TAKE ME OUT TO THE BALLGAME？

電撃文庫が誇る天災・・・もとい天才二人の新刊を査収。
　

　
　
　
　
言わずと知れた「俺の妹がこんなに可愛いわけがない 6巻(Amazon)」、帰りの中央線車内で思いっきり吹いてしまった。
散りばめられるヲタネタがドンドン濃くなって行くと同時に主人公:京介のもう戻れない立ち位置に、既に踏み入れた人間からはものすごい心配になってしまいます。後取り敢えずアキバでこう言うのを見つけたらツイッターで通報する自身がある。特に二章の野郎二人でエログッツ屋でテンション上がりまくっている瞬間。
んで今回のインタビューは前後編じゃぁ無いんですね。それだけ細かいネタがインタビューでも隠されていると言う事なのですが。
　
　
そして短編集と言う体裁を取っている「神様のメモ帳 5巻(Amazon)」は、見事なまでにボケとツッコミがフル装備された掌編の集まりになっています。今回は草野球対決と言う事でツボに入った事も有った為か、ブッと列車内で吹き出す笑いじゃなくて吉本見た時の爆笑、ドリフのガヤでオバハンが「はーはははははは」と笑うタイプの笑い。そのくらいツボに入った。
しかしラノベで近鉄バファローズをネタにしたのは、かの「藤井寺さんと平野くん」以来の二作目かなぁ？
　
共に主人公による一人称で話が進み、出てくる脇キャラ同志の関係を邪推しなから読み進めることによって針の穴を通すような人間関係を拝む事が出来るのも特徴で。いやいや楽しかった。
にしても、主人公に求婚する 褐 色 炉 利 と言うのが共通していると言うのは、この御時世何かの偶然とは思えないのですが。