一昨年前からいろんな美術館が臨時来館したり展覧会が中止になったりで、それ以前に出かけていた展覧会の数の半分以下になっておりましたが、最近はじょじょに中止されることもなく展覧会をしてくれるようになりました。
ありがたいことです。


さて今年二つめの展覧会は、

「上野リチ展」です。
京都国立近代美術館も久しぶり!なので京都河原町駅からバス乗り間違えました💦
ウィーン生まれのリチさんはデザイン学校でテキスタイルの勉強をしていて、ウィーンの建築事務所で働いていた日本人の男性と結婚し、以後はウィーンと京都でデザインの仕事をしていたと言うパワフルな女性です。
昨年末に「フィンレイソン展」で北欧のテキスタイルも堪能しましたが、
リチさんのデザインはそれよりやや繊細な印象を受けました。
それにとっても可愛らしい



植物や動物などをモチーフにした可愛らしいデザインがてんこ盛りです。
服地用のプリントデザインでも、キャンディとか苺の柄には一目惚れします。
こんな服地があれば(私は簡単なスカートやらなんやらを作ることもあるので)自分で服を作ってみたいですね



エントランスには子ども参加のワークショップの完成品が置いてありました。
リチさんのデザイン見た後ならカラフルに可愛く色をつけられますね。
ワークショップ、楽しんだろうなあ。
リチさんの言葉で「人生はファンタジー」と言うものがとても心に沁みました。
彼女自身の人生は日本とウィーンとの間で力強くあったと思えますが、そこから生まれたデザインはまさしく可愛いファンタジーに満ち満ちたもので、
私も折々に人生はファンタジーなのだから、とリチさんの言葉を咀嚼させてもらおうと思いました



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