木戸・旅・背戸

旅の記録です。

2012/9/27 鎌倉・江の島バックパッカー 四日目

2013-01-22 00:54:11 | 
 4日目です。起きたのは何時だったろう…
 とりあえず、今回初めて漫画喫茶以外で迎える旅先の朝。そういう意味ではやたらと新鮮だったのだとは思うのだけれど、当然一般人の朝は忙しいので気が付いたら家を出ていました。
 とりあえず、今日は宿泊代が浮いたので助かりました!
 駅まで歩いて行き(かなり急ぎ足)自分はその辺を散策しながら途中で電車に乗ることにし、そこで別れた。
 いつだかはわからないけどまた会うような気がするー。というか会おう!
 
 駅近くはこんな感じ 田園と、低い山と電車の路線 自分が好きな風景だと思った。
場所関係ないけど、少しリリィシュシュみたいだなと思った。
 他には神社とか、公園とかがあったら立ち寄りたかった。なんとなく適当に、でも線路から大きくはずれない道を選んで歩く。というか、昨日痛かった足(左足アキレス腱のあたり)がまた少し痛かったので普通に座って休みたかった。
 地図を見ると近くに公園が見つかった。よし、ここに行ってみよう。と思ったが、行ってみるとすごく小さかったので休めなかった。次に鈴川公園というのを見つけたが、こちらはほぼ野球場だった。

でもベンチがあったので座って休めた。
まあ、今日はもうそんなに歩く予定でないので大丈夫だよなー、と思ったが、一応応急処置をしておく。
 ここでハイドレーションパックの水が切れる。忘れちゃいけない、今回大活躍のハイドレーション。買うだけの価値は十分ありました。毎回ボトルを取り出して飲む手間を考えればどれだけのストレスが減らせたことか。容量もかなり大きいし便利ですねー。
 さて、そろそろ電車に乗る方向で駅を探すかーと思い、地図を見る。田園から登って少し広い通りに出ると、あとはひたすらまっすぐ。田舎道と、こういったハイウェイを両方歩くというバランスがいいと思った。
 ローソンストア100があったのでとりあえず入る。首都圏以外では見ないけど、この店は本当に便利だなーと思う。安い、長い、広い。確かコーヒーとSDリーダ/ライタを買った。あとは朝ごはんとしてパンか何か
 そこから、今度は軽く住宅街に入ってしばらく歩くと 駅が見えた。ここから、また東京に戻ろう…

 伊勢原駅前にて 9:36 11199歩
 大きい駅ではないけど、なんとなく二階建てで豪華だと思った。ホームも含めて全体的に、小田急線は都会的でこれから東京に戻るんだなーという実感を与えてくれ、それがよくもあり場合によっては悪くもあり。

 10:01分発 各駅停車 新宿行きに乗り込む。
 想定外だったけど、今回はこの地に来れてよかったです。
 さて、車内でまた知人と連絡をとる。お土産を渡す約束をしていたので 
結局、因縁の(?)高田馬場駅で待ち合わせることに。
全然関係ないけれど、「紙類が曲がらないための何らかの措置」が必要だと思った。
伊勢原駅ー相模大野駅 270円。そこから新宿まで乗り越して300円。
JRの切符が130円。

新宿駅ホーム
新宿から、山手線に乗り換えて高田馬場へ。新宿駅に来ると、ザ・東京に来た感じがあまりにも強くて嬉しいような、さびしいような複雑な気分なのでした。
とりあえず、さっさと移動しましょう

高田馬場駅ホーム
 でも、普通にその時いる場所から遠かったので結構歩かせてしまった。 
通り道だし、こっちから出向けばよかったですね(-_-;)
 途中早稲田松竹という映画館(ミニシアター)に通りかかり、話を聞くとかなり行きたくなった。今回は行かないけど、こういうミニシアターとか、美術館博物館めぐりもしたいと思った。今度東京に来たら、というか定期的に、自主的に行こうと思った。特に、個人的には写真博物館に行きたい。
 知人とは、途中の交差点で別れた。自分はそれから鬼子母神に行って帰ることに。今回の旅のしめくくりとしてふさわしいのかどうかは知らないけど、地図を見ていたら行きたくなったので。というか、初日に行きたかったけど位置関係的に断念した場所なので。由来とかは特に知らないけどたぶん今の自分とはあまり関係ないでしょう。半分は写真を撮りに行くようなものだしな…
 鬼子母神は目白駅が最寄りなので二駅間くらい歩くことに。でも思ったよりたいした距離ではなかった。
 途中面白そうな本屋を発見。ただ、大荷物で入れないので外から見るだけでとどめることに。外にも結構本が多く並んでいました。
 
 鬼子母神に着くと、そこまで広くはなく一見普通の神社といった風情だった。というか、由来も何も知らないのに来ても意味があるのか?って今更思った。
とりあえずというか、写真だけは撮っておきましょう。
 
 鬼子母神 本殿

 裏側も撮っておきました。
 一通り満足したので鬼子母神を後にし、池袋駅へ。何をするかというと、最後の腹ごしらえというか昼食。
 朝ごはんは適当に済ませたし、最後にラーメンを食べようと画策。これこそが旅の締めに相応しいと言っても過言ではない…!よね。
ラーメン屋はやたら多いのでどこにしようか迷う。昼時なので並んでいるところもある。並ぶのが嫌というわけではないのだけれど、並んでいる店だからいいというわけでもない。外観や店の雰囲気、何より好みで選ぶことにした。ちなみに、自分が好きなのは濃厚なこってり豚骨ラーメン。豚骨のラーメン屋さんも結構あったような…
 結局、ばんからら~めんに決定
 
 ラーメン屋さんって狭い店も多いから(特に駅前)大荷物の時はそれだけで気を遣い入りづらい場合もある。でも、この店は比較的余裕があり、その点では心配なかったのでよかった。
 ラーメンは普通のばんからを注文。
 
 鎌倉ではみそラーメンを食べてそちらもよかったけど、やっぱり自分はとんこつに帰ってくるなあと思った。
 食べた後は駅へ。とうとうこの旅も終りか。たった四日間だけどすごく長かった気がした。本当の意味で終わるのは家に着くときなのか、それとも何年か後なのかわからないけど とりあえず非日常はもうすぐ終わる。

 池袋駅前

池袋駅改札内 18777歩

 電車に乗り込み、当然はじめからは座れない。膝が少し疲れたし、アキレス腱もやはり少し痛いので座りたい。座れない。と思ったら目の前の席が空いて座れたのでついてました。混む時間でもなかったからかな?
 途中、大宮~上尾間あたりで急激に眠くなる。
 いつもの籠原トラップにはまり(群馬あるある)移動を余儀なくされるも、それ以外は多分ほとんど寝ていました。やっぱり疲れていたのでしょう。気づいたらもう神保原でした
 高崎に付き、今度は両毛線に乗り換え。16:06 高崎発 桐生行き に乗り込む。
 そして、ここまで来れば自宅最寄りの前橋駅まではあっという間。あっという間に日常に帰ってきた。帰ってきてしまった。

 前橋駅ホーム 20464歩
 でも、こうやって見ると近所の駅もまた違って見えるなあ~とかそれはこじつけか、非日常的な気分を少しでも長く味わいたいだけなのか、たぶん両方だと思うけどとにかく違って見えた気がしました。

 改札を出て、また自宅まで歩く。この時に、下手に最短距離を通るのはもったいないし味気ない。どうせなら普段歩かないような道を歩いて悪あがきしよう。

 やっぱり、旅がまだ終わって欲しくなかったんでしょう。それでも、当然のことながら確実に自宅は近付く。普段通らないような道を通っても、やはり限界はある。ある地点まで来たとき、非日常から日常へと帰ってきたことをはっきりと認識されられた。自転車旅だとひたすら疲れてボロボロだからもう早く家で眠りたいとかいう気持ちが先に立つのに、やっぱり電車で移動なのでそんなに疲れてないからか。そう思うとなんだか複雑。長く旅していたいというのはあるれど、やっぱり確実に疲れるしどこかで無理がくる。帰りは疲れ切って「もう二度と行きたくない」と思うくらいがちょうどいいのかもしれない。まあ、そう思ってもまた行くんですけど(笑)
 17:31 25883歩
 自宅に着くと誰もいなかった。荷物を整理し…その後は覚えていない。そうそう、ちょうど夕暮れの時間だった。でも、江ノ島のあの夕焼けとは比較にならなかった。早くも、江ノ島よかったなあって思う。
 今回の旅は初バックパック旅行ということで、幸い大きなトラブルもなく途中で人と会うこともでき 充実した旅だったと思う。後で思い返してもあれはよかったなあと思えるような旅かどうかという基準なら、十分それにあてはまると思う。
 最後に、ここまで読んでくれてありがとうございました。冗長で退屈だったと思いますが、少しでもましな文をかけるように、そしてましな写真を撮れるように日々精進していきます。それでは、また会う日までごきげんようさようなら!

2012/9/26 鎌倉・江の島バックパッカー 三日目

2013-01-22 00:52:05 | 
漫画喫茶にて、8:18起床、というかまさかの寝坊。昨日の疲れか…
8:38チェックアウト、超過料金280円。
大寝坊というほどではないにしても、少し凹む。金銭的というよりも、気分的に痛い。
「これから一日が始まる」という時においてやっぱり余裕を持ってスタートできるか、あたふたして準備もままならないかでは雲泥の差。
それがわかっているので、起きた時点で時間オーバーにもかかわらず心にゆとりを持つことを意識して準備した。こういう場合は、目先の時間やお金よりもその方が大事だと思う。しつこいようだけどゆとりがないと何も楽しめないしね!
 さて、今日はこの地でどうしようか。だいたいのプランはできている。現在地は藤沢で江ノ電の終着駅、こちらには寺社仏閣もあまりない。寺社仏閣がメインではなく江ノ電に乗ることとか、海岸線を歩くこととか、トレッキングコースを利用するとかやりたいことはたくさんある。これらから総合的に考えて
「江ノ電で鎌倉駅に戻り、天園ハイキングコースを経て、その辺りの寺社仏閣を見てから海岸線を歩く、モノレールにも乗る」という超欲張りコース。
 まずは早速、昨日は買えなかった鎌倉・江ノ島パスを買うべく藤沢駅へ!

藤沢駅

パスゲット!
このパスが江ノ電の駅で売ってないのはどういうことなんだろう笑
 さて、これで江ノ電と湘南モノレールが乗り放題!それはそうと、藤沢駅では早速修学旅行生の集団に会った。シーズンだからなんだろうけど、まさに今回の旅は修学旅行生と共にあり。向こうにとっては迷惑な話。
藤沢駅はさすがというか、ターミナルステーションだけあって大きいし駅前も栄えていました。旅情を感じる場所の他に、こういう場所も旅には必要ですよね。
 
