「スリッパークラッチは使えるのですが?」
や
「タイチもスリッパー入ってるの?」
などの話がありますので、整理しておきます。
桶川関東ロードや秋ヶ瀬まるち杯など、カートコース系の話になります。
お手元にパーツリスト、クラッチの部分を開いて見てもらえるとわかりやすいかと思います。
まず、純正クラッチの構成を整理しましょう。
クラッチセンターとクラッチプレッシャープレートの中に
クラッチプレッシャーとクラッチフリクションディスクを挟み込む事で構成されています。
レギュレーションで変更が認められているものは
桶川では
クラッチセンターの変更改造と、それに伴うクラッチプレートとクラッチフリクションディスクの枚数の変更です。
と言う事は、クラッチプレッシャープレートは変更改造不可となります。
もちろんクラッチボスも変更改造ともに不可です。
クラッチプレッシャープレートとはクラッチ板を挟み込んでいて、爪が4本出ているモノになります。
ここで、スリッパークラッチを見てみましょう。
販売してるスリッパークラッチですが
STM様
NECTO様
タケガワ様
の3つがあると思います。
(他メーカー様でも作っていたらごめんなさい。僕の知識不足です。)
どのスリッパークラッチもクラッチプレートとクラッチプレッシャープレートを変更しなければならず、そのまま使用する事はどのメーカーのモノもレギュレーション違反となります。
まるち杯レギュレーションではエイプ50系のパーツの流用しか認められていないようなので、同様に市販されているスリッパークラッチの使用は不可となります。
「タイチはつかっているの?」
という質問ですが、昨年までを含め僕は使っていません。
クラッチ周りはスプリングのみPOSH様の製品に変更している以外は全て純正品です。
クラッチカバーはネクト様とタケガワ様を使わせて頂いております。
注意が必要なのは筑波選手権TC-miniクラス等、ロードコース系のレースはスリッパークラッチの使用が認められています。
ロードコース系な方々がカートコース系のレースに出場される場合は特にご注意ください。
また、スリッパークラッチだけでなく、各サーキットにより4st車両のレギュレーションは違いがあります。
参戦される場合には必ず参戦するサーキットのレギュレーションを確認し
「あそこのサーキットでは認められてるのに。。。」
とならないようにご注意ください。
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