カプリシオサス

あちらこちらで目にした雑事点景もろもろ拾遺。
日々時折思いついた「ことの葉」の備忘録。

八ヶ岳エリア再訪続々続。

2013-07-28 11:06:40 | 国内旅行記

訪れる車もまばらな八ヶ岳横断道路を東に向かって走り、

ふと道路わきの案内板が目に付き、いったん停車。

結構な標高の道路を走ってるんだなと、妙に感激。

その先はリゾートエリア、それ風の施設が点在するエリアを抜け国道に、

さらに、旧道へと向かい、樹林のなかのワインディングロードを走ることしばし、

視界が開けたと思うまもなく、長野県に入り、旅番組定番スポットへ、

JR最高地点の踏み切り、傍らに鉄道神社と。

   

週末やシーズンには観光客があふれかえるのではと思いつつ、

記念写真を撮りこの地を後に。

信濃川上エリアの田園風景を眺めながら、前方遠くに、見え隠れする山影をめざす。

今回もまた意識する間もなく、県境の信州峠を通過し、再度山梨県内に。

以前訪れた山間の村落にあるそば屋さんを探しつつ、

本道からはずれ細い道へ向かうが、記憶にある景色とちょっと違っていて、戸惑う。

   

たまたまた畑仕事していた、男性とおばさんに、

「そば屋さんはどにありますか」と尋ねる。

「ほぼ道なりに走ればありますよ」とのことで、一安心。

道の両側の畑に、こんな可憐な花がたくさん咲いていて、

目指す店が隠されていたようだ。

  

さらにこの花は何ですかと聞くと、「ハナマメだよ」???

「これから行かれるそば屋さんで食べられますよ」とも教えてくれた。

その地からほんのわずかで到着。

前回偶然見つけておそばを食べ、記憶に残っていたそのままの佇まい、

若干綺麗になってるかな?

山間の集落のはずれに、ぽつんと立っているといういい雰囲気、

この2人のおばちゃんが、いそいそと働いています。

素朴な味のおそばで好感ありでした、

気さくなおばちゃんとおしゃべりも楽しめて、

お店の由来が、これから向かう地域との密接なつながりがあることなどを伺う。

左手の旧道から出てきて右手の国道への合流地点。

国道に入りしばし山間の道路を走り、県営の「みずがき山公園」へ向かう。

大きな駐車場に車をとめ、見上げると、岩がごつごつした山肌が圧巻。

  

さらに斜面を登っていくさまが「亀」に見えるとのことで、まんま「亀岩」が!

    

レストハウスで見つけました(@_@)

「ハナマメ」が「花豆」ということを知りました(^_-)

しばし、みずがき山「瑞牆山」の奇岩を堪能し、

またいつの日にかと思いつつその地を後に。

両側に山が迫る道を進み、かなり走った先、トンネルを越えた先右手に水面が、

国道をそれ湖畔周回道路へ、ダムサイトから見下ろすと結構怖い(@_@)

  

この湖が、おばちゃんたちのおそば屋さんと密接なつながりが。

20数年前ダム建設計画が発表され、

当時この地区にあった集落が水の底に沈むことになったそうで、

長い事住みなれ、複雑な思い抱えつつ、全住民が高台に移転、

歴史あるその地を、離れていく人々と、その町の記録を残そうと、

長いこと時間をかけて写真に撮っていた方が、

足を伸ばし、おばちゃんたちの集落に立ち寄り、

当時出会った地主さんに、

「この地で蕎麦屋を開いたら」と、熱心に勧められ、

そば作り方、そば汁の味から、店作りのノウハウをすべて教えてくれたそうです、

その方は、山梨でも老舗のお蕎麦屋さんとのことで、

水没してなくなってしまう集落への思い入れとともに、

その思いが根好き、

近隣の小さな集落に、たった一軒だけのおそば屋さんが開店し、

20年過ぎた今では、このエリアを訪れる人々のオアシスに。

伊藤さんという方だったと聞きましたがうろ覚えです。定かでありません。

「塩川ダム」の写真集も出されていて、

おばちゃんたちのおそば屋さんの店内にもおいてありました。

今回再訪で、塩川ダム/みずがき湖の名が、

あらためて記憶に残った旅になったなと。

 

 

 

 

 

 


遠くの地の出来事

2013-07-26 11:14:04 | Weblog

まさかの大きな事故、

サンチャゴ・デ・コンポステーラ!

この地名をこんな報道で目にするとは、びっくり(@_@)

5年前、行ってくるよとー(^_^)/~

と、1年前の7月、もっと遠くに旅立った友が、

我が憧れの地への巡礼道をたどって行くってうらやましーぞー(^_-)

と、羨望を込め見送り、後日の土産話を期待してた。

その後友からは音沙汰なく、現地リポートも聞けぬままに。

 聖地の名はしばし忘れていて、どこかのテレビ局の旅番組でかすかに見かけたぐらい。

なんとその地へ向かう列車が、大きな事故に。

大勢の方が亡くなり、大怪我をした人々もかなりいるとのこと、

冥福を祈ります。

友が見たであろうその地からの報道画像を見るに、思い複雑。

不帰の地へ旅立ってから、奇しくも今月で早1年。

旅好きの友、はたして何処から眺めているのか。

「サンチャゴ・デ・コンポステーラ」忘れえぬ地になった。

合掌。

 


八ヶ岳エリア再訪続々。

2013-07-24 10:24:07 | 国内旅行記

続に続き、続々を。

三分一湧水現場?のすぐそばに「三分一湧水館」という観光施設があり、

       

