歩に行くようになりました。
家にいるばかりだった私は、散歩に行くようになると、とても良い気分転換になり、いつの間にか日課になっていました😄
ハッピーも嬉しいみたいで、今まで見たことがない表情をみせてくれるようになりました。
しかし、同時にハッピーのボケも多くなっていき、夜は毎日夜泣き、散歩も調子が悪い時はフラフラとするようになりました。
その対策も自然とみんなでたくさん話すようになり、気づいたら話題は犬の話が多くなっていました。
私がくじけそうになった時には、インスタの皆さんに助けられました。
ハッピーを応援してくださったりと、それが私の励みにもなっていました。
そうこうしてるうちに、無事ハッピーも17歳の誕生日を迎えることができました!
その頃になるとだんだん父の考えも変わっていき、ブリーダーさんの事、ボーダーの事なども聞いてくるようになりました。
そしてある日、私がバイトから帰ってきて母と色々話していたら突然、『ボーダー飼うか〜春ぐらいならいいよ、』と不意に言いました。
私は、急なことだったので『え、今なんて言った?』っと固まってしまい、もう一度、取り消し無しね!と約束しました。
母も一緒になって泣いて喜んでくれました。
という感じで何故かこのタイミングでボーダーを飼う許をもらえました!笑笑
それから、12月は親のお店のバイトがたくさん入っていたので休みはあまりなかったのですが、あの一言のおかげでがんばれました。
それと共に、毎日ブリーダーサイトでお気に入りのブリーダーさんの所にボーダーが産まれていないかチェックをしていました。
そして、年が明けた数日後2017年1月6日にお気に入りのブリーダーさんの所でブルーマールの男の子が生まれているのを見つけました!
その日は、ちょうど親のバイトに入っていたので帰りの車の中で生まれていたことを伝えると、じゃあ、とりあえず見学行ってきな!と言ってくれました。
その後すぐに見学希望を出して、ブリーダーさんとのやり取りが始まりました。
見学予定日は、1月16日だったんですが私は、他の人がその子犬に予約金を入れてしまわないか、とても不安で眠れないほどだったので見学に行ったらどうせ即決するだろうと思い、予約金を先に入れることにしました。
見学当日に続く…