駅においてあるパンフなんかも適当にもらいつつ、路線のホームへ。昨日は長谷~江ノ島間のみ乗ったけど、今日はひとまず藤沢~鎌倉まで全区間乗り、江ノ電と海岸線の風景を堪能の予定。早速楽しみ!
江ノ電の車両も何種類かあるらしく、昨日偶然乗ることができた車両はいかにもって感じで好きです。昨日乗れたのは運がよかったのだと思う知らないけど。
 自分は旅の間は割と奇異な(いかにもな)恰好をしていると思うのだけれど、別段恥ずかしさはない。気持ちが違うからだろうか。いわゆる「旅モード」というやつなのか。それだけでなく、普段よりも有効に時間や機会を使えている気がするし、何より楽しい。
非日常だからだと思うけれど、日常でも常にこうだったらいろいろ違っていたのかな、とか思いつつ、そうだったら逆にいけないのかとか。難しい問題
 さてさて、車内ではパンフを見つつ、今日どうするかのプランを練る。車内は平日ということもあって混んでいないし、景色はもちろん最高。今日という日への期待も嫌が応にも高まる。ところで今回一番活躍したと言っても過言ではないのがこのパンフレットの地図。鎌倉、湘南周辺、江ノ電と湘南モノレールの周辺についてわかりやすく解説してあり一目でよくわかる。旅先で手に取ったこのパンフひとつ、あるかないかで影響もあったと考えればまさに「思いがけない出会い」ってやつなのか。もちろん大げさだけど、人と人との出会いで同じようなことがあれば強烈に印象に残るだろうなあーと思った。思えば昨日江ノ島に行こうと決めたのも知人に聞いたからということもあり、これもその一つと考えたら大げさなのかな?
 、 、と経由して江ノ島駅に着くと、昨日いたところなのに「帰ってきた。江ノ島よかったなあ」とまた実感。今回はもう行かないだろうけど、また今度是非改めて来たい!
 それからは、昨日通った路線を逆方向へ。昨日見た景色も反対方向から見るとまた違ったものに見えるというのもあり、同じように感じられるということもありいずれにしても感無量。
 電車に乗る前、神奈川在住の友人より連絡。昨日は会うのを断念したので、今日はどうしようか。久しぶりだし、会いたい気持ちはもちろんあるが、スケジュール的にどうか。また後で検討するとして、こうしたやりとりももちろんまた一興。前は日常的に会っていた人も、時間が経って環境が変わり旅先で会うのでは全く違った味わいになることは間違いない。夕方くらいまでに予定を消化できれば、正直鎌倉にそれ以上いなくてもいいので、
そういう方向で検討。
 電車に乗る前には、ふと忘れ物がないか、とかつい考えてしまう。普段忘れ物が多いだけに、こういう時にそういうことをするとまさに致命的。初日の二の舞になってしまうので。そのこと自体より、せっかく順調にきていたのにそれが狂うことで大いに気分的にダメージを負うため。
それなので、とにかくトラブルが起こらない、気持ちに余裕があるということがなんといっても一番大事。でも、心配ばかりしていてもはじまらないのでひとまず電車に乗り込む。

 9:40鎌倉駅着。1327歩。
 当然のことながら、まだ全然歩いていない。それよりも、気になるのはかかとと小指の違和感である。これだけ歩いていれば、いくら自分の足に合った靴をはいていてもずれは生じる可能性がある。その上、長い間履いているというわけでもないのでこれくらいは仕方ないか…と思いつつ、駅のトイレへ。こういう時のために、もちろん備えはしてある。靴と靴下を脱ぎ、テーピングと絆創膏で処置。
 鎌倉駅は、今回の旅3日目にしてようやく訪れた。人がはけた後のホームの雰囲気や、終点駅ならではの線路の端も含めてまたよい。改札を通って外に出ると、あわや観光地ならではの喧騒へ。鎌倉駅は、外観もレトロでシンプルでよい感じ。

 しかしながら、いつものことながら「いかにも観光地」という雰囲気はあまり好きではない。少しだけならいいんだけどね。早速目的地に向かうことに。
 はじめの目的地は銭洗弁天堂。昨日も訪れた場所だが、昨日高徳院(大仏)でも悩み、旅のお土産はやはり銭洗弁天のお守りにすると決定。お金もまた洗い、自分のお守りも欲しかったので。そしてそれだけでなく、昨日北鎌倉駅から到達したことと今日鎌倉駅から向かうことではまた違う。その過程もすべて含めて旅なのである。
昨日はお参りの順序も適当だったしね(笑)よく見ると、旅行情報誌に書いてありました
 途中、外人のバックパッカーと遭遇、自分の前を歩いていました。今回の旅では修学旅行生と外国人観光客によく会うのだけれど、ソロのバックパッカーははじめて。自分のよりも一回り大きいものを背負っていました。一方足元はなぜかサンダルだったので、そこにはこだわらないんだ…と思ってやや複雑な気持ちに。もしかしてこだわった結果そうなのかもしれないけど、よくわかりません。

 鎌倉駅からは、少し離れるとあっという間に喧騒を抜ける。そもそも喧騒というほどのものでもないけど。一般の観光客の人はどういうルートをたどるのだろう?と、少し興味もあったりなかったり。徒歩で移動するのは最小限の気がするから、おそらくそこではバッティングしないのだと思う。有名な寺社仏閣ではわんさといるけどね!
 途中でまた修学旅行生と遭遇、しばらく並んで歩く。鎌倉の街並みを見つつ、子供たちも少し観察してみる。そこまで太い道ではないのできちっと並んで歩いているというよりは、ある程度の隊列を保ちつつ自由に動いている感じ。転んでひざをすりむいている子供なんかもいて、痛そうだなあと思う反面なぜかほほえましくもあったり。昨日元覚寺で会った一行よりもいかにも小学生ぽくていいと思った。だからといってずっと一緒に歩くつもりのないのだけど…と思っていたら、 に入って行ってうまい具合に別れた。これだけいると、今回の旅でまた会っている人や集団もいるのかもなあ、とか思ったり。
 このあたりの裏道は、それはそれで雰囲気があって好きだった。天候も上々。目的地の銭洗弁財天まではそれなりに遠いのかなあと思っていたら、この坂に行き着いた。

勾配はかなりのもの、それも昨日行ったのでわかっているつもりだったけど。でも辛いとか嫌だというよりは、その過程も楽しめたのは心にゆとりがあるからだろうな。
 ここでも修学旅行生、ただし団体ではなく班別の一行に会った。(坂がきつそうでした)
修学旅行はどちらかといえば、やはり班別行動が醍醐味だと思う。
 この坂を上ると、二度目の銭洗弁財天に到着。お土産を売っている時間なんかは決まっているので、時間もいい感じだ。昨日来た場所なので、改めて一通りまわるようなことはしない。早速お土産を検討。目当ての根付はあるかなと…
 一通り見たが、よくわからなかった。少なくとも、昨日インターネットで確認したものはないようだ。あれれ、どうしよう。根付はどれですかと聞いてみると、ストラップは全部そうだということ。確かに現代では同じようなものというか、根付の現代版がストラップですよねえ。と妙に納得したが、その中で気に入ったものはナシ。うーんどうしよう、残念だけど仕方ない、諦めるかと思ったが、不意にお守りが目に留った。小判のデザインで小型のもの。しかもむき出しでなく紙で包んであるため見た目もよい。買うとしたらこれだな、と思い一回検討することに。とりあえずお金を洗ってこよう。
 
 昨日はあまり写真も撮らない(というか混んでいて撮れない)ということもあり、空いている午前中に来るというのはまた違ってよいと思った。ところで昨日は順序も適当で勝手にザルを借りて洗っていたりしたのだけれど、本当は正式な手順というか作法というか、とにかくあるそうな。まず線香とロウソクを購入し、ザルを借りる。ロウソクから線香に火を移して供える。次に御社にお参り。
 そして、中にも御社があるのでお参り。そしてお金を洗う。でも、これを知っていてその通りにする人の方が圧倒的に少ないと思う。どうせなのでこういった儀式めいたことをすることも一興だと思うし、その方が御利益もありそうな気がするので訪れる方にはオススメです。

 さて、お金を洗っている間にある考えが思い当たる。それは、小銭を洗うのもアリだな、ということ。ついでにスーベニアメダルも。それだけでなく、ここで洗った小銭とお守りをセットにしたらいいお土産になるのではないかと。昨日インターネットで見た根付もここで洗った五円玉だそうだし。あわてて小銭を確認すると、うまい具合に10円玉がたくさんある。10円玉は安価だし、重厚感があるし5円玉と並んでお守りに最適だと思った。5円玉は一枚だけ持っていたので自分用にすることに。しかし、ここで事件発生!
 ザルは古いものもあるので、穴があいていたりするものも、あったみたいで…自分が使っていたのもそうだったみたいで。お札なら落ちないんですけどね(――〆)
 しかも、落ちたのがよりによって「5円玉」5円玉はご存じのように「ご縁」とかけて演技がよく、お賽銭に使われたりします。つまり、まさに「ご縁」を落としたと連想するのは容易いでしょう。これには凹んだ。よく確認しなかった自分のミスなんだけど、たくさんある中でたった一枚の五円玉を落としたことには特別な意味があるような気がしてならず、おみくじで大凶を引くより凹んだ。引いたことないけど
 まあ、誰との「ご縁」がそんなに大事なんだって話だけど笑 要するに人間関係。
 ちなみにここでは(当然だけど)落ちている小銭を落ちていることは禁止されています。賽銭泥棒みたいなもんだからね!しかも、腕を伸ばせば届くものの結構深い。ここで拾うかどうかは本気で悩んだ。いっそお賽銭のつもりでここに置いていくか。しかし、ご縁を「落とした」に加えて「置いてきた」って…縁起が悪すぎる!
 なので、覚悟を決めて拾うことに← 
結局拾って正解だったのかどうかはよくわからないけど、おそらく落とした時点で終わってたんでしょう笑
 さて、いつまでも気にしても仕方がないのでお守りを買って、予定通り10円玉と組み合わせお土産に。これでお土産は完璧!たぶん。あと、持ち歩くお土産用ケースがあるとよいと思いました。それと、今回のように寺社仏閣を訪れる予定のある時は小銭入れもよいかもね!
 銭洗弁天を後にし、昨日は通らなかった切通通りへ。ここの由来は
 昨日来て通らず、また来て通るのもまたなんだか不思議だったが、ここは割と本気で山道。勾配もきついし道も荒い。軽装で歩きづらい靴とかはオススメしません。

 ここを通り抜けると今度は下り坂。急な下り坂もそれはそれで、楽ではありませんね。勢いがつきすぎるのと、足の別の筋肉を使うのと、バランスをとるのとで。ゆるい下り坂が一番楽だと思うけど、個人的には普通に平地が好きだと思う。

 さて、続いては天園ハイキングコースを目指す。地図によると建長寺の脇を通るらしいが、それらしい道はナシ。建長寺の案内板を見る限りでは、なんと建長寺の奥から入るらしい。まさかハイキングコース有料とは思わなかった…と思ったが、まあ建長寺拝観も悪くないかと思って突入。昨日行った元覚寺も広かったけど、建長寺は更に広い!
 とりあえずだいたいの感じで見て奥に行こうと思った。

建長寺入口
 では、お坊さんが大勢集まって読経?をしていた。ちょうどタイミングがよかったな、と思った。
 

 途中、 というところがあった。あまり人がいない感じで自分は好きだと思った。

 さて、どこからハイキングコースに入るのか…なんかだんだん境内の外に来てないか?と思ったが、実際どこまでが建長寺だったのか未だに正確にわからない、というくらい広い。でも、確実に山道になっているしところどころ「天園ハイキングコース」の案内板も見える。確実に道は険しく、石段や林、竹林を両脇に携えて雰囲気をは十分出しつつ結局どこからが「天園ハイキングコース」だったのか笑

 たいして重要なことではないかもしれないが、個人的にははっきりここから!という確信と、そこでの写真が一枚欲しかった。
 さて、本格的になると境内よりは確実に人は減るものの、それでも確実にいる。間違えて迷い込んできた人たちはどこでひきかえすのだろうと思うと、やっぱり不親切なんじゃないか?と少しだけ思った。今回自分には関係ないけどね!
 それはそうと、ある程度登ると展望台がありそこからの眺めは素晴らしかった。

 建長寺を一望できるのもそうだし、違う方向では、天気がよければ富士山も見えるそう。実際微かには見えた気がしたけど、この写真ではよくわからない。やっぱり一眼欲しいなあとまた思った。

ここからも石段とか、石畳とか、烏の像とか、旗とかあってまだ十分お寺っぽい。ということはまだここは建長寺なのか?って、しつこいか。
 それはそうと、ここまで本格的な?登山ぽいことをするならやはり高度計があるとよいなあと思った。初日になくしたからね!でももう一台PRO TREKを持っているので、当分はそれを使うけど。
ゆくゆくはSUUNTOのVECTORが欲しいですね。
 それと、昨日通った ハイキングコースよりもこちらの方が間違いなくきつくて長いコースだった。結果的はステップアップする形で順序良くコースを通れた形になったのでよかったけれど、事前調査はやはり大事だなあと思った。それと、昨日に引き続き体感したのがトレッキングブーツの威力だった。山間部においては、普通の運動靴と比べてはまさに雲泥の差。足元の締まり具合、地面とのフィット感、堅牢さ、グリップ力、すべてにおいて段違いでやっぱり買ってよかったなあと思った。それ用の靴なので、当然といえば当然ですが
 
 途中からすっかりお寺ぽさはなくなり、いかにもハイキングコースという雰囲気に。平地あり、登りも下りももちろんある充実したコースで自然も、歩きも存分に満喫。やっぱり人も少ないようだし。
 これをきっかけに、軽登山にも興味が出ました。だけど山はやっぱり自然そのものなだけに甘くみれず、したがって軽々には手を出せない。と思って保留に。どちらかといえば、今はやっぱり自転車でしょう!
 
