Half Moon

身辺雑記

FEC1回目副作用その2 肺炎になる

2015-02-19 11:37:04 | 乳がん
9月5日金曜日

採血。白血球数1300。
グランシリンジを注射。
初めてグランシリンジを打った時のような関節の痛みや発熱もなく無事週末を乗り切った…と思っていたら

9月8日月曜日

朝から発熱。
正午頃には38度にまで上がる。
グランシリンジによる発熱であればバッファリンとかロキソニンとかの市販の解熱剤を飲めばよいと聞いていたのでそろそろ飲もうかと思っていたら今度は咳が出だした。
軽い乾いた咳なんだけどしつこく続く。
これは単なる薬の副作用ではないかもしれないと思いクリニックに電話をした。
対応して下さった看護師さんに熱があること咳が出ることを伝える。咳が気になるが今先生は手術中なので16時頃手術が終わったらすぐに指示を仰いで折り返し電話をするが大丈夫かと聞かれ大丈夫だと答える。
一旦電話を切るも30分もしないうちに看護師さんから電話が入る。どうも気になって手術中にも関わらす先生に聞いて下さったらしい。やはり咳が気になるので手術の終わる16時にクリニックに来るよう言われる。

16時前にクリニックに行く。
受付の方も事情を聞いていたようで対応が早い。誰もいないガランとした待合室に小走りで看護師さん2人が現れ先ずは検温。38度4分。処置室に移動し採血。そこに手術着のままの先生が来て胸のレントゲンを撮るよう指示される。
レントゲンを撮って服を着ていると奥から「あーっやっぱりそうかー」と言う先生の声が聞こえる。
やっぱりって何?
この時のワタシはまだ肺炎とは全く思いもよらないでいた。

診察室に呼ばれ肺のレントゲン写真を見せられる。ほらここねと示された右側の肺に白い影がある。肺炎になっていると。
血液検査結果もグランシリンジを金曜日に打ったのに更に白血球数が減少していて1100になっていた。
再度グランシリンジを注射。クラビット錠という合成抗菌剤を5日分処方され、明日もまた来るように言われる。
このまま高熱が続けば入院もあるかもしれないがクラビットが効けば大丈夫らしい。

肺炎か~。

熱で頭がボーッとしたまま何だか訳がわからないまま身体の中でイロイロなコトが起こっているのだなぁと感心したりしょんぼりしたり。
余りよく眠れずうんうん唸りながらベッドに横たわり一晩過ごした。
でも翌朝にはクラビットが効いたのか37度台にまで下がった。まだ咳は残っている。


9月9日火曜日

再度外来へ。
11時の予約だったので少し早い目に着くと看護師さんが手招きして速攻診察室に入れられる。
熱が下がり始めたので入院は必要ない。今日もう一度グランシリンジを打って次は土曜日に来てねと言われる。昨日眠れなかったことを告げると眠剤のレンドルミンと鎮痛剤のロキソニンを処方された。

9月13日土曜日

オットの車で外来へ行くつもりで何気に診察券を見るとあらま大変予約は昨日の金曜日ではありませんか‼︎
ワタシ何で土曜日だと思い込んだんだろう。
バカバカ‼︎ワタクシトしたことが…
クリニックに電話をして受付の方に事情を話すと10時に予約を入れてくれた。
あーっ恥ずかしっ

血液検査をして診察室に。先生にお詫びする。まだ軽く咳は残っているが熱も下がり白血球数も5900まで上昇しているとのことで今回の肺炎騒動もこれにて終わり。

「まあ、それだけ強い抗ガン剤なんですよ」と笑顔で先生。

恐るべし松レベル。



FEC1回目副作用

2015-02-18 22:41:48 | 乳がん
FEC1回目のあとイメンドのお陰か吐くほどではないけれどムカムカはずっとある。たまにえずくこともある。
味覚障害も出てお上品な薄味がよく分からなくなる。暑い時期ではあるものの食べたいものは何かと聞かれると思いつくのは手打ち蕎麦のみ。七味LOVE。大瓶を買い足す。
朝食は人参+りんご+小松菜のスムージー。昼は野菜サンドを一切れ。夜は蕎麦か野菜スープ。
この頃がいちばん食べられなかった。でも体力を落としたくなかったのでとにかく食べられそうなものを三食口にするようにした。
それに何か食べている方がムカつきが軽減されるような気もした。
一方嗅覚は研ぎ澄まされてあちこちの色々な匂いが気になって仕方なくなりトイレだけでなく洗面所や寝室やらに芳香剤を置きまくる。逆にアロマオイルのような天然の香りが強過ぎる。訳わからん。

