もうね、まんまタイトル通りです。
検索で辿りついた方向けにAppleのスペシャリストに問合せた結果からお伝えすると
・Trade inはいかなる理由でもシステム上キャンセルが入ったら再手続はできない。
・どうしてもTrade inを利用したい場合、購入した商品を一旦返品(購入後14日以内)して
再購入時にTrade inを改めて申し込むしかない。
・iPhoneを買取してくれるところは他にもいっぱいあるので、そちらを利用してみては?
とのことでした。
Appleの下取り・Trade inはうっかりキャンセル操作を行ってしまうと、もう全く取り返しがつかない事がわかったのと、ちょっと特殊な事情が絡んでいたので以下は備忘録。
iPhone14が発表されたら、iPhone13(256GB)を買おうと決めていたのである。
いままで使ってたXRは機能的にそこまで不便はないものの、バッテリー交換してあと2年使うのは微妙だなと思っていたし、マスク着用時でも認識されるFace IDの方がいいなっていうのが大きかった。あと単純にカメラの性能はいいに越したことはない。
だから14が発表された日の午前中には注文完了して、翌日昼頃にはiPhone13が届いた。
手元のXRは128GBだけど、今後最低3年は使うし、XRをTrade inで下取りに出したら128GBと256GBの差額分くらいにはなるから、それなら余裕がある方がいいと思ったので。
さっそくクイックスタートでさくっと中身を移して、一応不具合が出ないか2日くらい様子をみて、それからXRを完全に初期化するところまできたので、満を持してTrade inの手続きに入った……んだけど、ここで重大なミスに気が付いた。
私の自宅住所は住民票とか公的な証明書上では番地号までしか表記がない。
ところが土地の登記上では枝番が存在していて、住宅地図の表記は枝番ありになっている。
例えば免許や保険証は「○○町1111」、住宅地図だと「〇〇町1111-2」みたいな感じ。
そのため普通の郵便・宅配の場合は宛先住所に枝番が入っていないと確認の電話がかかってきたり、受け渡し時に確認されたりすることがここ数年でかなり増えてきた。たぶんナビの設定とか、個人情報の取り扱いとか、誤配しないようにとか、色々理由はあるんだろうけど、これが地味に面倒くさい。だから番地号までの住所が登録してある所(昔から使ってる通販とか)から届くもの以外は出来るだけ枝番まで住所として入れるようにしてしている。
そしたらね、結果的にこれが後々まで響くことになろうとは。。。
実は今年に入ってからiPadを買い替えていて同じようにTrade inも申し込んでいた。
その際、下取り手続きを進めてたら「途中で問題が発生してこれ以上手続きを進められないから確認のためにAppleに電話して」とメールが届いたんですね。何ぞやと思って電話したら、本人確認のためにアップロードした資料(免許と保険証)とiPadの配送先住所が一致しないからこのままでは受付できないとのこと。
確かに購入時、持ってきてくれる人の手間と私の面倒を減らしたいなと思って、配送先住所にわざわざ枝番を登録しちゃったんですよ……。面倒が減るどころか、余計な手間が増えることになって完全に裏目に出ただけだったけど。
で、斯く斯く然々こういう訳でと説明をして、その場でスペシャリストのお兄さんがなんか上手いことやってくれて、この時は下取り自体はそのままできることになった。ただ今後も同じことが起こるとヤダなと思ったので、一旦登録しちゃった枝番はそちらで消してもらえないかとお願いしてみたら「個人情報はApple側で変更できないので自分で変更してください」と言われた。じゃあ何処を直せばいいのかと逐一確認しながら配送先住所から枝番を消したのが3月頃の話。
で、今回のiPhone13購入時。
3月の話なんてすっかり忘れてサクサク注文して、下取り手続きもあれこれやっていく中で身分証明書をアップロードしてから急に思い出した。前回枝番で大変だったんだってことを。しかも手続き中にちらっと見た配送先住所には枝番が入ってたなと思って、念のため届いた時の箱に貼られてた伝票も確認したらばっちり枝番が印刷されてた。。。
これはマズい。先にAppleに電話しなくちゃと、一旦進めていた手続きを止めるために焦って「キャンセル」を押してしまった後、状況を確認したくてもう一度下取り情報にアクセスしたら「Apple Trade inはキャンセルされました」との表示。
そ、そんなつもりじゃなかったーーー!!
慌てて電話を架けるもタイミング悪く日曜の18時ちょいすぎで、既に受付時間外。
仕方がないので月曜の仕事終わりにスペシャリストのお姉さんとお話したんだけど、上述の通り最終的にはダメでした。
………うん。そうかな、とは思ってた。
電話するまでに時間ができたから色々と調べたけど、どれも概ね同じことが書いてあったのでこれは仕方ない。
ただ、住所の枝番は消したはずなのに配送先に入ってたのは何でなのかを知りたかったので、現状の登録がどうなっているか確認して欲しいと伝えたら、これまた「お客様の登録情報なので今わたしが見ることはできない」とのこと。ここは何故電話口で確認してもらえないのか、もう一歩詰めて聞けばよかったなと後から思ったんだけど、こういう時ってパッとは思いつかないんだよね。
そもそもAppleには2つの住所情報が存在してるはずなんですよ。
1つはApple ID(icloud)に紐づく「配送先住所(A)」、もう1つはApple storeアプリに登録した「配送先住所(B)」で、今回は電話する前にどちらも枝番なしになっていることは確認済。なのに今回の注文の配送先住所は枝番あり。なので、AもBも枝番が消えていることは手元では確認しているんだけど、なんで枝番ありで届いたのかと聞いたら「恐らくApple storeアプリでは前回注文時の配送先住所が反映されている」との回答でした。
Apple storeアプリで注文する際、通常は「Apple storeアプリに登録した配送先住所」が注文に反映されるはずなんだけど、前回の配送先情報が引っ張られることもあるとのこと。そして注文確定前の状態であれば配送先住所は変更(編集?)ができたそうで。これに関しては3月のあれこれを思い出せなかった私の見落としなので、もうどうしようもない。しかもAとBしか現時点で直せる情報はないし、既に直っている状態なので、今できることはもう何もない。
あとは次回注文時にも前回というか今回の情報(枝番あり)が反映された場合は必ず配送先住所を修正しないと同じを轍を踏むことになるんだけど数年後の私がこの件を覚えていられるかというと…………正直なところ、絶対に思い出せる気がしない!
ちなみにTrade inの際、配送先情報と本人確認書類の不一致は必ず弾かれます。
氏名表記が漢字とアルファベットとかもダメなんだそうで、届け先を別の住所にしている場合はそもそもTrade inは使えないらしい。私のようなケースはかなりレアだと思うけど、不備でいきなり勝手にキャンセルされることはなくて、確認のためのメールが届くはずなので、それに沿って対応するなり電話してスペシャリストに聞いてみるのが一番いいです。不備が解消できない場合はApple側からキャンセルされちゃうので、確認メールがきたら早めにやった方がいい。
という訳で、Trade inのキャンセルにはくれぐれもご注意ください。