ポットのまま放置していたので
だいぶ大きくなっています。
毎年、梅雨までの短い季節に車で通りすがりのタチアオイを鑑賞させていただいていました。
タチアオイというと私はある女性を思い出します。
私より3歳年上のM子さん。
家は近所でしたが接点がなく話したこともありませんでしたが
20代の初めに当時同じ職場の先輩とM子さんが同級生で、M子さんが進学のため大阪にいるから
遊びに行こうとなり、M子さんが住んでいた部屋に2泊させてもらったことがあります。
その部屋から最寄りの駅に行く途中にタチアオイが見事に咲いている一角があり、フレアスカートを履きふわりふわりと前を歩いていたM子さんがクルッと振り向き
タチアオイを指差しながら
「どの色が好き?」と私に聞いてきたその景色が未だになぜか
忘れられないのです。
その花を見るのも初めてだったし
乙女を絵に書いたような人がホントにいるんだ〜と強烈に感じた
せいかもしれません。
あの時のまんまのM子さんが
私の記憶の中で止まっていて
もう会うこともないだろうけど
元気でいてくれるといいな、と
今でも思います。
大好きなタチアオイ、
キレイに咲いてくれますように🌸