見猿・聞猿・言猿のTDFC投資法

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東証1部売買代金8384億円

2011年10月18日 | 今日のコメント




日経平均株価は欧米の株安を受けて137円安の大幅安、8741円で終わりました。大幅安にもかかわらず今年最低の売買代金となっています。株式市場の人気が離散している状態です。買っても上がらず、売っても下がらずでは儲かるはずはありません。

日経平均株価は5日移動平均線が下向きに転じ、かつ株価がその下で陰線となりましたので本玉の売りです。25日線が横ばいになっているところが懸念されますが、長期移動平均線はすべて下向きですので一気に下げてしまえば関係のないところです。波動が下げトレンドを鮮明にするのか、ボックス圏となるのかはわかりませんが売り有利となったことは間違いないでしょう。



独首相発言を嫌気し、大幅反落

【前場】
前日の米国市場では、独メルケル首相が「(23日に予定されているEU・ユーロ圏首脳会議で)すべてが解決するわけではない」と述べたことを嫌気し、ダウは247ドル安と大幅に反落。

 東京市場でも軟調なスタート。円高が進んだことから、トヨタ 7203> やマツダ 7261> など自動車関連が売られ、日立建機 6305> やコマツ 6301> も下落。今期業績見通しを下方修正した安川電 6506> が大きく下げ、TDK 6762> や東芝 6502> といったハイテクが売られた。日経平均は137円安で前場を終えた。

【後場】
後場も軟調に推移。韓国サムスン電子が「iPhone 4S」の販売禁止を求める仮処分を申請したことからKDDI 9433> やソフトバンク 9984> など情報・通信業が大きく売られ、ディーエヌエ 2432> やコナミ 9766> といったソーシャルゲーム関連も下落した。前社長の解任問題で先行きが不透明なオリンパス 7733> は売り方の買い戻しで上昇する場面もあったが、後場から急落し連日で年初来安値更新。日経平均は大幅に反落し、前日の大幅高を帳消しにした。

 東証1部の売買高は11億6971万株と、5月30日の13億8093万株を大きく下回って今年の最低を記録。売買代金は8384億円と、連日で今年の最低記録を更新した。

【大引け】
日経平均は前日比137.69円(1.55%)安の8741.91円。TOPIXは前日比10.64(1.40%)安の751.24。出来高は概算で11億6971万株。値上がり銘柄数は217、値下がり銘柄数は1353となった。日経ジャスダック平均は1173.48円(3.73円安)。
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[2011年10月18日]
(「株探」編集部)



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