コトブキヤ 『牧瀬紅莉栖』(Steins;Gate)

　
続き続き。
　
そう言えばラジ館が建て替えになるんですってね。寂しくなるなぁと言うか、来年夏目処に閉館って急だよな。
ランドマークタワーとしての感覚が無いというか、気が付いたらそこに在るのが当たり前だったと言う感触が強すぎて逆に感慨が湧かないと言うか。老朽化のためと言う理由は良く判るし、アキバが常々変化する街であり、日々日々建て替えが行われている街であると言うのも経験上判っていたつもりでしたが、それでもこの大看板があるこの建物は大丈夫だろうと心のどこかで思っていたこともまた事実で。
まぁアキバはこの周囲全体でアキバと言う街を形成していて、特に行政や何かからの指導があったわけじゃなく自然発生席に誕生している特異な街だから、ランドマークタワーと言う存在も無く、各々で開発とかするからこうなるんだなぁ。でも行政が手ェ出したらここまで面白い街になるか？ と言われるとNOだろう。難しい所だなぁ。
　
　
そんなラジ館が舞台となった作品ってーと、最近では俺妹ですが、もヒトツここまであからさまに舞台としたのって無かったんじゃないの？てな感じのゲームがあり、昨年発売された箱〇作品がツイッターで皆楽しそうにプレイしていたのが印象的で印象的で。
Win版をやっとインスコした所ですが(遅っ)先んじて立体化されたものがあったので査収です。
　
コトブキヤ 『牧瀬紅莉栖』(Steins;Gate) (Amazon)
　




　
　
　
　











　
　
　
原型製作はエムアイシー。
昨年なんか周囲が見事にのめりこんでいたシュタゲコト『Steins;Gate』のメインヒロイン『牧瀬紅莉栖(まきせくりす)』です。
まぁ原作はWin版をインストしたばっかなので多くは語らないのですが、キャラクターメインのフィギュアと言うよりは『ヴィネット』の趣を強くしている作品だなぁ、と。
なんと言ってもパッと見「ベース」に見える歯車パーツが、一つ一つが分解されており、助手本体に必要最低限のダボのみで固定されていると言う、多数の完成品フィギュアを世に送り出してきたメーカーであるコトブキヤが持ち得る熟練の技。それを示すように、
　

　
　
　
　
付属の組み立て説明書が非常に細かい。図面だけじゃ判らないので説明文まで読まないと危険だぞコレ。説明書無しでこのギアを組み合わせるのはガンプラ作るより労力要りそう。
しかし見事な空間配置です。てっきりどこかに透明パイプとかで接続しているとばかり思っていたZE。
　
助手本体もキャラデザ担当のhukeのシンプルなラインを作り上げ、この作品の独特な塗りを再現するかのようにグラデと言うか物凄い汚し塗装風味でかなりタマリマセン。前述の歯車部分の塗装なんて殆どドライブラシにしか見えない。
コレだけ雰囲気ある感じに完成品で作り上げて販売すると言うのは滅多にお目にかかれないと思います。

まぁキャラ中心ではなくてヴィネット風と言ったのはその辺りに理由がある訳で、決して組み立てに30分以上を費やしたから言う訳じゃないからね！
キャラ中心に愛でるならねんどろ版(Amazon)で出るそうだし。
　
と言う訳でシュタゲのパッケ絵ヴィネットでした。と言うかこう言う幾何学的なモチーフを扱っている作品は、逆光の魔術師や光と影の悪魔が撮るべきだと思うんだ(他人をネタにする)。
　
　
にしてもゼロ年代後半になってからのアキバの目に見えての変化って大きいですよね。中央通の周辺の建物に大きい変化が顕著なので余計そう感じるのでしょうが。そう言えばこの建て替えが顕著な街なのに三年間も放置され続けている建物って何が理由ですかね？ 中は立派な廃墟風味になっているんだろうなぁこんな街中じゃなかったら深夜珍走群がって壁がペイントされまくりだろう絶対にと考えるとwktkですが、風の噂では所有者が(ピー)だとか(ズギューン)だとか。
(オチも無く終わる)
　
　
　
<form action="http://webclap.simplecgi.com/clap.php?id=beyyang128" method="post" target="_blank"> <input type="submit" value="Web拍手"> </form>