 それと、山での自然の脅威はやはり恐ろしかった…というのは、山中でヘビとハチに会いました。はっきり言ってどちらも怖い。山はそういう危険もあるのだから、やはり迂闊には手を出せないなあと思った。自然が豊かな証拠でもあるけれど。
 さて、途中で地図や現在地なんかを確認しつつルート確認。どうやら途中で二つのコースに分かれるらしくひとつは鎌倉宮、ひとつは へ。ここまで結構がっつり山を歩いたし、時間も使った。トレッキングがメインなら迷わず だけど、今回はそうではなく複数あるうちのひとつ。時間もそこまであるわけではないので鎌倉宮のコースへ。 のコースは正直距離もかなりあるしね。
 12:40 鎌倉宮14694歩。

 鎌倉宮の由来は知らないけれど、とりあえず行くことに。拝観料はかからないし、そこまで広くもない。行くと、本殿の脇に
鎌倉宮には、本殿(多分)の脇に、「身代わりさま」がいました。詳しい由来などは知りませんが、とりあえずあやかっておきました。
 
 そういえば (大仏)でも身代わりお守りを買ったな~。ご利益があるとよいのだけれど。その手前には「厄割り石」なるものがありました。

ここだけじゃなくていろんなところにあったような気がしたけど、忘れた。要するに自分の中の「厄」を石に移し、それを割ることで厄払いをするそうな。こういうのは、気持ちの問題だよな!と思う。それだけに気合を入れるのが難しい。というか緊張する。もし石が割れなかったら厄が残ってしまうということですからね。でも、なんとか普通に割れました(というか、割れるようにできています)
 鎌倉宮の脇には休憩所(飲食処)があり、ここで休むのもいいなー。というか、山道を通ってきて疲れているのだし休むのが普通だと思うのですが…ここでは休まない!
 誰か連れがいれば休むだろうけど、というかこんな旅についてくるような人はいませんけど。なんなんでしょうか、無駄にストイックになっていて時間がもったいないとか、今はまだ休むほどじゃないとか、その時はそう思ったんでしょう、こういったことも全部自分で決めることができるのが一人旅のいいところ!でも、単に無理をしているだけならどこかでその反動が来るわけなので、その辺は自分とよく相談する必要が。
 さて、では次はどこへ行くか、と、少し立ち止まって考える。自分が思うに、休憩中に予定を立てたりいろいろ整理したりするのが最も合理的なのだけどそれと身体の疲れ具合が必ずしも同じタイミングでないことが問題なのだと思う。まあ、適宜調整するしかないですね!
 周辺に寺社仏閣は多数あり、そのこともあってこちらのコースを(鎌倉駅周辺)選んだというのもある。一方で、それがメインではないというのもある。何がしたいかといえば、海岸線を歩きたい!
 ということで、鶴岡八幡宮に行った後に鎌倉駅をかすめ、そのまま若宮大路を通って海へ出ることに。
 まず、鶴岡八幡宮までは近い。土地勘のある人なら経路検索するほどでもないのだけど、いかんせん方向音痴。
 距離はだいたい mといったところ。歩いていると、だんだんと賑やかになっていく。鎌倉駅から小町通り、そして鶴岡八幡宮ときたら、最もメジャーな観光ルートなのでその余波だと思う。実際、八幡宮も人が多かった。
 
 人も多いが、かなり広いので写真は普通に撮れた。由来は例によって知らないのだけれど、右手に浮島がありました。
 
 長い境内を歩くと、本殿がだんだんと近づいてくる。そういえば、珍しくここでは修学旅行生に会ったという記憶がないのだけれど覚えていないだけかな?
 
 個人的な正面から向かって左手の、石段と林の雰囲気が好きだった。
 
 ここにも休憩処があり、さすがに休もうと思って入ったのだけれど、せっかくなら小町通りで何か食べようと思って踵を返す。休憩の時にはもう一つ、そこの名物なり印象に残ったり、話のタネになるようなものを食べるのがいいですね。そこはたとえ多少高くても。毎回というわけにはいかないかもしれないけれど。
 一通りまわったので鶴岡八幡宮を後に。境内、長いです。

 さて、鎌倉駅方面に向かうのに小町通りを通る道と、そうでない道があるけどどうしようか?せっかくなので小町通りを通ることに。今回の旅で最も人が多かったのがこの通りではないでしょうか。
 
 鎌倉のツートップであるところの江ノ島とここでは、江ノ島の方が好きだったかな!というか、全体を通して江ノ島が一番素晴らしかった!特に夕暮れの景色。
るるぶなんかを見ると小町通りにある店なんかがたくさん紹介されているのだけれど、ほとんど通るだけでスルー。普通に観光に来たのならいろいろまわるのだろうけど、今回はそうでないので雰囲気を味わうだけで。
 途中でおせんべい屋を見つけてお土産用のぬれせんべいセットを購入。理由は…そう、安いからと、かさばらないから。(薄い)悲しきバックパッカーはかさばる菓子折りとか絶対買えない。まあ郵送すればいいんですけど
 小町通りも佳境にさしかかり、ここで昨日断念した「しらす丼」の店を見つけて本気で迷う。といっても、ここで食べるのと江ノ島で食べるのではやっぱり違うんだろうなあ、とうすうす考えてはいたのだけれど、値段が魅力的すぎた。(卵、味噌汁付き 円)さすがに休もうと思って入ることに。

 しらす丼
 なんか、有名人とかも来てるらしいですねこの店…。この店が有名なのかどうかは知らないけど。そして、店内がらがらで俺しかいない笑

 肝心の食事は、そうですねえ。コストパフォーマンスを考えれば悪くないでしょう。ただ、江ノ島で高いしらす丼も食べてみたいとは思った。次回是非!
 ここで予定を見直すが、予定通り鎌倉駅をかすめて海岸線に出ることに。

鎌倉駅は、朝来たばかりなのにもう懐かしくて不思議だった。これもたぶん、いわゆる旅マジック←

 ここからは広い通りを、ひたすら歩く。これも悪くないし、むしろだんだん海に近づいているという期待感でいっぱいだった。雰囲気もそこはかとなく湘南!て感じで。うまく伝えられないけど。
 高校に通りかかったりしたけど、それはそれで独自の雰囲気があり、こういう場所の学校に通う人はどういう気持ちなんだろうと思った。軽井沢の高校に通う人の心理にも似たものがあるのだろうか。
 しばらく歩くと海が見えてきて、海岸線に到着。昨日はここの砂浜には来ていないので、これはこれで新鮮。手前にコンビニがあったので軽く栄養補給した。
 由比ヶ浜 歩
 
 江ノ島も右手に見え、懐かしいだけでなくまた行きたくなった。こうやって見るのと中に行くのではやっぱり違うものがあり、なんだか不思議な気持ちになった。
 これからは昨日通った長谷駅なんかを通過し、適当なところで江ノ電に乗り、湘南モノレールにも乗り…でも、どこにしよう?考え込んでも仕方がないので適当なところで適当に乗ることに。でも、江ノ電の駅って必ずしも海岸線沿いにあるわけじゃないんですよね、当たり前だけど。正直かなり迷った。まあそれも含めて旅なのだけど、駅の位置くらいは調べておいてもよかった。
 結局、極楽寺駅で乗車することに。目の前で車両が通過したのは軽くショックだったけど、その分ゆっくり写真が撮れました。
 
 改札には人がいない無人駅で、そういえば江ノ電てローカル線だったんだと思い出す。この駅の周辺には何かあったのかな?ああ、そうか極楽寺があるのか…とか思いつつ、iPhoneではサーフブンガクカマクラがループ。極楽寺ハートブレイク。
 個人的には、鎌倉行きの直前にこのアルバムで出会ったのはタイミングがよすぎて狙ってんのか?と思うくらいだった。でも、今回の旅ではひたすら流してたなあ。江ノ島では江ノ島エスカー、七里ガ浜では七里ガ浜スカイウォークといった具合に。あまり冗長でなく、すぐに聴き終わる点もよいと思った。詳しくは知らないけれど、ASIAN―KUNG-FU―GENERATIONのメンバーもきっと鎌倉や湘南に思い入れがあるとか好きだったりして、ここで時間をかけて感じとったものを表現したのだな、ということが伝わってくるアルバムでした。曲目だけでなく、個人的にはそのコンセプトもすごく好きだと思った。
 極楽寺駅乗車、七里ガ浜下車。七里ガ浜駅は海が目と鼻の先でまさに湘南!て感じの駅でした。
 
 ここからまた、海岸線をひたすら歩く。
 
 江ノ島の真上に太陽がきてとても綺麗でした。また、海岸線だけでなく線路沿いも歩いたよ!線路沿いを歩くのも好きです。右手には江ノ電の線路、左手には湘南の海岸、奥手には江ノ島が、そして雲にかかった太陽と、なんだかすごく贅沢な気がした。

そろそろ日暮れに向かって加速する時間ですね。

  ちょうど江ノ電が通過したので、撮影。

 乗るのと、外から見るのとではまた違った印象だった。そうか、今朝はこれに乗って鎌倉駅まで行ったのかという実感がわかず、また不思議な感じだった。

 腰越駅
 どうでもいいんだけど、サーフブンガクカマクラの中では江ノ島エスカーと並んで腰越クライベイビーが好きだった。♫ 腰上まで君は波に浸かって 仰向けで浮かぶブイの遊泳
      ズブ濡れで僕も泣いてしまって 涙目で滲む味の浜 ♫
 確かに、この駅とこの海岸にはそんなエピソードがあってもおかしくない気がする…
  驚いたのは、江ノ電が路面電車のように走っているところでした。って、今朝乗ってきたはずなんだけど、わかんなかった…
 
 こういうのも旅情があって面白いですよね。
 それと、線路沿いを歩いていると一眼レフで写真を撮っている人がたくさんいて、やはり写真と旅は密接に結びついていると思った。そして、やはりうらやましくなった。
 さて、ここから湘南モノレールの 駅に向かって歩く。海岸線&線路沿いとはここでお別れ。鎌倉とも、もうすぐお別れ。個人的には満喫したからいいのだけれど、まだいたい!というよりはまた来たい!と強く思った。
 海岸線や線路沿いでない普通の道でも、それはそれで楽しい。でも、さすがに少し疲れたかな…というよりは、時間間に合うかな?実は少し前から今朝連絡をとっていた友人とまたやりとりしていて、藤沢を経由して相模大野駅で合流することに。ここで間に合わなければ時間的に少しきつい。でも、結果的には間に合ったのでよかった。

 写真とるひまがあるくらいだからw と思うかもしれないけれど、乗り遅れてでも写真は撮ります←
 せっかくパスを買ったからと進路変更してまで、ようやく乗った湘南モノレール。感想としては…存在意義が一つもわからなかった笑 でも、乗らなかったらそれはそれで心残りだっただろうから、とにもかくにも乗れてよかったです!多分もう用がなければ乗らないけど!

