15年位前だろうか
向かいの家の庭に猫がいる
ミケちゃんを見たのはそれが最初
今は4棟に分割されてるけど
昔は一軒家で広いお庭があった
10年位前からはツレの実家にも
顔を出すようになって
シャム猫にベッタリ
近くに猫のたまり場になっている家があり
うちを通ってたまり場に行っていた
シャムと出会い、惚れたらしい
朝パトロールに出るときは
扉をバンバン叩いて開けてもらい
夜帰ってくるときもバンバン叩いて入れてもらったら
そそくさとシャムと一緒に寝てたそうな
相続でツレの実家を売るとなったときも、
片付けしてる最中から明渡しの日まで
シャムとベッタリくっついて寝ていたミケちゃん
明渡してからも
入れてくれとバンバン叩いていたみたい
と近所の方から後日聞きました
ツレの実家を明渡してから
シャムはうちで引き取った
ミケちゃんはうちにも来てくれたけど
中には入らず
シャムが旅立ってしまった後も
うちには来てくれてたので
猫小屋を置いてあげて
ご飯を食べてくれてた
ある日たまたま猫小屋を掃除しようとしたら
パトロールに出たはずのミケちゃんが
フェンスに足を引っ掛けたまま動いてない
慌ててフェンスから助け出すも
いつもなら逃げるのに
その場にうずくまって動かず
急遽保護して動物病院へ
痩せて脱水してて危ない状態だが
どうしますか?と先生に聞かれ
うちで保護しますと即答
それから毎日点滴に通い
薬を飲ませ、AD缶をあげて、コーケントーを当てて温めて・・・
もって数日と言われたけど、2週間頑張ってくれた
お肉缶詰をガツガツ食べたり
うちの子にシャーシャーしたり
ケージから出ておしっこしたり(アピール?)
ベランダで日向ぼっこしたり
してくれたけど
一昨年の猫の日に旅立った
今となっては
シャムに歯石取りしなければもっと長生きしてくれて
ミケちゃんもうちに入ってくれたかなとか
うちに入れたときに先生に言われてノミ取りの薬をしたんだが
それが強かったのかなとか
もっとなにかできたんじゃないかと
思うことばかり
ミケちゃんは
ツレの実家の猫たちがお世話になってるお寺に
シャムと一緒に埋葬しました
シャムと逢えてるといいな
この前ようやくコーケントーと猫小屋を片付けた
看取りは3回目だったけど
毎回もっとなにか出来たのではないかと考える
今保護猫は3人いるけど
みんなには好きなように過ごしてもらいたい
なるべく家にいるようにしてるし
カリカリ食べるの見ててと言われたらついていくし
お尻叩いてと言われたら叩くし
おしっこしたと言われたら掃除するようにしてる
上の姉妹は10歳を迎えました
元気で長生きしてねと言ってます