生暖かく気持ち悪い風が
バッタバッタと吹いています。
家の前にある工事現場に立ててある旗がちぎれるくらいの音で
はためき、砂埃が舞うので窓を閉めました。
暑いです。
午後からはエアコンにしますが
今は扇風機と保冷剤だけが
頼りです。
さて、今日は“お盆”のお話しを。
おととい8日は“施餓鬼”でした。
私が住んでいる町では
お盆に
これに乗ってご先祖様が帰ってこられると言われています。

正式名称があるのかないのか
ウチでは
「じゃじゃもじゃ」と呼んでいます。
各家で手作りしたり近くのお店で買います。
ウチは何年か前からか、父が作っています。型紙もあるそうで。
それまでは人に頼んで作ってもらっていたようです。
私が子供の頃はこの、じゃじゃもじゃを毎年8月8日の指定時間にお寺に持って行き
お経をあげてもらい
丁寧に仏壇に持ち帰るのは、仕事をしている祖母や親に代わり子供の役目でした。
でも、ある時から矛盾に気づくわけです。
世間では13日からお迎えするのにここだけちょっと早めに帰ってくるのかな?
これに乗るってことは
この辺のご先祖様たちだけ
一旦、お寺に集合して
はい、解散ってするのかな?
子供心に浮かんだ疑問です。
そして、お盆期間は人の出入りが激しいです。
帰ってきたご先祖様に“会いに”
親戚やご近所さん達が
ひっきりなしに来るからです。
今はそんな慣習も薄れました。
お陰でここ数年は
静かで穏やかなお盆です。
明後日から娘もお盆休みで帰ってきます。
なんと勤めているクリニックの院長の都合で9連休だそうです。
皆様にも
楽しく穏やかなお盆休みで
ありますように。