 湘南モノレールで江ノ島 駅に到着。それからまた江ノ電の江ノ島駅で乗り換え。個人的には、最後にまたこの駅に来れて、再確認できたのは鎌倉旅の締めとしてはよかったと思う。
 
 何を再確認したのかは知らないけど…(笑)
 すぐ電車は来たので、あまり駅に浸れなかったけどまあ時間もないしね…これから藤沢駅から 線に乗り換え、今回はJR含め4路線を利用したということは、やっぱり電車中心の旅と言ってもよいと思った。かなり自分の足でも歩いたけれども。

 藤沢駅 線ホーム。藤沢駅からして、もううってかわって都会の雰囲気。それが電車に乗ると加速し、今までのゆったりとした時間も加速していくような気がした。それがいいか悪いかは置いておいて…とにかく、体が移動すると同時に心も鎌倉からは離れていくのだなあ…と思った。

 相模大野駅
 ここだけ見ても、かなり大きいターミナル・ステーションであることがわかる。嫌が応にも都会に来たという実感。これはこれで、もちろん嫌いじゃないけどね。
 駅の外で友人と待ち合わせ。
 
 ちなみに、会ったときの友人の第一声が「相変わらず怪しいな!」だったのだけど、そりゃそうだw
 さて、これからどこへ行くのか。まあ飯か飲みだなーと思って、この場所は不案内なのでまかせてついていくと、この駅に来るのは初めてらしい。そうか、普段はこっちまで来ないのか。普段どこにいるのか知らないけど。
 相模大野駅自体は大きい駅で、待ち合わせた場所の目の前は広い通りの商店街が広がっていました。そっちもいろいろとお店はありそうだったけど、きれいで大きな店がたくさん並んでいるかどうかよりは
 結局その通りの雰囲気とか その店の雰囲気を気に入るかどうかとかそっちが個人的には大事。
 でも、お店に関しては自分ひとりではいいな、とか入ってみたい、とか気になった店があってもなかなか敷居が高い。いかにもって恰好だしね(笑) 結局は大衆店とか、価格優先でどこでも入れる店に入ってしまったりことも多々あり。前にも書いたけど、せっかく普段は来ない場所に来ているのだから多少お金をかけても行ったことのないお店や場所に行きたいです。まあ、経済的にゆとりがあればなんだけど…(笑)
 やっぱり下調べが重要ですね。
 友人についていくと、駅から少し外れた裏通りへ。個人的には、路地裏とかパッとしない場所の方が好き。特に悪目立ちするのが嫌いだしね。この裏通りは裏通りで、ひっそりと栄えているという感じで印象がよかった。駅から離れすぎてないし。さて、この商店街の  に入ることに。中はおしゃれな居酒屋という感じ。

 写真はあまりおおっぴらに撮れる雰囲気ではなかったのでこんな写真しか撮れなかった。というか、感度の関係でこうなっちゃいます。でも、薄暗くて雰囲気のいい店内でした。さて、この友人とは元バイト仲間なのだけれど、二人で会うということはあまりなかった。
一番はクロスバイクが欲しいということで自転車店に相談に行ったことかな。まだ現役で活躍しているのだろうか。あとは何か用がある時とか、流れでとか。話を聞くとやはり今日のこともあまり深く考えずに決めたらしい(店も含めて)自分は普段考えすぎて行動できなくなるタイプなので(旅の間は別)、その辺は年下ながらすげえなあと思った。まあ一般的にはそれが普通なんでしょうけど。
 あとは、まあバイト先の人の話題だったり、人生指南を受けたりした←
 あとは、金銭感覚の話をした。自分はたぶん他人とはずれているのかもしれない。要は何に価値を見いだせるかについて。他人が普通に使う点にはかけたくないと思ったり、逆に自分の好きなことには惜しまなかったり。でも、結局価値があるかどうかなんてその時はっきりわかるわけでもないしなあ… 要は、とにかく行動するということが大事だと思いました(まとまってないな)。
人生指南に関しては、今回は年下(しかも一個下)の人に縁があり、しかもその人たちからいろいろ学んだ旅だったなあと思った。偶然のことながら
 あとはー、やっぱりおしゃれ居酒屋だけあって値段が気になった。いろんな意味で大衆居酒屋よりもワンランク上という感じ。まあもとはとって帰ってきました。
 店の前で一枚。撮ってもらいました

 さて、時間はだいたい 時というところ。ここは大きい駅だから漫画喫茶もあるだろうなあ~と思ってどうするんだか話していたら、不憫に思ったんだかうちに泊まってもよいとのこと。おお、助かる…けどいいの!?
 思えば初日は予定していた友人の家には諸事情で泊まれず、それはいいんだけどそれがこんな形で返ってくるとは。やっぱり旅は何が起こるかわからず、またそれがよいと思った。でも、たぶん友人からしたら迷惑だったと思う。ごめんよ、今度おごるから…!
 行く途中泊めてもらう代わりに弁当を作るという話になり、自分は割と本気で受け取ったのだけどどうやら冗談だったらしい。そりゃそうだ。相手がどこまで本気なのかがわからないからコミュ障なんですかね。
 友人宅へはここから 線に乗って鶴巻温泉という駅まで行き(温泉町?と思ったが温泉にはまだ行ってないらしい)そこから歩いてしばらく。自分は大丈夫だったけど、毎日駅まで歩くとなると地味につらいと思う。自転車があれば楽だけど、今日は別のところにあるらしい。

 鶴巻温泉駅にて
 この辺りは地味に住宅街。と、田園とか。のどかでいいところだけど都会ではなく、でも電車に少し乗れば都会に出れる、という立地的には自分好みだった。その辺も西荻窪に住む知人と共通点あるなあ~と思うのはこじつけでしょうか←
 写真は撮らなかったけど、友人宅はきれいで広くて片付いていました。俺みたいに無駄なものをため込まないね。でも、何をどうしてよいのかわからずテンパった(笑) 俺はかなり本気で玄関先で寝るつもりだったんだけど、そりゃあ逆に向こうが気を遣う。 あとは洗面所を借りて顔を洗ったりひげを剃ったり。人の家でどうふるまえばよいのかが本気でわからなくて焦った。まあこれも経験でしょう、たぶん。こんな突発的に泊めてもらったわけだしね。
 身体は疲れているはずなのに、人の家はやっぱりなかなか落ち着かないのは自分だけでしょうか。でも、気付いたら寝ていた。
 →4日目へ続く→

2012/9/25 鎌倉・江の島バックパッカー 二日目

2013-01-22 00:45:23 | 
鎌倉・江の島バックパッカー二日目ということで。
まずは7:56起床。昨日床についたのは1時は過ぎていたけど、2時過ぎまでは眠れなかった。まあすんなり眠れることの方が珍しいし、睡眠時間的にも問題ない。何より、寝過ごして延滞料金を取られるのはいろんな意味で無駄が多いので、少なくともそれを免れてよかった。身支度を整えて、荷物を整理して出発。とりあえず、昨日時計を無くしてしまったことで影響があるかどうかが気がかりだけどなんとかなるだろう、バッテリーもフル充電したし、iPhoneもコンパスの機能あるし。気温がわからなくなることと、高度や気圧のログが取れなくなることくらい。それほど高低差のあるところに行くつもりもないし、そもそもそこまでやってたら記録だけで大変なので。気温とか気圧とかは途中で目安に見るくらいがちょうどいいのだ、と今回は考えました。
でも、失くした時用にサブのコンパスと、それと紙の地図の必要性を本気で考えた。
乗り換えを調べたところ、新宿経由で湘南新宿ライン快速小田原行きで、大船まで46分。大船から乗り換えで鎌倉、北鎌倉方面。今回、鎌倉・江の島フリーきっぷという、江ノ電と湘南モノレールが乗り放題の切符を買うつもりでいたのだけれど、聞いてみると今は現地に行かないと売っていないとのこと。やや残念だけれど、向こうで買えるし結局乗車賃は一緒なので現地で買うことに。調べた旅行情報誌の情報が古かったんですね。

 西荻窪駅にて
新宿行きの電車に乗ったのが10:00は過ぎていたので、決して早いとはいえない。理想を言えば、やはり活動を開始するのは夜明け前の早朝がベストだとは思う。まあ、なかなか難しいんだけどね。
でも、それと同時に気持ちにゆとりを持つことも大事。焦るとろくなことがない性格なので、意識的に心に余裕を持ち、普通に新宿に行き普通に乗り換えて、鎌倉まで少し時間があるのでしばしくつろぐ。今日の行き先さえ、まだおおまかにしか決めていない。でも、それがいい。この余裕が何より大事で旅を楽しむコツだと思った。
 大船に近づくと徐々に電車は空いてきて、東京の喧騒とは別の世界へ。大船駅に着くと、鎌倉まであとほんの少し、という雰囲気になってきて、空気もどこか違うような気さえしてくる。鎌倉行きの電車に乗り込むと、手には鎌倉の旅行情報誌を持った初老の夫婦がいて、つい、この人たちもこれから…と思ってしまった。目的地が近いことがわかり俄然上がるテンション。電車の旅のいいところって、駅や電車独特の旅情とか、知らず知らずの間に別世界に運ばれてしまうところにもあると思う。自転車や車での移動だとこうはいかない。それぞれの旅のスタイルのよさを最大限に理解して、それを生かせるような旅ができたらいいと思った。
 大船行きの電車の中で、今日は北鎌倉駅~大仏のハイキングコース、その後はまた適当に決めるという適当な予定で、とりあえず北鎌倉駅で降りることに。大船からはすぐですね。

北鎌倉駅にて
 この駅でも鎌倉・江ノ島フリーきっぷは売っていたみたいだけど、江ノ電に乗るときでいいや、と思ってひとまず買わないことに。それが勘違いだとも知らずに…
 北鎌倉駅に着いたわけですが、前回(小6の時)修学旅行で来たときは、どこからどのコースでまわったのかなどいまいち覚えていないので、ここに来たことがあるかどうかもうろ覚え。だから、懐かしさというよりは新鮮さが先に立つ。とりあえず目的地に来たっていう気持ちが一番強い感じですね。

北鎌倉駅の看板
 結局活用はしなかったけど、後で参照することがあるかと思ってiPhoneで撮影しておきました。時間があれば闇雲に歩くのもアリだけど、ある程度の目的地や立地はおさえておかないと…。そういう意味では、やっぱり今回下調べは十分だったとはいえない。
 駅を出て歩くと、すぐに元覚寺に到着。修学旅行で、はじめにとにかくここに来たことだけは覚えている。だから、俺はあの時と同じスタートラインに立っているのだ、と頭では思う反面あんまり実感も沸かない。というより、修学旅行の鎌倉ではみんなに迷惑をかけた思い出の方がかなり強いというのもあるので(苦笑)
 どのくらいここを覚えているのかという思いと、お寺巡りもどうせする予定だったのではじめのお寺としては相応しいか、という理由で元覚寺に入る。参拝料300円。それなりの数寺社仏閣を巡ったら、参拝料だけでバカになりませんな!
 なんとなく、覚えているのかいないのか、という感じで入ると、入ってすぐの案内板を見て第一印象「あれ、ここってこんなに広かったっけ?」だった。詳しくはよくわからないけれど、「仏殿」の辺りは確かに見覚えがあった。ああ、ここでお弁当食べたっけな、とか。もう少し進むと大方丈の前の広場で、幼稚園生がお遊戯の練習?をしていた。すぐ近くに北鎌倉幼稚園があるので、多分そこの園児だと思う。指導者の指導を聞いていると、
幼稚園生に要求するレベルたかいな!と思った。というより、ここまで統率できる指導力の高さに感心した。プロってこういうことか…自分にはそういうの絶対無理!と思ってそのまま通りすぎました。
 すると、この辺りから一切記憶がない。参拝客は、一般の人やカップル、外人、そして小学生の修学旅行生もいました。やっぱり修学旅行シーズンだしね。

伝宗庵で撮った写真。
近くにお坊さんが居て、気配がなかったのでびっくりしました。さすが気配を消すの上手ね。

参拝料300円のもとをとるべく(せこい)一応一通り奥まで行こうと思ったけど、やはり一つも記憶がない。人間の記憶なんてそんなものか、むしろ俺の記憶力が弱いだけか、むしろ弁当食べただけで奥まで行ってないのでは…とかいろいろ思ったけど、人が多くてあまり気兼ねなく写真が撮れないので(永遠のテーマ)とりあえず奥まで行って引き返すことに。あまり気に入った景色も見つけられなかったしね…

