「うまくいった」と思っていた
フォークシール交換ですが、
意外な落とし穴がまってました。
ちょっと恥ずかしいのですが、
結局3日ほどかけて4回もばらすことになりました
■作業1回目(車体から取り外し→フォークばらし→シール交換→フォーク組み直し→車体に取り付け)■
ヤフオクで43mmの汎用品を購入。
もちろん該当車種であることを確認済。
早速シールを組み付けてみたが
シールの厚みが大きく(11mm)
シールを上から固定するクリップがフォークに入らなくなる
仕方なくこのシールの使用は諦める。
ヤフオクでもう少し薄いシール(9.5mm)を発見。
これなら大丈夫そうとすかさず注文。
車体をジャッキアップしたままにするわけにはいかないので
新しいシールが届くまで
とりあえずフォークを組みなおしてバイクを元の姿に戻しておく。
(もちろんフォークオイルは未注入)
■作業2回目(車体から取り外し→フォークばらし→シール交換→フォーク組み直し→車体に取り付け→試走)■
数日後新たなシールが届く
早速作業に取り掛かる。
今度は厚みは問題ない。
但し、シールをフォークパイプに嵌め込むとき少しきつい
僅かではあるがシールの内径が小さい様子。
少し強めに押し込んで(もちろんシール部を傷つけないように丁寧に)なんとか入る。
フォークを組み直し手でストロークさせたところ問題なし。
早速車体に組み込んで試走。
が、あっという間にだだ漏れ
■作業3回目(車体から取り外し→フォークばらし→シール交換→フォーク組み直し→車体に取り付け→試走)■
なんかしくじったかな?と思い、
2回目の作業をもう一度少し慎重に再度行う(2回目も慎重だったが・・・)
フォークシールは2個1セットなので、最後のチャンス。
やはりフォークシールの嵌め込みが僅かにきつい。
結局、今回も試走中あっという間にだだ漏れ
どうやら、シールの内径が小さいゆえにストレスがかかり、すぐにシールがダメになる様子。
■作業4回目(車体から取り外し→フォークばらし→シール交換→フォーク組み直し→車体に取り付け→試走)■
体力的に限界に近づき、半分あきらめかけたところで、
最初に購入したシールは厚みは大きいが内径はちょうどよかったことを思い出す。
そこで、試しに、ルーターで最初に購入したシール上面の外周縁部を削ることにした。
やはり、最初のシールはフォークパイプへの嵌め込みはスムース。
シールを削ったことにより、クリップも取り付けることができるようになった。
早速50km程試走したが問題なし。
今度こそ大丈夫な様子
但し「シールの一部を削る」という荒業を使ったため
今後のことを考えて純正部品を注文しました。
暇を見て組みなおそうと思います
<結論>
ヤフオク部品は結局高くつく。
お店にたのめば部品代込で1万円くらいでやってくれるので
手間を考えればそっちの方がよいかもね。
まぁ今回の作業を通していろいろと勉強になりました。
最後の方には一連の作業(フォークを車体から取り外し→フォークを車体に取り付け)を
1時間位でできるようになりました(笑)
苦労した分
治ったときの喜びは大きいです