お風呂に入る幸せをあなたに

要点を押さえればお風呂介助は怖くない!

濡れて滑りやすい場所は転倒に注意!

2021-07-27 09:24:34 | 入浴
浴室は滑りやすい場所なので、入浴介助の際には利用者さんも介護職も、転倒防止に気をつけなければなりません。
脱衣所は、こまめに床を拭くようにしたり、危険を感じるような場所には滑り防止のマットを用いるなど、最善の注意を払いましょう。
安全に入浴ができてこそ、利用者さんはお風呂に入る幸せを感じられるので、浴室や脱衣所の安全管理も十分に行う必要があります。

入浴を助ける際のポイント

2019-12-23 04:44:16 | 入浴
介護職は、食事や排泄、入浴などの身体介護と掃除や洗濯といった日常生活に必要な生活援助をすることがメインの仕事となっています。
中でも、入浴介助は要介護認定を受けている高齢者にとってはありがたいサポートです。
入浴介助は、自らで入浴することが困難な方のために、他者がその入浴の介助をすることをいいます。
身体を清潔にするだけでなく、精神的や肉体的な苦痛を緩和させることも目的としています。
入浴ができない場合、清潔が保てなくなり、皮膚疾患等の原因になることもあるのです。

入浴介助は、ある程度自力ででき見守りで入浴できる方もいれば、膝や腰を痛めていることによってシャワーチェアや簡易式手すりなどの福祉用具を必要とする方など、人によりさまざまな状況があります。
そのため、それぞれに合った介助をすることとなります。
入浴介助においては気持ち良く入浴してもらうために、事前準備が大切なポイントです。
事前準備では、タオルや着替え、必要に応じて尿取りパットや紙おむつ、石鹸の他、転倒防止マットや処方されている皮膚科の薬などを用意することから始めます。

次に、浴室は浴槽にお湯をいれるだけでなく、浴室暖房機などで浴室と脱衣所を温め、入浴中の体調の悪化を防ぐため血圧が高くないか、発熱があるかなどの体調をチェックすることもポイントのひとつです。
また、入浴介助中には、全身の状態を観察できるまたとないチャンスですので、褥瘡や皮膚疾患がないかを確認しましょう。
健康のために清潔な身体でいることは大切ですが、体調が悪い場合には足浴だけにするなど無理しないことも重要です。
なお、入浴介助とはいえ、自分でできることはできる限り自分でやってもらい、日常生活動作の維持にも繋げることに役立てましょう。

入浴介助については、※こちらのサイト※も参考になります。