 すると帰りに、小学生の修学旅行生と並んで歩く。ここでも思ったことは、先生の統率力の高さと要求レベルの高さ。
自分も義務教育の時はこんなことさんざん言われてたなあ、とか思いつつ。

あまりいい写真が撮れなかった…いや、いい写真なんて撮れたことないけど。
どちらかといえば自由に撮れなかった感じですかね。
「まわりを気にせず写真を撮る」というスキルも大事だと思った。
あと、「知らない人にシャッターを押してもらうスキル」
「自撮りでもうまく写真を撮るスキル」
自分には何一つ備わっていないので、記録のためのおざなりの写真しか撮れないのですかね。それでも、撮らないよりはかなりましだと思ってますけど。
でも、どこにでも固定できる三脚とか自撮り用の一脚などの装備をそろえると少しはマシかな~。あとは何よりカメラ。機能優先で防水防塵耐衝撃のが欲しいと思ってたけど、最近は一眼が欲しいと思うように。

元覚寺出口
元覚寺を後にして、コース通りだと浄智寺をスルーしてハイキングコースに入るらしい。

この線路沿いは歩きやすく、適当に民家とか木とかもあって歴史町の雰囲気がよく出ていて個人的には好きだと思った。その途中で見つけた、怪しすぎるおみくじ。

旅の間、一回くらいおみくじを引こうと思ってはいたのだけれど、まさかいきなりここで引くことになるとは…
まあ、引いてかなり別の意味でも引いて、後悔したんですけど。内容は意外にまともだったので、とりあえずこれも旅の記録のひとつとして大事に保管することに。気を取り直していざ浄智寺。

だがしかし、「外からでも雰囲気は伝わるな」と思って中には入らず。(参拝料をケチっただけ)その手前から少し坂になっていたのだけれど、浄智寺の脇の道を通ってそのままハイキングコースへ。当たり前といえば当たり前だけど、びびったのが、浄智寺を少し過ぎたあたりで携帯が圏外。ついついキャリアに文句を言いたくなったが、こんな山の中では別キャリアでも多分同じでしょう、多分。

浄智寺の少し先にて
写真を撮りたくなったので撮影。さっきの元覚寺とは違って、ハイキングコースとか人があまり来ないらしく写真は撮りやすいので有り難い。小学生の時はそんなコースがあること自体知らなかったけど、よっぽどきついコースなのかな?

と思っていたら、結構がっつり山。
30Lのバックパックにトレッキングブーツ、そしてハイドレーションシステムという日常らしからぬ物々しい装備に相応しい局面にようやく出会えたと、無駄に、そしてにわかにテンションが上がる。実際こういう山道だと、運動靴とはかなり違って歩きやすい。買ってよかったなあと思う反面、こんな道がどこまでも続いたら困る…という不安。もし、女性とかが何も知らずにヒールとかで来たら裸足の方がマシなレベル…ってそんなことはないか。でも冗談抜きで危ないと思う。
 コースそのものがきつい分なのかどうか、わりと距離は短かった。雨とかで足元が悪くなっていなくてよかった、もしそうだったら割と本気で通るのはやめた方がいいレベル。
 コースを抜けてすぐ、縁結びで有名な葛原岡神社。今の自分には関係のない場所なので本殿には行かずスルー。
でも、鳥居の前の夫婦石は綺麗だったので撮っておきました。

案内板を見ると、これから大仏方面を目指すか、源頼朝像経由で目指すか。源頼朝像は見たことがないのでそっちに行ってみることに。逆方向では切り通し坂があり、 方面に向かうみたい。こっちの坂もかなり急っぽい。
源頼朝像があるところは公園みたいになっていて(というより実際 公園という名前がついていて、その中に頼朝像がある感じ)少し行くと立派なお手洗いもあった。それと、この近辺でお弁当を食べる際はトンビに注意してくださいという看板が至るところにあり、そこまで大自然か…いたら面白いけど、実際に飛んできたりしたらちょっと怖いな、と思った。

お手洗い
源頼朝像にはまたもや修学旅行生がいて、数は少なかったがこちらは幼稚園生だったと思う。写真を撮ったりして間もなく撤収する感じだったので、しばし待って写真を撮る。写真を頼もうか一瞬頭をよぎったけど、そんなスキルは今の自分にはありませんよ。欲しいとは思うけど

この時、外人のカップルもひと組いました。この時に限らず、外人と修学旅行生には今回度々遭遇。鎌倉って、京都ほどではなくても外人には人気の観光スポットなんだなあと改めて実感。そういえば東京から割と近いし、昔は仮にも幕府が置かれていた土地だし。その辺のことは小学生の時に一通り勉強したはずが、ほとんど覚えていない。その辺の角度からアプローチすることで、旅がまた違った味わいを持つということもあるのかなあとか一瞬思ったけど、自分は歴史マニアというわけではないし、今回は純粋な散策ということで。
旅行情報誌を見て、銭洗弁財天なるパワースポットには行こうと決めていて、この近くなのでそこにいってから大仏を目指すということで、とりあえずそこに向かう。一応まだハイキングコースなのでアップダウンは割とあり、こういう時に高度計があると面白いと思った。向かう途中ハイキングコースの看板があり、後でまたここに戻ってくることに。でも、携帯は圏外でもGPSはちゃんと機能していることに感心すると同時に、むしろそこの仕組みもあまりよく知らずに使っている自分はなんなんだと思った。念のため立ち止まってiPhoneで地図を確認していると通りすがりのおじさんにどこに行きたいのかと声をかけられ、弁財天ですと言ったらすぐ近くなので会話終了。この時は別によかったのだけど、広げるべき時にきちんと会話を広げられるといいと思った。

銭洗弁財天前
この入口の看板に、何やら所以が書いてあって、何でも源頼朝が神のお告げを受けて作った場所だそうな。

こういう神社とか寺院とかって、よく考えるとできたのが100年単位で昔だったりすることは普通なので、さすがに歴史の重さへの畏怖を禁じえないというか、それだけありがたみもあると思った。
みなさん、どうやら目的は奥の みたいですね。ちゃんとした順番や作法もあるらしいけど、俺は何も知らなかったのでめちゃくちゃな順序。ただ、ずうずうしくもお金だけ洗って帰るという…

この時は、まだ「お土産」ということをあまり考えていなかったので、翌日またここに来ることになるとは思いもしなかったのでした…
銭洗弁財天を出ると、急な坂を再び登り再び ハイキングコースへ。

だいたいこの道を通りました。その途中、高台からふと海が見えることに気づく。
今回の旅では海も見たかったので、海がすぐ近くにあることを確認し俄然上がるテンション。大仏の後は海に行こうと決めた。

ここはもう平地だし、お散歩気分で。大仏まで来たら一区切りだな…と思ったが、よみがえる昔の記憶。そう、小学校の修学旅行で、うちの班だけ鎌倉から江ノ電と間違えてJRに乗ってしまい、長谷駅に行くはずが北鎌倉駅に戻ってしまったこと…!その結果、学年全体の時間が1時間程度遅れてしまったこと。最後の集合地点は大仏だったので、みんな大仏で一時間くらい何してたんだろう…あの時は当然、大仏もよく拝観できなかったし…という苦い記憶が蘇る。当然もうかなり昔の話ですが。
でも、いざ来てみるとやっぱり懐かしいというよりは、あまり覚えていないので特に何の感慨もない。ただ、今回の旅で普通に大仏を見に来て、ただそれだけという感じ。幼いころの自分と何かを重ね合わせたり、もしくはダブって感じたりとか、そういうのはなかった。まあ記憶なんて所詮そういうものか。当てにならない以上は、こうして記録に残すことが大切なのかな、と。

 大仏は高徳院という寺社らしいですね。拝観料200円。当然のことながらここは観光客がすごく多い、とりわけ修学旅行生も多い。鎌倉は修学旅行生も多いし、外人も多いとかさんざん言ってきたけど、一番びっくりしたのは外人の修学旅行生の集団がいたこと。ついにそこまで来たか…と(笑)どこの学校かとかは全くわかりません。ただ普段あまり見かけないために物珍しかった。
 大仏の裏手に、いい具合にベンチがあったので一息つくことに。大仏って胎内にも入れるらしいけど、今回は、いや今回も遠慮しておきました。でも、もし入ったら海が近くなので中から海くらいは見えそうだな、と思った。
  にて、自分と家族用に身代りお守りを購入。ここでお土産のことを思い出し、そういえばさっき銭洗弁財天で買っておけばよかったなーと後悔。インターネットで調べると、おしゃれな根付のお守りの情報が。金運のお守りだし。これからまた行こうかと一瞬逡巡したものの、これが俺の悪い癖でなるべく早く移動して時間を節約しようと躍起になり、その結果余裕がなくなり楽しくなくなる上に故障する…というパターン。いい加減学習した俺は、明日行けたら行こう、という考えにとどめ江ノ島を目指すことに。時間もまだたっぷりあるし。その前に、大仏~長谷駅をスルーして海岸にもすぐに出られるので、海を一目見ようと海岸を目指す。この時偶然にも、さっき言った外人の集団が目の前を歩いていました。目的地はやはり同じ海岸。
 
 この時期、さすがに泳いでいる人はいないもののシースポーツに興じている人は多かった。そういえば、ここって湘南の海なんですよね。今更だけど。車はみんな湘南ナンバーだし。
 
 海岸
 さて、長谷駅に戻って江ノ電で江ノ島まで行こう、と思うもここでまさかの道に迷う。というより道を間違える。長谷駅に戻るのが面倒だったので、いいやひと駅歩こうと思い、江ノ電の駅海岸沿いにあるだろうという勝手な思い込みで海岸沿いに戻って歩き始める。海岸沿いを歩くのは気持ちよく、自転車で走っている人を見て
やっぱり自転車もいいなあとうらやましくなった。しばらく歩いたところで地図を確認し、駅が全然海岸沿いじゃないことが発覚。下調べの足りなさ。
 隣の 駅まで歩くのは遠いし、長谷駅まで戻るのはだるいし、どうしようと思って結局長谷駅まで戻る。すごいタイムロス。急いでないからいいんだけど、昨日の高田馬場~中野間といいこういうロスはもったいないと思った。
 
 長谷駅
 さあ、江ノ電に乗ろうか、そもそも例のフリーきっぷは買おうかどうしようか、と悩んでいたら知り合いから電話。神奈川在住で、SNSで俺が近くにいると知ってかけてきてくれたらしい。暇があればとのこと、しかし江ノ島まで行って見て回れば結構な時間に…ということで今日のところは断念。明日時間があればぜひ!
 例のフリーきっぷ、聞くとなんとJRの駅でないと売っていないらしい。これもまた下調べの足りなさ。まあ今日はそんなに乗り放題するほど乗らないし、明日買おうと思って江ノ島までの切符を購入。
 
 長谷駅のホーム
 電話している間に電車が通り過ぎたので、しばし時間がある…と思ったらスーベニアメダル(名前これで合っているのだろうか)の機械を発見。ディズニーランドとかである、その場でできる楕円の真鍮の記念のあれ。
 どうせだから江ノ電のものと、駅のものと両方欲しいところ。
 それと、江ノ電のホームとか電車とかって、すごく旅情があると思った。別に鉄道オタクではないけど。JRの駅とかとはまた違うローカル感もあるし、かといって観光地としてはローカルでないメジャーな感じもあるし。
ひとしきり駅の雰囲気に浸っていると 分ころ電車がホームに到着。いざ江ノ島へ。
 
