色ガラスに光が射して白い壁に反射してる。
なんて綺麗な景色。
こんな絵が描きたい。
篠田桃紅がかきそうだ。
形のことじゃなくて、自然に任せてること。
自分に無理をすればするほど遠のく。
自分に自信がないと飾りはじめる。
いい訳する。逃げる。作る。誤魔化す。
ありのまま…。出来ないんだな。これが。
何かをみて素敵と思う。
他の誰かも素敵と思う。
そこに生まれた二つの作品は別物。
何が違う。手が違う。思考が違う。感じ方が違う。技術が違う。
同じになる訳がない。パクリとは明らかに真似なくては似ないんだよね。
「私の作品がこの世でいちばん素敵に出来た。」
最後のこの魔法の言葉が大事。
あとは誰にも追いつけない何かがあれば、
完成と思えるよ。
足りない何かは欠片もない方がいい。
でもすぐ足りない何かが見つかるのが向上心。
この靄の中を分け入って探す時間が至福の時。
足りなかった欠片を一部でも見つけたら、愉しくて仕方ない。
浮かんだものは1秒でも早く作品にする。
鮮度が命。それに必要なあれこれは装備していて当然で、足りないあれこれは自分で準備する。か足りないを良しとする世界が構築出来るか?
どちらにせよ、尊いものがあるか?
どんなにプリミティブでも品格を感じるか?
目指すものじゃないけど。
備わるような日々を送るなら、自信のなさをいい訳にしないことだとだ。