眠剤には助けられた。
夕食を済ませお風呂に入ると眠剤飲んで寝る。ほとんど夢も見ずにぐっすり眠れる。眠っている間はムカつきもないし体力も温存できる。
眠剤とか痛みどめとか出来るだけ薬には頼りたくないという考え方もあるとは思うけど体力を含め生活の質を落とさないためには軽い薬なら活用するのも十分アリだと思う。

しかしFEC君さすが松レベル。TCとは比べものにならない。


FEC1回目

2015-02-13 12:05:44 | 乳がん
8月27日水曜日

入院。

前回と同じ4人部屋だったけれど今回入院しているのはワタシ1人。
あと別の4人部屋に月曜日に手術した2人と明日手術予定の人が2人個室にいる模様。
昼食で手術済みのお二人とお話しが出来た。お二人ともとてもいい方。お一人は抗癌剤なしで温存手術。もう一人は抗癌剤2回終わったところで縮小が見られたものの4回終わったときに何故か大きくなっていて薬を変えて一からやり直したそう。すごくよく効いて印をつけないと分からない位縮小する人もいればそうでない人もいる、そもそも抗癌剤自体に身体が耐えられず中止せざるを得ない人もいる、同じ病名でも本当に人それぞれらしい。

午後点滴。
点滴30分前にイメンドというカプセル剤を飲む。すごくよく効く吐き気どめらしい。
アロキシン、デカドロンの後いよいよ赤いファルモルビシンの登場。
血管痛が出ることもあるようで、痛いのが苦手な人はポートの埋込をすることも出来るらしい。あと、尿が赤く色づくけれど血尿と間違えてびっくりしないでね、すぐに尿に出るからと言ってお薬が身体に回る前に体外に出てしまうわけでもないので心配しないでねと看護師さんが説明してくれた。

担当の看護師さんは乳がんサバイバー。同じFECをされたそう。
よい吐き気どめの薬が出来ているので実際に吐くまでではないがムカつきはあると思うので夕食をとってお風呂に入ったらさっさと眠剤飲んで寝るのが一番よとアドバイスをもらう。
あと夏はウィッグが暑いから中に汗止めの薄い布を入れるとか、脱毛した頭は秋になるとかなり冷えるのでニットの帽子を用意しておくといいとか…色々教えてもらった。

確かに血管は痛みというほどではないけれどピリピリとした独特の感覚がある。
点滴全部に要した時間は2時間少々でTCより短め。血管のピリピリ以外は特段大事もなく無事に終了。

しばらくしてトイレに行くと赤い尿も出た。一瞬薬の結果だということを忘れていて、あれ生理?とたじろぐもあぁそうだったと思い出す。これもケモブレインということか、ただ呆けいたただけか。

夕食は明日手術の方2人も一緒になる。
1人は10センチ近くあったものが抗癌剤で2センチに縮小し最初は全摘と言われたものの温存も可能になったとのこと。もうひと方は1ミリ程度にまで縮小して肌の上から印をつけられたと笑ってらした。

ワタシも小さくなったらいいなぁ。

TC3回目中止

2015-01-13 14:01:00 | 乳がん
8月25日月曜日

TC3回目の前に超音波検査を受ける。
診察の前に点滴用の針を右手に刺してもらいしばらく待って診察室に。
超音波検査の結果全く腫瘍の大きさに変化はなし。この薬は効いていないということで今日の点滴は中止。薬を変えて一から仕切り直しすることになる。
新しい薬はFEC。TCよりは強いらしい。TCを始める前に先生は松竹梅で言えば竹くらいと例えたけど今回は松なのか。聞くの忘れた。

FECとは
5-FUのFとエピルビシンのEとシクロフォスファシドのCを組み合わせたもの。
3週ごとに4~6回。通常4回だがとてもよく効いてより縮小が可能とみられる時は6回するらしい。

説明を受けたFECの副作用は
1.脱毛
2.白血球減少
3.吐き気、だるさ
4.心不全
5.便秘

FECも脱毛があるんだったらハゲ損ということはなかったのかな。
にしてもやってみなければ分からないとは言えこの6週間は何なんだったのかと思うとへこむ。結構へこむ。
仕切り直しの1回目はTCの時と同じように1泊入院で行うとのこと。水曜日にする?金曜日でもいいよと言われ早いほうがいいような気がして2日後の水曜日に入院することに。