 車両がホームに到着したとき、この車両もかなり雰囲気があるなあと思ったら(座席の配置もやや特殊)本当に特殊な車両だったらしい。偶然この種類の車両に、はじめに乗れたのは運がよかったといえると思う。
 さて、車内を見渡すと、自分は完全に観光というか旅で来ているのだけれど、地元の人もかなりいるみたいだった。まあ見ただけじゃそんなことわかんないんだけど、いかにも旅行者って見た目の人はそんなに多くないという印象を感じた。観光車両というよりは、地元の人が本当に普段から移動手段として使っているんだなあと実感して、その点もまたいいと思った。
 窓から景色を見渡すと、当然のことながら海がよく見える。半島も見えて、その時はよくわかっていなかったけれどそれがもちろん江ノ島。今回の旅では結果的に江ノ島を大いに気に入り、また来たいと思ったわけなんですが来た時点では本当になんにも調べてなかったし知らなかった。それがよくもあり、悪くもあるので難しいところですが一応結果オーライということで。この区間で好きだった地点は、海を望みながら海峡を通ることを彷彿とさせるような線路を通過する時だった。確か、高校駅の手前あたり。
さてこれから行く江ノ島は一体どんなところなのか、何も知らないだけに嫌が応でも高まる期待。ほどなく江ノ島駅に到着。
 江ノ島駅は、長谷駅よりも立派な駅だったと思うけどローカル線らしく豪華ではなく、そこがまたいいと思った。確か江ノ電の鉄道模型があったり、休憩処があったり、スーベニアメダルや売店も改札の外にあったのでこの路線では主要な駅のひとつなのだと思った。
 

 地図を調べると、江ノ島駅からひたすら一本道。一本道は…正直、また全く同じ道を通るのは億劫だなあとこの時は思ったのだけど、結果的には帰りには日が暮れて全く違った雰囲気になっていて楽しめたのでよかった。
 
 この道を通るときは、一本道ならではの単純さと期待感の高まりが同居していました。両脇には観光地ぽい、それでも開発されすぎていない通りと生活感のある住宅街が垣間見える。そして、次第に目的地に近づいているという実感。途中トンネルを通って江ノ島がまさに目の前に現れたあたりからそれがより顕著になりました。
 また、海だ と思ったけど、さっきのような海岸とはまた違い橋の上から見る海。一番はやっぱり太陽光がキラキラ反射して綺麗だった。

 長い橋を渡る時は、行きも帰りも結構人が多く、それだけに写真を撮る機会は少なかったのだけれどやっぱり観光地だからな、と思った。
 橋を渡りきると、目の前にそびえたつ大きな鳥居…とホテル。左手には船とか。来る途中にも「しらす丼」の文字が目立った。どんなもんや?と思ってSNSでつぶやくと、どうやら名物らしく友人が教えてくれた。
 食べてはみたいけど、どうしよう。また後で考えようと思って先に進む。さて、この時点で自分は江ノ島の構造を全くわかっていなかったのだけれど、言ってしまえばほぼ完全な一本道、途中に入る道とか抜け道なんかはあるみたいだったけど、基本的にまっすぐ行って海岸まで行ったら(といっても登って下るので容易ではない)その道をそのまま戻ってくるかんじ。それすらも知らなかった自分は(笑)とりあえず売店が並び神社(鳥居)のある方向へ。(もっと入り組んだ構造だと思ってました。住宅街があったり)そうだ、お土産、と思って江ノ島駅の売店でも見かけたたこせんべいを購入。枚数が入っているしかさばらないので。バックパッカーはこういうものしか買えません。売店は多数軒を連ね、ありきたりなものももちろん多かったけどいろいろ見てまわるのも楽しそうだな、と思った。自分は今回はやらないけど。
 それと、立派なホテルがあるのが意外で驚いた。入浴のみもできるらしく、確か千円とか。まあ今回は縁のない場所でしょう。

 そんな感じでなあなあで神社に着くと、ここが神社かあ~となんとなく認識。でも江ノ島神社って登っていくと御社が数か所あるし、それぞれ神様も違えば御利益も違うんですよね。後で知ったんだけど。さすがにそれくらいは知っておけよと自分に突っ込みたくなる。割と有名なパワースポットでもあるらしいのでお参りを省略したことを後で後悔。でも、まあ仕方がないですね
 御社の左手を見ると、何やらある。その名は「エスカー」そうか、サーフブンガクカマクラの江ノ島エスカーってこのことか。って違うか。違くはないけど
 案内図を見ると、どうやら上に行くまでの遊覧的乗り物?的な印象を受けた。乗ってみるのももちろん悪くないのだけれど、その区間歩いていけないということはあまりその間の過程を楽しめないなあと思ったので自分の足で登ることを選択。本当は…お金がかかるからというのもある…
 外から覗いてどんなもんかなあと見ると、エスカーって…エスカレーターじゃん!www
そういえば語呂が似ている。気付かなかった自分も自分だけど、安易というか都合がいいというか。でも嫌いじゃないですよ、エスカー。安易で。次回は乗ってみたいと思います。
 
 まあ、適当に写真だけ撮ってスルー。お参りしている人がいました。ここは に御利益があるらしいですね。
 それと、途中の では らしい。ここはやっぱりお参りしておけばよかったなあ。
 上まで登りきると、石段と上にそびえるタワー。エスカーはここで終わり。このタワーは展望台になっていて、眺めはさぞきれいなんだと思ったけど今回は省略。あと、 とかあって何気に見るところが多いと思った。知人の言葉通り、江ノ島は中まで入ると結構面白いですね。

下に降りる途中にて
 ここからまっすぐ行って、帰りはどこから帰ってくるのかなーとかこの時点でまだ考えてたんだけど、どこからどう考えても今通ってる道しかないことに気付こうか自分w
 写真
 途中であった案内図。 の鈴とか、 とかまたいろいろあるらしい。結構見ごたえがあるなあと思ったけど省略。カップルが行くところらしいですね。

 龍神
 どんな御利益があるかわからないとお参りする気にもあまりならないんだけど、それはそれでもったいないなあと思った。自分は寺社仏閣は毎回訪れるので、次回からはきちんと調べてから行こうと思った。って、毎回言ってるな…
 
 下りの石段
 この辺には飲食店が多かった。「いちばんてっぺんの店」を謳っていたりとか、いろいろ。たしかにながめはよさそうだった。誰か連れがいれば入ってもいいんだけどいかんせん一人じゃね…w
 下まで下ると岸壁になっていて、湘南の砂浜とはまた違った雰囲気&味わい!ちょうど日が沈むところできれいだった。それと、なんとかして自分を入れた写真が欲しくて試行錯誤。なんか岩に登ったりずいぶん危険なことをやったなあ。自分とカメラは落とさないように細心の注意を払いました。
 で、結局撮れた写真がこれ。いまいちwww
 
 まあ、あとでこんなのは全く無駄な努力だったことが思い知らされるわけですが…
 途中長い橋などがあり、 というのもあったけどやっていなかった。洞窟めいたところで少し興味はあったなあー。そして、階段を下りて海岸へ。同じ海岸でもすべて岩で、砂浜とはまったく違った。岩礁っていうんですか。

わりと天気がよかったので海の向こうに富士山も見え、すごくいい景色だったなあーと思ったのも束の間!日が沈んで日暮れが始まりました。この日暮れ時の時間は数分続いたのだけれど、これはもう言葉では言い表せないくらい美しかったです。今回の旅といわず今年、いやここ数年で間違いなく最高の景色。別に狙ったわけでもなくこの最高のタイミングで海岸に到着したことは、最高に運がよかった。何せノープランだしね。お参りを省略したこともタワーや に立ち寄らなかったことも、すべてはこの瞬間にあったのかと思ってもお釣りがくるくらいに。まあ写真を見てもらった方が早いでしょう
 
 
 これだけ素晴らしい景色なのに、いまいち伝わらない。思わずSNSで写真初投稿。反応してくれた人もいて嬉しかった。こういうのを見てしまうと、やっぱり一眼を持っていないことが悔やまれる。それならもう少し伝えられたのになあーと思う。この時、海の上の岩に鷹(鷲?)がとまっていたりして、まさに一鷹二富士…縁起もよく、いろんな意味で最高の景色。このためだけに江ノ島に来る価値はあると思った。というと言い過ぎですかね(笑)
 
 さんざん写真を撮って堪能した後、戻る時には一気に暗くなる。実はこの後別の道で帰ろうとしたんですが
、道がどこにもない!w(当たり前) あー同じ道戻るのかってちょっと思ったけど、まあそれはそれでまた善し。同じ道も行きと帰りでは違って見えるしね。でも、写真を撮ろうとしたら暗過ぎてこんなん。もちろんカメラの感度が弱いせいなのだけど、夜間に強いという意味でも一眼欲しくなった。そしたらもう少し伝えられ略。
 
 エスカーのりば。今回は乗らなかったけど、次回はしらす丼食べたりお参りしたりやることたくさんあるから、本当にまた来ようと思った。また夕暮れの絶景も観たいなあ、ぜひ一眼を持って(しつこいか)

鳥居 
 それと、帰りの店ではやたらしらす丼が目についた。だいたい1000円くらいかな。観光地としては普通だと思う。しらすは嫌いどころか、バターとしょうゆをかけたごはんにかけて混ぜると絶品だと思う…とか言ってると、庶民がばれる。いや、もうばれてるか
 まあそれは市販のゆでしらすの話なので、生しらすはどうなのか興味はあった。次回はぜひ食べたい。

 江ノ島の入り口。この時間になると売店はもうほぼ閉まっていた。場違いともいえる豪華なホテルがアンマッチなのだけど、絶妙なコントラストでマッチしているというか何言ってるかわかりませんか。
 とにかく座るところがあったのでそこで休んで一人作戦会議兼休憩。
 とりあえず昨日は風呂に入っていないので今日は絶対に入りたい、いろんな意味で。入浴するということは汚れを落とすという目的だけではなく精神的にも疲れをとる効果があると思う。そこはやはり日本人なのか。シンプルな銭湯に行きたかったのでホテルの温泉を利用するという考えは毛頭なし。なんといっても高いし。
 銭湯なんてどこにでもあるだろうと高をくくっていたら、近くにはなかなかない。江ノ島駅周辺にあればよかったのだけれど。以前はゆっくりしすぎて遅くなってしまい、結局入れないということもあった。また焦るような時間ではないにしろ、しっかり決めておかないと…!
 いろいろ考慮した結果、藤沢駅近くの富士見湯に行くことに決定。しかもそこまで歩く。まだ、全然時間はあるのでね。夜に線路沿いおよびその近くの裏道を通るのもいいものかと。
 そうと決まれば早速出発。来るときに渡った橋も、なんだか違った風情。
 

 それとこのあたりになってやっと気付いたのだけれど、いままでiPhoneはほぼ記録用としてしか使ってなかったのだけれど自分の持っているコンデジよりもきれいに撮れる(笑)
 特に夜間は多少強いような気がした。感度の違いだろうか?やっぱりなんだかんだ高性能。
 
 江ノ島駅まで戻ってきました。ちょうど電車が通った踏切前。
 さて、ここから藤沢駅までの写真が…ない!(笑)
 撮り忘れというか、暗かったんで撮っても意味がないというか。ああつくづく一眼略
 通ったのは線路沿いというより、裏道の一本道。歩きやすくていい道だった。当然のことだけど、この道も昼間通るとまた違うんだろうな!それから川沿いの道にはいり、そこからはひたすらまっすぐで藤沢駅方面へ。
 夕飯はラーメンが食べたいと思い、その場で適当に調べてみそラーメンのサッポロ軒というお店へ。その場で適当に調べて直感で行動するのも大事だけど、下調べも大事だなあと思った。そこで用意周到さを発揮しなくてどうするのかと。でもなぜか、旅の時の下調べは後手後手になりがち。結局大きな支障はないといえばないんだけどね…。
 超綿密に調べなくても、せめて大雑把に鎌倉方面だったらこの地域のこの店、この駅近くのこの店に行きたいとかそのくらいはね…。
 
 お店の前 
 ラーメン屋さんではこれでもかというくらい狭い店もあるのだけれど、この店は割とスペースに余裕があるのでよかった。かといってチェーン店では面白くないしね。ラーメンは 、そしてバターをオーダー。何を隠そうみそラーメンにバターとコーンを入れるのが大好き(どうでもいいな)店内は広すぎず狭すぎず、初めてでも入りやすい雰囲気でよかった。そして肝心のラーメン
 
