BIKE ROOM!!!

ツーリングクラブ「走狼」の情報発進基地

バイクの神様ありがとう

2008年06月24日 | Weblog
2008年6月24日 AM5:00起床
外は肌寒く、じめっとした空気が重い。空は曇っているが徐々に晴れてくるだろう。
私は元来、裸族である。一人の時は、風呂上りはしばらく全裸でフラフラしてるし、バイクだってネイキッド(裸を意味する)だ。だから、目も裸にした。小学校の入学前の健康診断で、目が悪い事が発覚して以来、25年間メガネかコンタクトレンズを使用してきた。バイクに乗るときはもっぱらコンタクトレンズ(乱視が強いのでハードレンズ)なのだが、目が充血するし、ゴミが入ったときの痛みはかなりキツイ。そこで、レーシックなる手術を先週受けてきた。裸眼の視力は0.06と0.07だったけど、手術翌日の検査では1.2と1.5まで回復。今日の午後に、1周間検診と言う事で会社を休んだのだ。

早朝の駐輪場は、静かである。2ヶ月ぶりにカバーを剥がすと、ピカピカに磨かれた我が愛機GSX1400が言う。久しぶりだねって。前回乗ったのは5月の半ば、3回目の車検の帰りだったね。今日は天気が良くなるから、久々に朝練に行こう。そんな会話を心の中で交わす。タイヤの空気圧、灯火類をチェックしミラーを合わせて、ギアを1足に蹴り込んだのはAM5:30少し前であった。

小さい頃は、良くテレビの時代劇を見ていた。あの手のドラマはパターン化されていて、御決まりのパターンがほとんど。私が好きだったのは、悪の商人に雇われて、主人公に3回くらい斬られて果てる“先生”だ。
かの“先生”は大抵、髪の毛がボサボサで、薄汚れた袴姿。爪楊枝なんかをくわえて目つきが悪い。袖に手を入れて腕を組んで、言葉は少くない。もの悲しげな表情からは、時間の都合上、語られる事のない、彼の悲しいストーリーを感じる事ができる。自分を雇った悪の商人がピンチでも、よっぽどでなければ、刀を抜かない。彼が刀を抜く時は主人公と闘う時…すなわち彼が死する時である。その切なき運命。彼は斬られるとき、何を思うのか。病に伏している最愛の妻か、それとも武家に仕えていた頃に仲のよかった侍仲間か…。

早朝の山間を抜ける3桁国道は、徐々に混みはじめる。それまでのハイペースで飛ばす走りは止めて、しばらくのんびりしてみる。そう、刀は抜かない。コンビニで休憩。缶コーヒーとパン。これで十分だ。走ることその物を楽しみたいから、食事の時間がもったいない。
すぐさま、県境の峠道だ。ここで多くの侍が命を落としたのであろう。次々と連続でコーナーが迫り、それを迷いの無いライン取りでトレースする。まるで、流行のクイズ番組みたいだ。簡単な問題を次々と繰り出され、それを即答でこなしていく。ただし、ここでの間違いは直接命にかかわってくる。私は、峠道と問答をしているのだ。次のコーナーはどんな曲がり具合なのか、路面は濡れているのか、砂利が浮いているのか、対向車がはらんで来てはいないか、抜けた先に路上駐車がないか…全て一瞬で判断する。間違っていても即命取りとはならない速度で。

隣りの県に入ったところで、二度目の休憩。さすがに日が高くなってくると、暑い。だが“先生”はどんなに動きにくくても、タスキを掛けるようなマネはしなかった。ゆっくりと目を開き、静かに刀を抜く。その瞳に準主役級が映る事は無い。彼が見据えるのはただ一人、自分を斬る相手である。