診察室から出て看護師さんにせっかく刺した注射針を抜いてもらい入院の書類をもらってとほほ気分で帰路についた。

TC2回目+採血

2015-01-13 13:15:41 | 乳がん
8月4日月曜日

TC2回目。
初めてケモ室での点滴。オットマン付きの椅子の前にはテレビが一台づつ置いてあるがほとんどの人は居眠りしている。
私は文庫本を1冊とKindleを持ち込むが途中ウトウトしてしまった。

エンドキサンの点滴が始まるとアイスグローブとカチンカチンに凍った大きな保冷剤が入ったバケツが登場。これで手足を冷やし痺れや爪の変化などの副作用を回避するそう。
これが結構冷える冷える。弾性ソックス+綿ソックスの二重履きでもキンキンに冷たくなる。真夏だから良いもののいくら屋内とはいえ真冬は辛いだろうな。

全部で3時間程度かかる点滴も残り30分位に差し掛かった頃廊下を挟んだ診察室の方から女性の号泣する声が聞こえてくる。嗚咽というよりは大きな敵に向かって抵抗しているような唸り声に近い。
声はしばらく続いては収まり又大きな声が始まる…を繰り返しなかなか泣き止まない。

点滴が終わって立ち上がったちょうどその時に看護師さん4~5人に囲まれるようにして旦那さんと思しき男性に抱きかかえられた女性がケモ室に入って来た。
しっかりきれいにメイクしていただろう顔も涙でぐしょぐしょになり目の周りは真っ黒に滲んでいる。カッコよくカットしたウエーブのかかった髪は振り乱してボサボサになっている。オシャレなショートパンツからすらりとのびた長い脚はヨタヨタと覚束ない。旦那さんに抱っこされてベッドに寝かされたところまでを横目で見てケモ室を出た。

8月13日水曜日

外来で採血。グランシリンジを注射。
前回悩まされた便秘も薬でうまく調整できた。
グラン後も身体のだるさや節々の痛みはあるものの前回より辛くはない。発熱もなし。
ただ脱毛した毛穴のあちこちに発疹が出て真っ赤になっている。2日前の11日にウィッグ屋さんに行った時に頭皮ケア用シャンプーとスカルプウォーターを勧めら痒みは多少マシにはなっていたものの軟膏を処方してもらう。これはとても良く効いた。

次回どの位効いているか超音波検査をするらしい。


脱毛始まる+ウィッグ出来上がる

2014-12-03 20:54:13 | 乳がん
23日の採血のときに看護師さんから今週末くらいから脱毛が始まりますよと御宣託がある。
確かにここ数日頭皮がちくちくし出した。

7月26日土曜日
明日は先日注文した医療用ウィッグを受け取りに行く日。ポツリポツリと抜け毛はあるものの脱毛と言うほどではない。

夜お風呂に入る前に
「ホンマに抜けるんやろかぁ」とオットと話していると、ならば抜けて見せようとばかりにシャンプーをしたらどっさりどっさり抜ける。
頭では分かっていたけれどサスガに両手の指に絡まった髪を見た途端「うぉーっ‼︎」と声を出してしまう。

その日から髪を触ればどっさりと抜ける抜ける。
お風呂に入る前に洗面台では髪を梳かせば洗面台が真っ黒になる程、シャンプーすれば又、洗い流せば又々…止まることをしらない。
どこで打ち止めすれば良いか分からない。

そんな中でのお役立ちグッズはウィッグ屋さんにすすめられたキャップ。よく食品工場などで作業する人たちが被っている不織布では出来た白いキャップ。あれを被っておくと寝ている間や日中に抜け落ちる髪が飛び散らない。

7月27日日曜日

ウィッグ屋さんで注文したウィッグを受け取りに行く。
すごくステキにカットされていて一目で気に入る。
被り心地を悪くない。これで暑くなければ文句なしなんだけれど。

いよいよウィッグ生活開始‼︎


TC1回目副作用など

2014-11-30 23:43:16 | 乳がん
特に大きな体調の変化は感じなかったものの、唯一苦しんだのが便秘。
もともと便秘とは無縁でバリウム後の下剤も速攻効くタイプ。
でも、今回は出ない。
火曜日も水曜日も木曜日も出ない。
金曜日にうんうん苦しんでコロリと小石のようなものを一つ絞り出す。
もうダメだ。
生まれて初めて便秘薬を購入。
いちばん弱そうな漢方系にする。
……

翌土曜日、本懐を遂げる。
よかった、よかった^ ^

7月16日水曜日

便秘以外には至って元気なワタシ。
脱毛したらしばらく美容院にも行けないだろうと担当の美容師さんに挨拶がてらカットをしてもらいに行く。次にウィッグ屋さんに行くまでの命ではあるが事情を話して短めのボブにしてもらう。
近辺は祇園祭一色。
かなり蒸し暑い。