 疲れた体に濃厚なスープがしみわたった。自分はどちらかといえばとんこつ派なのだけれど、みそバターラーメンは次に好きだ、というより場合によってはこっちの方がいいな、というくらいおいしくて満足。
 さて、サッポロ軒を出て銭湯へ。銭湯は藤沢駅の裏側。駅から少し離れるとまたすぐに田舎。線路を渡ってしばらく歩くと富士見湯に到着。
 
 やっぱりこういう庶民的一般的な銭湯が落ち着く。シンプルなやつ。番台で使い切りのシャンプーが30円とかで売ってるような。
 
 ロッカー。まあここは撮る必要ないか…
 時間もあるし、くつろげる!一式持って浴場へ。この時は確かアカスリが見当たらず圧縮スポンジを使ったはず。でも、実際はマイクロファイバータオル一枚で十分だと思った。なんでもできて一枚で便利。薄い軽い乾きが早い、そして安い!
 身体を洗って湯に浸かり、ゆっくりと旅の疲れをとる。マッサージなんかも軽くする。漫画喫茶のシャワーとかは、利用したことあるけどくつろげないので本当に緊急手段ですね。広い(でも広すぎない)銭湯で疲れを癒すのが一番いいと思った。
 ここで、服を洗うか逡巡。そう、洗濯代を節約するため…なのだけどいいのか?ばれたら怒られるかな?と思ったがたいした量ではないので決行。やってから、洗っても脱水できないことに気付いた。馬鹿か!携帯用の洗濯ぱっくなるものがあるらしく、あまり量は入らないが軽く脱水もできるらしい。それも欲しいなあーと思った。手で可能な限り絞ったが、まだやっぱり濡れている。明日はまた着るし、コインランドリーを探して乾かさなければ…。まあ速乾素材だしなんとかなるでしょう。たぶん
 ここで、コインランドリーと漫画喫茶を探す。結局、ちょうどいい位置関係に両方あったのでまずコインランドリーに向かう。今度は駅をはさんで逆方向。その界隈はだいぶ開発されていて、藤沢はやっぱりかなり都会だなと思った。

そこからコインランドリーに続く一本道は薄暗く、でも都会的な雰囲気もありました。だからどうした

 コインランドリー
 「大型」コインランドリーらしいです。大型の定義を疑いますね(笑)

 ああ、でも中は広いのか
 早速乾燥機で乾燥。詳しいことは忘れたけど、確か10分か15分で100円だったかな?結局3~4回くらいやってやっと乾きました。脱水の関係で、やっぱり普通に洗濯→乾燥のほうが手間とお金がかからないかな?汚れがひどくなければ手洗いの方がいいのか。微妙…
まあ、ようは洗濯ぱっくを買えと。確か東急ハンズに売ってたなあ。欲しい
 コインランドリーにいる時間って当然待ち時間の方が長いのだけれど、旅の中でもなんだか特殊な時間だと思う。まあ休憩したり調べ物をしたり。途中洗濯物を取りに来るひとがいた以外は誰も来なかったと思う。机とイスもあってゆっくりできました。でもコインランドリーってたいていそうか…
旅人の強い味方だね!(店と他の客はいい迷惑)それはそうと、前に旅に来た時に「コインランドリーに泊まるとマジで思った」って言われたけど24時間営業のところでは可能なのかな?個人的にはたぶん厳しいかなと。
まあ人がいなければ一晩くらいはいけるのかな?ほとんど野宿ですね。装備と状況が許せば将来的には野宿旅もしてみたいです。
 さて、ここから藤沢駅方面に戻って漫画喫茶へ。昨日泊まったところは狭かったので、今日はできればフラットブースに泊まりたい。でも、藤沢駅の漫画喫茶って混んでるのかな?
 
 ここも初めてだったので会員登録。カードがどんどん増えていく…。結果的には割と広いフラットが借りられたのでよかったです。一口にフラットといってもいろいろなので、足が伸ばせなかったり。ここはそういう意味では問題ナシ。

値段は昨日よりもやや高いけど、サービスを考えれば十分安い方ですね。明日の準備を済ませ、いざ就寝!
 →3日目に続く→

2012/9/24 鎌倉・江の島バックパッカー 一日目

2013-01-21 23:45:57 | 
・前説
鎌倉バックパッカー初日ということで、今回は3泊4日で鎌倉に行ってきました。
全日を通して冗長になっています。人に見せるためという目的のほかに、自分の記録用という意味合いもある文章なので多少個人の主観や考えも含まれていて、話が逸れることも多々あります。
読む方はそれを踏まえた上でどうぞ。
今回鎌倉、江ノ島にした理由は特になく、「位置的に丁度いいから(東京からそんなに離れていない)」
「そういえば最近海見てないな…海見たい!(正確には8月末に新潟に行ったのですが)」「東京はもう何回も行っているから」などのどうでもいい理由が挙げられます。あとは、小学校の修学旅行で行った場所なので どんな所だったか、というのもある意味気になるから、というのもあります。その時の因縁もあります。(それは後ほど)
それと、今回自転車でなく電車と徒歩でのバックパック旅行にしたのは、「やりたくなったから」「やってみたらどんなもんか知りたくなった」など、単純な理由です。自転車を捨てたわけではないので、悪しからず。むしろ新しい自転車欲しいし次はまた自転車で旅したい!
・準備編
さて、毎度のことながら準備の段階で既に旅は始まっている!ということで、買い物とか下調べとか。特に今回バックパック旅行は初めてなので、買うものが多くてそれだけでそれなりに費用がかかりました。
以下は荷物の一覧で、*印が(主に)今回のために購入したものです。
Colemanのバックパック30L*
ザックカバー(30-40L)*
Timberlandのトレッキングブーツ(撥水)*
HOSER Hydration System 2.0L*
プラティパス 予備キャップ*
歩数計*
日焼け止め*
財布
防水袋
栄養ドリンク
ペットボトル
アイマスク
使い捨て下着
洗剤
脂とり紙
カラビナ
ホイッスル
スキットルボトル(in EARLY TIME)
マルチツール各種
CATEYE 自転車用ライト
・行動食
・救急セット(Altoids缶):虫さされ(キンカン)/鎮痛消炎薬/ 絆創膏
       軟膏/目薬//ポイズンリムーバ/アルコール/インドメタシンゲル
・入浴関係:タオル/下着/歯ブラシ/歯磨き粉/カミソリ/洗顔料/
      シャンプー/石鹸/圧縮スポンジ/クリーム /コットン/水
・電気機器/カメラ関係:iPhone 4S/充電器(Panasonic QE-PL201 5400mAh)/デジカメ(PENTAX)/デジカメ充電器/SD CARD/三脚
寝具関係:
AMKヒートシ-ト/AMK Emergency Vivy/ アイマスク/エアー枕/耳栓
服装:
下半身 Columbia TITANIUM
上半身 NIKE Fitstorm 襟付き
着替え Recoq Sportif半袖
雨具兼上着兼ウインドブレーカ UNIQLO 撥水パーカXL
靴下 アンクルソックス一足
靴 TimberlandトレッキングブーツSD CARD
ウエス
ソフトコンタクトレンズ
アルコールウェットティッシュ
折り畳み傘
ポーチ
N-rit(マイクロファイバータオル)
CROPSウエストバッグ
サプリメント3日分(亜鉛、マルチビタミンミネラル、野菜)
レジ袋
タイラップ(結束バンド)
ジップロック袋
時計(CASIO PRO TREK)
ボトル/スポーツドリンクパウダー/食塩
ハンカチ/ティッシュ
メモ帳

これらの荷物を、いかに小さくするか…まさに、パッキングの段階で既に旅は始まっている!
何を持って行き、持って行かないかの取捨選択、持っていく荷物をいかに軽く小さくするか…の、創意工夫。詳しく書いていると長くなってしまうので端折りますが、(道具類に関しては、機会があれば別項にて詳しく)
自転車の時もそうだけど荷物を全て自分で持って移動する場合は、いかに小さく軽くするかということが重要なんですね。

・本文
今回は目的地としてはあくまで鎌倉、江ノ島ですが、嫌でも東京を経由するので
初日 東京
二日目、三日目 鎌倉
四日目 東京、帰宅
または、三日目で帰宅してしまうか…という予定でしたが、初日は前哨戦というか、肩慣らしというか、特に東京で行きたいところもないので、適当な時間に行って適当にぶらぶらすることに。
全日寝たのは前日25時くらいで、起きたのは8:30くらい
で、少し遅め。後で思ったんですが、やはり、旅立つのは早朝に限る!早朝というよりは、夜明け前。電車で言えば始発。何故なら、旅情が全然違うから。
家を出たときは暗いのに、徐々に明るくなっていくときの気分の高揚、これから一日が、旅が始まるのだという期待感、それが、なぜか明るくなってしまうと失われてしまう。ある意味、オールで遊んでいて朝になるとテンションが下がるパターンにも似ていますね。わかる人はわかるはず!
明るくなるとあ〜あ、みたいな(笑)
加えて言うなら、自分一人ならまだしも、実家なので家族がいる。
家族が起きてきて活動するというのは、この上なく「日常」を感じさせてしまうものなんですね。
旅は、「非日常感」、つまり普段と違う、ということが個人的にすごく大事なので、その意味でもあまりよろしくない。
次からは、ちゃんと早朝に出ようと思った。というか、今まで大抵は早朝に出発していたんだけどね。
ということで、あ〜あって感じで家を出て、最寄り駅の前橋駅まで歩く笑

家の前にて
はじめの一枚は重要なはずなんだけど、なんだか締まらない。
駅までは自転車で行こうか正直迷ったのだけれど、今回は歩くという行為が大事だし、歩数計も試したいし、そもそも家に自転車がないので(選択の余地なし)歩いて行くことに。
服装、というか見た目が「いかにも」という感じなので、自宅の周辺ではまだ少し気恥ずかしかった。今回は、珍しく旅の途中に人と会う機会があったのですが、その時も多少恥ずかしかったです。嘘です。
10:49 前橋駅に到着。今回の旅のコンセプトは「心にゆとりを持つ」ということで、電車の時間とかいちいち調べない、適当に駅に入って、適当に乗る。適当に降りて適当に歩く。いつもは、予定をつめこみすぎてパンクすることが多いし、それが原因で自転車の時に膝を壊したこともあったので、とにかく急がない、焦らない、マイペース、なるようになる(ただし、準備はキッチリしておく)ということを目標にしていて、全体的にも大過なくかなり達成できたのでは、と思います。
旅の完成度が何で決まるかというとかなりの要素があって、完全に見落としのない完璧な旅っていうのはありえないですね!完成度を高めることは重要だけど。今回に限って言えば、余分な荷物があった、なくしものをした、下調べが足りなかった、など反省点は多々ありますが、全体的な経路や時間の使い方に関してはほぼ及第点じゃないかなと思います。あとは、朝がもう少し早ければ…ということくらい。
10:45 4316歩

前橋駅のホームにて
高崎行きの電車は11:00前橋着発、高崎で乗り換え。東京に着いたらどこで降りるか、ということも考えない。適当に。
ここでハイドレーションシステムを試しに使ってみようとするも、使い方がいまいちわからない(笑) でも、今回の旅では結果的に地味に、すごく役立つことになる。
高崎駅に着くと、乗り換えの時間が3-4分しかない。ぎりぎりです。前もって調べていればこういうことも避けられるわけですが、こういった些細なアクシデントも含めての旅ですからね!
11:17 東海道線直通 湘南新宿ライン特別快速に乗りこむ。それともう一点、記録を残すということもすごく大事。特に写真を撮ると同時に時間も記録されるし、iPhoneならGPSで場所も記録されるので、とても便利。あとは移動経路をiPhoneのBikeMateGPSというアプリでGPSログを取る。そのため、常に通信しっぱなしなのでiPhoneのバッテリー消耗が常に激しかった。そのため、携帯充電器を大量に持ってきたのですが、実際には夜寝るときにきちんと充電できれば一つで十分だった。 ほかに歩数とかその時思ったこととかを細かく、でもある程度適当にメモしておいて、忘れないうちにこうして記録するということが重要だと思う。後でまとめる上でも
 この電車に乗ると、しばらくは自由時間。今回は電車なので酒が呑めるぜ!ということで、スキットルボトルのウイスキーで舌を濡らしたり。もちろん、気分を味わうためなのでほんの少しだけど。
さて、今日は一応三鷹で一人暮らしをしている友人宅に泊めてもらう予定になっていたので(彼もバックパック旅行経験ありで、東南アジアとか行ったことある。うらやましい!)池袋を過ぎて高田馬場あたりで適当に下りて、吉祥寺あたりまで歩いて買い物でもしようかな、と思っていた矢先に鳴るケータイ。
実は東京在住で知り合ったばかりの知人がいて、昨夜冗談半分本気半分で都内に行くから会えないかということを打診していたのですが夜なら都合がいいとのこと。知り合って一週間程度で二人で会うって…しかもこんな恰好だし(笑) 何を隠そう一番ビックリしたのは俺自身。でも、旅の間はまあなんとかなるさって楽天的思考なので、会う方向で返信。自分はそこまで詳しくないけど、一応それなりの共通言語と、共通の知り合いがいるせいだと思った。普段なら自分はこんなことはしないと思う。これもきっと旅マジック
 どうやら18:00くらいから時間があるそうなので、予定通り高田馬場駅で降りた。後で聞いた話だけど、この人もこのくらいの時間にこの周辺にいたらしい。予定以外の邂逅はテンパるだけなので、この時不意に会わなくよかった笑

13:03 4874歩
 高田馬場駅は学生が多かったです。周辺に大学が多いからですね。
 とりあえず線路沿いをひたすら歩くことに。時間はあるようで、ゆっくりしている時間はそこまでない。まあ、時間がなくなったら電車に乗ればいいだけだ。それが徒歩のいいところ!

