東京はお盆が7月だから本日送り火を炊いた。
一昨年まではお盆だからといって実家に帰えることも無く、自分の仕事ばかりしていた。
昨年4月に姉が亡くなり、去年は姉の新盆だった。
今まで父と姉がやっていたことを昨年は父と私でやった。
今年は父が入院中で、私一人でやった。
もうすぐ父も退院してくる。
私は実家に引越し、父を迎える。
来年はまた父と二人でお盆を迎える予定。
姉が亡くなってから、父が一人暮らしになり、頻繁に実家に帰った。
1年2ヶ月たって、実家に引っ越した。
どうせなら姉がいるうちにこうしていたら、もっと姉との時間を取れたのに。
姉が居ない。寂しいなんてのはいうまでもなく、なによりつまらない。
ごく近い身内が亡くなった時、誰しもに起こるであろう後悔。
後悔先に立たず、だから常に家族を大切にと言うが
そうは思っても、そんなのなかなか難しい。
出来る人もいれば、出来ない、やらない人もいる。
なってしまったらもう後には戻れないので、仕方ない。
だから残された父に今出来ることをしている。
私など自分のことしかしてこなかったやからには、
存分に使っていた仕事の時間が、その為に、どんどん削られることが、
いちいち葛藤の連続である。
それでも、この一年で姉への懺悔と悔いは良い意味で減った。
来年は葛藤が少し減っていたら私も少しは成長できるのかも知れない。
悔いと同じように不確定な未来を思うのも意味はないと思うが。
葛藤が増えているかもしれないし(笑)
今後、お盆の度にそんなことを考えたり思ったりするのだろうなぁ。
ではまた。