バイザーではないけれど、太陽が眩しい時に貼りつけるシールド用防眩シールを作ってみました。
ただし格好悪いし違和感マシマシなので、格好よくバイクに乗りたいというフェーズを通り越した快適重視のライダーにしかお勧めできません。
作り方
まずはポリ袋をシールドに当ててマジックで型紙用の線を描きだしたのち、厚紙にセロハンテープで留めて型紙を切ります。
型紙を当ててみて微調整します。この部分ってメガネをかけている私では視力が無効な部分なので、入ってくる太陽光を遮りたいのです。
2種類の太さを作って仮止めして視野を確認してみましたが、太い方がよさそうです。
昔はシールド用ステッカーって売っていたのですが、いまはあまり売られていないようです。
合成皮革を両面テープで貼り付けることにしました。
一般的な両面テープではないので、細いものしかなければ線状に何本か貼ってください。この両面テープは幅400ミリあります。一本で何万かはしますので、わざわざ買うことないと思います。仕事で使う材料なのでうちにはあるのです。あとは型紙通りに切り抜けば完成です。
このバイザーを作るにあたり、いろいろ葛藤がありました。インナーバイザー付はその分大きく重いですし、アライのプロシェードも欲しいなとかいろいろ考えました。でも大昔のアライは、シールドが平面で薄かったので、頑張ればクリアの上にスモークの2枚装着できたのです。いまのプロシェードはそれを踏襲しているように感じます。ただ、シールド2枚だと夜間クリア1枚で高速を走ると、上げているスモークの浮力がものすごかったです。プロシェードは全面ではないので、そこが改善されるのでとても良いシステムだと思います。ただ、何万も出して盗まれたらショックですよね。ヘルメットホルダーにヘルメットを付けていてストラップ切られて盗まれたことがあるので、やはりそのリスクは考えてしまいます。眩しさと金額を天秤にかけると、我慢してもいいかなとなってしまいます。だったらローコストで防眩できないものかと考えてこの方法に至りました。
結果、見た目以外はすべて満足いくものになりました。夜間に貼りっぱなしだと、視界はクリアなので問題ないはずなのですが、なぜか圧迫感が半端ないです。なので、使わないときはバイクのフレーム部分の黒いところにペタッと貼り付けておきます。結構気軽に信号待ちとかで貼ることができるので、利便性も悪くありません。高速で貼るのは無理なので、そこはプロシェードに軍配が上がりますが、コストを考えたら十分満足いくものができました。