適当に歩いて、適当に写真を撮る。天気もいいけどそこまで暑くないし、何より川沿いを歩くのは気持ちがよかった。でも、道を間違えていることは、この時は知る由もなかった…。あるけどね。地図見ればいいし。
適当に歩きながら路地裏を通ったり。でも個人的にはこれが好きでそして怖かった

15時過ぎ、約2時間振りに地図を見て驚愕。(もっとまめに見ればいいのに)西に向かっているはずが、思いっきり南に向かっていて新宿駅周辺。
 いつのまにか山手線沿線を歩いていたのか…。自分の方向音痴さ加減に、というか、地図を見ない馬鹿さにあきれかえる。ハイテクとローテクは両方必要ですね。前も思ったことだけど、行く場所が決まっているなら紙の地図も割と必要。ここで電車に乗るのは悔しいので、中央本線沿線まで歩くことに。いつもなら、こういうことがあると焦ってろくなことがないのですが、ここでも気分を落ち着け、中野駅あたりまで歩いて電車に乗ることに。 山手通りは太い道路で歩きやすいけど、多少アップダウンがありました。自分の住んでいるところは山に行かない限りあまり高低差がないので、東京でも結構アップダウンあるなあ~と思った。
今回アカスリを忘れたので、途中で買おうと思って100均に寄るも、欲しいのが売っていない!ふとケータイを見ると、友人もさっきまで新宿周辺にいたとのこと(さっきと別の人)
さっきと同じ理由で、偶然会わなくてよかったと以下略。
そうこうしてるうちに太い道に飽きたので、裏道に入ろうかと画策。自転車でも思うことだけど、太い道では移動手段としては適しているけど道としては面白みがない。裏道はその逆。しかし、徒歩だと距離損がない限りそこまで時間は変わらないと思うので、裏道に入る。今回確かに道は間違えたけど、そうでなければ見れない景色や通れない道もあったわけで、そう考えると多少前向きになれた気がしたし、そういう考え方が大事なのかなと思った。
中野駅に着くと、もう結構歩いたし吉祥寺まで行ってぶらぶらするか~、と、吉祥寺まで電車に乗る。
16:07 20536歩。
ここまでのGPSログデータを後で載せたい…!見事にT字なので(笑)。
吉祥寺は、前に一回だけ来たことあり。だいたいいつも山手線圏内かその周辺なので。

吉祥寺駅前にて
前に来たときは確かコピス吉祥寺というビルに行って、アウトドアショップがあったなあ~と思ってそこへ向かう。
今まで歩いていたところに比べると、吉祥寺は人がかなり多くてにぎわっていてさすが東京だと思った。
東京ではこれが普通なんだろうけどね! 石井スポーツに行くと、買いたいものは特になかった。欲しいものはたくさんあるけれど。ボトルを前になくしてしまって買おうかと思ったが、今度mont-bellで買おうと思った。アウトドアウエアのトップスが欲しいと思った。ここで、今日会う予定の知人から連絡。タイムリーにも西荻窪にいるということで(というか住んでいる)近くてラッキーと思ってそこまで歩いていくことに。距離的には一駅だし。インナーは黒しかもっていなかったので、白インナーシャツが欲しいと思ってロヂャースとか、その向かいの店に行ったりしたけど買いたいと思うものはなかったので下着を買って帰りました。
ここで、不意に雨が降ってきたので駅ビルのトイレに逃げ込んで雨具に着替える。これから人と会うのに服装が真っ黒だ…と思ったけど(というかいつもそうだけど)、着替える前でもそんなに変わらないしまあいいやと思って歩いていたら、まさかの時計がないことに気付く。そんなにすごくいい時計とか高い時計ではないけど、機能的には重宝しているので失くすと困る。(具体的には気圧・高度・温度・方位が測れる)さっきのトイレかなと思って見に行くも見つからず。もし見つかったら連絡をくれるということでしたが、連絡は未だにないので多分もうだめでしょう。残念無念。
 時計事件で時間をロスしたので、約束の18:00にはもう間に合わないと思い一駅だけど電車を使うことに。そしたら…駅までが地味に遠い。その上、乗り場がわからない。本当にザ・不案内トーキョーである(意味不明)

駅に着くとバックパックだけコインロッカーに預け、西荻窪駅の北口で待つ。知人宅は駅から近いそうなので、すぐに来られるそう!全身真っ黒の男が駅で待っていると、全然待ってない知らない人から声をかけられる。
はじめは用があるのかな?と思って返事をするも、この男「帰りたい!」しか言わない。
しかも腕を勝手につかんでくる。恐怖はないけど、ただ不可解。そういう意味で東京は怖い場所だと思った。違うか。意図がわからないし、どこに帰りたいのかもわからない。もしかして家がわからないのか?それとも別の言葉だったのか?東洋人だということはわかるけど、だいたい何人なのか? 仮についていったらどうなっていたのか?
さまざまな謎を抱えたまま、知人が到着。全然久しぶりじゃないのに、久しぶりだね、とか寒いことを言いながら合流。待ち合わせだったことがわかればどっかいくかな~と思ったら全然行かないし、ついてくるし しまいには両手で腕をつかんでくるし …はっきり言ってうっとうしい。
とりあえず歩いてまこうとするも依然としてついてくる!知人も困惑気味だ(笑)
とりあえず作戦会議ということで駅前のマックに入ったら、やっといなくなってホッとした。
いやあ、普段はからまれるとかないんですけどね!むしろ怪しいから避けられるんですけど!道はよく聞かれるけど! そういう意味では貴重な経験だと思ったけど、やっぱり東京は怖ry
 さて、確か映画を見るという話だったけど、東京で映画観たこととか一度もないので何もわからない。ということで、年下なのに知人に丸投げ。 でも結局、前から話題に上がっていた映画に決定!それはいいんだけど、時間が新宿で21:00過ぎって、それまで何をするんだろうって思った(笑) でも、移動してチケット買って夕飯を食べたら結局ちょうどいい時間というか、むしろ余裕がないくらいでした。時間が経つのって早いね!
 心配していた雨も一時的に弱まったみたいで、とりあえず駅へ。西荻窪から新宿って遠いイメージがあったけど、片道20分なら思ったよりは近いと思った。
この辺便利で静かで東京で住むには本当にいいところですよね…
 
 新宿駅のホームにて 
人が多い上に、出入口が8か所もあるので全くわからない。まあ、俺も少しは調べろよって話ですが。
駅から出て、とりあえずユナイテッドシネマが入っている新宿バルト9へ。新宿といえば東急ハンズとL‐Breath(アウトドアショップ)とラーメン屋しか来ないので、この辺りに来るのは初めてだった。一枚くらい写真撮っておけばよかったかな…
映画館はかなり上の階で、地元のショッピングモールにもユナイテッドシネマはあるけど上下構造になってたりして雰囲気も少し違うと思った。チケットを買って一回外に出ると、もう20:00くらいだった。夕飯に何を食べるかもまったく決めてないし、店も知らないのでカレー屋に行こう!ということになり、結局その下の居酒屋に行きました← つくづく写真を撮っておけば略
ビールとざるそばをそれぞれ頼み、そばは冷たいのに限るという話題で盛り上がった。いやそうでもないか。
ポテトサラダも頼んだけど、結果的には俺があまりにゆっくり食べ過ぎ、そばつゆに薬味を入れすぎたせいで
時間ぎりぎりになってしまった。結果的に本編には間に合ったからよかったけどすいませんでした。
というか、シアターがあまりに上にありすぎるのも原因だと思ったけど、夜景がきれいだったのでよしとする
ちなみに観た映画は「桐島、部活やめるってよ」でした。
ちなみに二人とも二回目でした。でも、この人は三回目も行くそうですよ。自分は普段同じ映画を映画館で繰り返し観るってことはあまりしないのだけれど、この映画は繰り返し観ても面白い映画だと思った。それぞれの人物の視点とか、一回目にはわからなかったことがわかったり、何より全体的に一回目よりも映画が終わるのが早く感じられて、それだけ集中して入り込んで観れたかなあと思いました。知人は、終わり方と視点の転換についてとか、俺が考えないようなことを考えていて面白いと思った。
映画館の外に出ると、また雨が降っていた。駅までの間で傘をさしていても割と濡れたので、結構降っていたのだと思う。
 とりあえず西荻窪に戻るも、知人の予告通り帰りの方が混んでいた。もう23:00をまわっていたのだけれど、
遅い時間の方が混むってどういう理屈なんだろうって疑問に思った。平日だし。
 西荻窪で降りて、知人宅の前で解散!最後まで、なんだか締まらないなあ、むしろ締める必要もないよね(笑)みたいなすったもんだがあって←(締める必要は本当になかったと思います、言いたかっただけです)別れました。
三鷹の友人は当然起きてないので、漫画喫茶で寝ることに。まあいつものことですね!

明日はどうせ一旦新宿を経由するし、高田馬場の漫画喫茶がキレイで広いということで勧められたのですが、
もう時間が時間だし面倒だというのもあって西荻窪駅周辺で探すことに。そして駅周辺をしばしぶらぶら。
そういえば、西荻窪駅って前回東京に旅に来た時に、(今年の春)夕食を食べに来た店のある場所だったんですねえ~。すっかり忘れてた…。その店は、駅から歩いて5分程度のところにある「坂本屋」というお店です。ここのカツ丼は絶品だったなあとか思いつつ…、
 さて、落ち着くことになった漫画喫茶は駅のすぐ目の前の店。会員登録はしていなかったので記入が面倒だけれども、次からの手間が省けるし 行ったことのない所に行くというのもそれなりに意味のあることなので…
入会金やら年会費の類もかからなかったし、9時間1250円ならまあ安い方だしいいかなと。
 でも、問題はこのブース。

フラットはふさがっていたのでリクライニングだったのだけれど、リクライニングするとすぐに壁にぶつかるという狭さ。まあ、休むのに最適ではないですね。でも、何が重要ってバッテリーの充電ができるかどうかと、経済面が非常に重要なので、その点では及第点だったのでよかったです。一晩くらいどうにかなるものなんです。
でも、この漫画喫茶何がびっくりしたってトイレがらき☆すた仕様なのがびっくりした。
今日の分はこんなところでした。全体的には大過なく過ごせたのでよかったです。ここで一番困るのは負傷したり、体調不良になるのが一番困るので。あくまで本番は明日と明後日。そう思い、ストレッチやマッサージなどを一通り済ませて床につきました。
24:48 就寝 34495歩
 →二日目に続く→