今日は予想では台風7号の来る日。当地直撃コースになっている。来る時間は前日の予報では正午ごろだったが、遅くなっているよう。速度は今朝でも時速10km。台風が上陸して来るときはどんなに遠くても前日でも普通結構強い風が吹き抜ける。今回のは紀伊半島上陸時で気圧975HPで結構強いはずで当地から100kmくらいとかなり近いのだが、昨日は風はほとんど吹かず、雨も全く降らず、ただ暑いだけの夏の日だった。さすがに猛暑日にはならず最高気温は33度だった。
昨夜に少し雨が降ったようだが気温は下がらない。朝の気温は28度、8時を過ぎるころに少し強い風が吹くようになってきた。今日の午後が最接近になるはず。もしかすると目にはいるかも。9時で台風の気圧は980hpで中心は和歌山市、当地まで50kmくらいか、大阪湾を横切りこちらの方に来る。もう暴風圏に入っているがまだ風は強くない。しかしこれからもっとひどくなるだろう。強大な自然の前にはどんな被害が出るか怖れて過ごすしかない。
過去を少しさかのぼると、2017年9月17日夜10時ごろに台風18号が四国から明石付近に再上陸している。風が強かったのと10時過ぎには風も止んでしまったようだったのでその時もしかしたら台風の目に入ったのかも。また、2018年9月4日の台風21号が四国から「非常に強い」状態で神戸に再上陸した。風は強く室戸台風の強風の記録を上回ったったよう。3mを超える高潮があちこちで発生して関空や海際の土地が水浸しになって大きな被害がでた。Gの家では雨漏して雨どいも壊れた。この二つの台風が覚えている限り、台風の目に入ったか近くを通った台風である。
ただGの記憶で一番ひどかったのは2004年9月7日の台風18号で、上陸したのははるか遠い長崎で気圧も950hpくらいだったようだがともかく風の強い台風だった。九州に上陸して日本海に抜けた台風であるが、進路の右側になるこちらでも強風が吹きすさび、家のフェンスが破れその基部のコンクリートが壊れた。外のものが飛んでいくのを防ごうと出て飛ばされそうになった記憶がある。そして夜風呂に入っているときに停電となり翌朝まで暗い中に過ごして仕事に行った記憶がある。海の方から潮風が吹いたため家やまわりの植物は塩害で枯れはてたような記憶がある。近くの神社の森が薄くなって向こうがすけて見えるようになり、昔の緑の森が戻りきるのに何年もかかった。
12時頃。当地から20km以上の淡路市付近に再上陸、向きは南西へ。このまま姫路の方に抜けるのか?有難いことに風雨ともに強くなくセミが鳴き始めて雨も風もさらに弱くなってきた。今が最接近か?
13時ごろ明石付近に上陸したとか。その後少し雨が強くなってきたが風はそれほどでもない。セミはもう鳴かなくなった。もう中心は遠ざかり始めているようだ。少し風も出てきたような気がするが台風というようなものではない。もう多分このまま穏やかに過ぎ去るだろう。14時にはもっと内陸の小野市あたりとか。少し雨が強くなってきたが大したことはない。普通の雨の天気だった。その後5時過ぎにまた風が今までより強くなって遠くに台風がいるような感じになってきた。それも時間とともに弱くなり、ありがたいことにほとんど被害もなく台風7号は行ってしまった。
以上が台風7号の体験。久しぶりに雨が降りカラカラの大地が潤ったし、今日は昼でも30度に届かない涼しさを味わうことができた。また被害もないのが何より良かった。最高気温は0時の30度で昨夜は暑かった。その後下がって最低気温は夕方5時ごろの25度だった。
25-30,0,,0