バックミラーにZZR-1100が映る。あっという間に背後にはり付かれた所を見ると、かなりの手練とみた。素直に譲ろうかとも思ったが、“先生”ならどうするか?今、刀を抜かずに心の中の悪の商人を守れるのか?
剣の道において、間合いは最も重要である。相手を斬る為には、間合いを詰めなければならないが、同時に自らが斬られる危険も高くなる。その鬩ぎ合い(せめぎあい)。
わざとペースを落とし、奴を引きつける。その刹那、奴はアクセルをワイドオープン…そう、斬りに来たのだ!こちらもアクセルを大きく開ける!騎馬武者の突進の如く、猛然と加速する二台のバイク。勝負はコーナー二つでついた。

果たしてこれで良かったのであろうか。真の侍とは最高の道具である刀を、そう易々と抜くようなマネはしないだろう。最高の敵(かたき)に出会った時こそ、己の魂を込めて刀を抜くのだ。私の中の悪の商人が「先生、お願いします」と言ったのか?否。たとえ言われたとしても、“先生”は人の命令で刀を抜く事は無い。己の武士道に従ってのみ刀を抜く、この奥ゆかしさ。

決して自ら目立つようなマネはしない。基本的には一匹狼であり、徒党を組む時はできる限り後尾に位置する。無用な争いは好まず、己を律する強い心を持つバイク乗り。番組のラスト10分で無念にも斬られる運命の“先生”のスピリットに、少しでも近づく事ができるのでは無いだろうか。



平日の午前中、峠道はどこも空いていて、自分のペースで走る事ができた。2ヶ月ぶりだが、我が愛機はいつも通りの穏やかな表情を崩さず、バイクに乗ると言っても嫌な顔一つしない我妻ロボパンダ(朝はバンザイポーズで爆睡中)。さいたま新都心のビル群が見えた時、無事に家に帰ることが何よりも大切と改めて感じる。ついさっきまで見ていた濃くて深い緑色。いつも立ち寄るコンビニの軒先にできたツバメの巣。AM11:00無事に帰宅。この梅雨の時期に晴れ上がった空を見て、心から思う…

バイクの神様、ありがとう。

今年の新色!

2008年06月20日 | Weblog
たまには、更新しないとね。

世の中いろいろな表現がある。
面白い表現をする人が大勢いますなぁ。
特に「色」については…(エロい意味じゃないよ)。

赤と一口にいっても、イタリアンレッドとか、ローズレッドとか、フェラーリレッドとか…もう言ったもん勝ちみたいなね。そんな赤でも、ワインレッドって言う言葉あるでしょ?
そこから連想して、お酒で色を表現しているのは、シャンパンゴールドってのもあるな。ブルーハワイとかレッドアイってのは…違うな、ありゃ酒の名前だ。

そこで私ひで坊も色の名前を考えました。

ビールイエロー

どうよ、下ネタじゃなくてガッカリしたべ!

信号がビールイエローの時は止まれです とか、
幸せのビールイエローハンカティーフ とか、
風水的にビールイエローはお金がたまります とか、
朝起きて最初のおしっこはすんげービールイエロー とか。

そのうちビールイエローが定着してきたら、

日産GT-R限定色ビールイエローエディション とか、
百式は実はビールイエローだった! とか、
オリンピック、金より凄いビールイエロー とか。

どうよ、ビールイエロー使ってみたいベ?
どおでも良いたわごとでしたとさ。

根暗な僕

2008年06月11日 | Weblog
最近めっきりバイクに乗れず、インドア生活な私です。
そんな時に見つけたこのアニメ。
一見、オタクちゃんが好きそうな感じですが、
メカにバイクが出てくるのですよ。
近未来のドイツを舞台にしたこの作品、なかなか暗いストーリーです。
速く来週にならないかなー。

http://www.blassreiter.com/

ネットで探せば、過去放送分もみれますぜ。

エリンギ!

2008年06月10日 | Weblog
この画像は、エリンギ…ではなく、
我が家のアイドル文鳥の春太郎(ちゅんたろう)です。
ドアップ過ぎて、なんだか分かりませんなぁ…
何が言いたいのかって言うと、

「ちょっと離れて見てみると、良く見えてくる物もあるよ」

って事。