資本主義のルールなき暴走に歯止めを

環境破壊、投機金融など、資本主義の暴走が目立ちます。ルールなき暴走に歯止めをかけなければ・・・。

中国との対話ー新しい地平を見出すために

2008-05-05 01:37:02 | Weblog
■中国との対話―新しい地平を見出すために
 4日(日)朝10時~11時50分、サンデープロジェクトで、中国の要人3人と、日本側から、田原総一郎氏、岡本行夫氏、田中氏との間で、日中に横たわる当面の諸問題について、かなりオープンな討論が公開で行われました。
双方の軍事費、チベット、靖国、ギョウザ、海底油田の共同開発などの諸問題です。
 いずれも、双方の主張は平行線を辿り、一致点には到達しませんでした。例えば、軍事費の問題については、日本が、中国の軍事費の透明性を問題にすると、相手も、日本の軍事費の中には、海上保安庁の経費が含まれていないことを指摘します。このように、双方の間にある不信感を取り除いて行くためには、今、何が必要でしょうか。
 それは、先ず、自分たちの側の問題点を率直に指摘して、その改善策を明確に示し、その上に立って、相手側の問題点を指摘するという形をとるべきだと思います。
 例えば、2006年の軍事費については、ストックホルム平和研究所の資料によれば、中国は5.0兆円で世界4位、日本は、4.4兆円で世界5位とのことです。この双方が、互いにその不透明性を指摘しあっている間に、双方の軍事費はますます増大し、世界の他の国々からは、すでに、いずれも軍事強大国とみなされているのは、当然です。
 今こそ日本は、全世界に呼びかけて、軍縮に踏み出すべき時です。


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