クソ野郎と美しき世界

SMAPファンだった訳ではないけれど、それでもやっぱりどこか人生の傍らにいつもSMAPがいた様な感じがしていて、もう5人で歌う姿を観ることが出来ないんだとわかった時はそれなりの喪失感を感じていた。

けれどそんな事実ものど元を過ぎ、忘れかけていた頃に飛び込んで来たメンバー三人の反逆。
あの大きな組織にはとうていかないっこないけれど、SMAPという看板がなくなっても輝き続ける三人組を見つけた。
しっかりSMAPであったことを再認識させてくれた。

シンゴちゃんと吾郎くんと草彅くんの三人のオムニバスが最後のクライマックスで重なり合い、シンゴちゃんがあの笑顔で歌い始めたとたん心の底のSMAP愛が溢れ出して止まらなくなってしまった。
ストーリーうんぬんよりも、そんな事を感じさせてくれる映画であった。


クソ野郎★ALL STARS / 新しい詩 [from クソ野郎と美しき世界]