その中に別の場所からの湧水を引いて、自由に飲める蛇口がありました。

      

思ったほど冷たくなかったのですが、やさしいまろやかな感じがしました。

2リットルのペットボトル1ダース分に、その水を汲んでいる先客があり、

炊飯やコーヒー淹れるとのこと。

平日の観光地は、立ち寄り客もまばらで、ゆったり時間をすごせ、

さらに山へむかって走っていきました。

残念ながら、観光案内板にあった写真の綺麗な眺望は、雲がベールを(>_<)

 

道路の両側、林の中には別荘が点在していて、こんなかわいい別荘?も(^_-)

     

以前このエリアに来たときも眺めに行ったところへ一応むかいます。

遠い昔に見た駅舎。

とはかなり趣が変わりましたが、

それなりにかわいい駅のイメージは残ってるかな?

   

映画やテレビドラマのシーンに出てくることも多く、有名になりすぎたかも。

ブログ書き人、特に巷間認知されてるところの、

「鉄」マニアということではありませんが、駅舎サラウンディングと、

運がよければ、発着する列車さらに乗降客の往来等々生活感散見と、

現地&現場訪問記念アリバイ写真を撮り、私的未来記憶遺産への蒐集(^_-)

さらに道路はのぼっていき、一応現在地確認と向かうべき方向を確かめます。

八ヶ岳横断道路に入り東方面へ快適に走行、

視界が開けた左手の斜面になにやら見えてきました、

   

まきば公園という道路を挟んだ広ーい放牧地の駐車場に車を止め小休止。 

まさに旬のと!拝みました(^_-)

ちなみに駐車場から下方、山麓へも牧草地帯が広がってました。

やはりの、ソフトクリームを食べ出発。

このエリアといえば?コレでしょっ!観光ポスター、旅番組定番スポット。東沢大橋。

4年前と若干テイスト変わったかな、

八ヶ岳エリア再訪続続編はこれまで。

さらに続続続へ。

 

 

 


八ヶ岳エリア再訪「続」

2013-07-22 11:17:19 | なんとなく

八ヶ岳エリア再訪「続」

朝早く目が覚め、宿の屋上から見渡してみたが、雲がたなびいていた、

すばらしい眺望を期待したが残念な感じ、

バイキングスタイルの朝食を食べる、

数多い食べ物を目だけは欲張っても、

そろそろ限界を自覚しなければなーとおもいつつも、

結構なボリュームで摂取、満腹になり猛省(>_<)

施設内遊歩道を散策し、部屋に戻り身支度をしてチェックアウト、

いざ出発、これという目的もないので、フロントで勧められた地へ向かう。

三分一湧水という名水が見られるとのことで、八ヶ岳を目標に長ーい上り道を、

国道沿いに大きな案内板を見つけ、駐車場に入る、平日の朝ということで、

数台しかとまっておらず、ゆったりとした感じ。

車を下り、湧水見物に。

木道がしつらえてあり、その脇の細い水路に自生か植栽か不明ながら、

さまざまな植物が見られた。

なだらかな勾配を歩くこと数分で、湧き出してる源に到着、

なんてことない小さな池でこれが!

と、思いつつ、流れに沿って下流方向を見たら、

なんと、見事な水路コントロール施設が。

一本の流れが、まず溜池に注ぎ込み、その中ほどに、

三角形の石が設置され、左手方向、直進方向そして右手方向へと、

 

公平に水が分配されていく様が見事。

三分一、一分三?どちらかなと。

命の水は大事ということで、下流の各地区になかよく流して平等に。

感心しながらその場を後に、別の湧水から引いた飲用水の味見に。

先客が、2リットルのペットボトル6本入りダンボール2箱分の水を仕入れてました。

聞いたところによると、ご飯炊きとコーヒー淹れに使うとのこと。

やわらかい味がしました、それほど冷たくなかったのは意外。

 

 

 

 


八ヶ岳エリア再訪

2013-07-17 14:28:10 | 国内外旅行き
突然の思いつきで、
八ヶ岳エリア再訪へ、
始まりは車が始動せずから、
とうとうバッテリー使用限界かと、
憂いてるわけにもいかず、何とかせねばと、
手を尽くし何とか窮地を脱し出発。
3連休の最終日、
当然のごとく中央高速の上り線は、
かわいそうなくらいの渋滞の帯が伸びていた。
その車の行列を横目に下り線は順調な流れ。
談合坂SAで休憩。意外なほど混雑していたが、
出だしのつまずきはさして影響なしで、
ゆっくり休み、再出発。
連日の猛暑日を記録していた甲府市内を見ながら、
「盆地特有の気候は大変なんだろうなー」
と思いつつ先へと進む。
久しぶりの中央高速は距離感を忘れていたが、
スムースな走行でいつの間にやら目的出口へ。
一般道に流出し、それほど急がなくてもと思い、
目の前にあったスーパーをちょっと覗いてみる、
けっこう地元の買い物客でにぎわっていたが、
値段は高いのか安いのか判断つかず。
しばし時間をつぶし、宿へと向かう。
毎回、目と鼻の先まで来て間違ってしまう。
今度もまた、同じミスをしてずいぶん遠回りしてしまった。
チェックインを済ませ、館内を歩いたが、
休日のせいか宿泊客は少ないなーの印象。
入浴を済ませ、夕食時間にレストランに行く。
席について場内を眺めていたら、
かなり大勢が入ってきて、ほぼ満席に。
和食の料理は種類も豊富で味もよく、
満足できた。