夕方会社の人が桃を持って来てくれた。
昼間の外出が応えたのか食欲がない。
先週一週間毎日引き継ぎ引き継ぎで疲れも出たのかもしれない。

7月23日水曜日

通院。
採血し白血球の減少具合を確認。グランシリンジという白血球を増やす注射を打つ。
主治医曰く腰が痛くなったりすることがあるかもしれないが一時的なものなので心配はない。注射をしてくれた看護師さんの話だとインフルエンザにかかったときみたいに身体の節々が痛むこともあるとか。

午後から看護師さんの言うとおり身体の節々が痛み始める。
結構辛い。
夜になると熱が上がり始める。
10時過ぎには38度に。
オットからの電話に思わず泣きが入る。
心配したオットから又電話がある。
まだ熱が上がるようだったらクリニックに電話しなさい。とにかく横になって寝なさい。
まるで子供を宥めるよう。
結局37度8分から38度の間をふらふらと彷徨いながら一晩を過ごす。
正直すごーく不安だった。
ネットでグランシリンジの副作用に発熱を見つけホッとする。
主治医も看護師さんも発熱のことは一言も言ってくれなかった。
翌朝には37度まで下がる。
グランシリンジでの発熱は結局この1回のみだった。


TC1回目

2014-11-30 22:58:02 | 乳がん
7月14日月曜日

いよいよ抗癌剤治療が始まる。

朝10時に入院。
オットは仕事で来れないので既に定年退職されている会社の先輩が車で送ってもらった。
有難い…

病室は4人部屋の窓側。遠く緑の山々が見える。
ワタシが一番乗り。

着くとまずパジャマに着替え、体重、血圧、体温をはかる。何故か血圧が高め。キンチョーしてるのか、ワタシ。
弾性ストッキングのサイズを決めるために看護師さんがメジャーで足やふくらはぎの寸法を測ってくれる。Mサイズ。

そうこうしている間に他の3人も次々に入ってくる。
1人はそこそこご年配の様子。結構自由に発言するのでその度に付き添いの娘さんらしき女性にたしなめられている。
もう1人はまだ20代後半くらいの若いお母さん。
最後に入って来た人はポートの埋め込み手術のよう。
みーんな仕切りのカーテンをきっちり閉めている。

12時に昼食。

午後からいよいよ点滴開始。
時間は2時間半くらい。
持ってきた文庫本を半分読み、ウトウトしているうちに終わる。
体調には何の変化もなし。

朝送ってもらったとは別の会社の先輩が様子を見に来てくれる。
夕食の時間まで一緒にいてくれた。

部屋に戻ってテレビを見たり本の続きを読んだり。
結構部屋が暑いので看護師さんに声を掛けシャワーを浴びる。
自由なおばさまは9時までのドラマを観たいのでそれからシャワーを浴びたいと看護師さんにご所望。
9時が消灯なんだけどね。

余り眠れず1時間ごとに眼が覚める。
自由なおばさまのイビキも気になる。
あ~耳栓持ってくれば良かった。
目が覚めては寝返りをうち布団をはいだり足を出したりそして眠り又目が覚めて時計を見ると1時間経過…を繰り返す。
5時になって眠るのを諦め、本の続きを読み始める。

朝食の途中で昨日朝送ってもらった先輩が登場。昨日混んだので早めに出たらすごーく早く着いてしまったそう。
部屋に戻って回診があり退院の許可が出る。

体調には全く変化なし。

9時過ぎには退院手続きをすませる。

費用は食事、テレビ冷蔵庫リース代金、弾性ストッキング込みで35,340円也。




医療用ウィッグを買いに行く

2014-11-28 15:23:28 | 乳がん
乳がんもショックだけど脱毛も結構ショック。
だけど人は簡単に「すぐ生えてくるからぁ」と言うものなんですね。
ハゲねえお前に何が分かる!っと心の中でやさぐれるワタシ。
もし、今後化学療法か何かで脱毛の危機にある人が身近に現れたらこの言葉だけは絶対に言わないぞと固く固く心に誓う。

7月5日土曜日

当日朝予約を入れて午後から医療用ウィッグの専門店へ行く。選んだのは4日に看護師さんから紹介された3つのメーカーのうちの1件。
もともとセミロングのワタシはこれから暑くなることだしと今より短めのミディアムレングスくらいのを試してみた。

でも、変。

でもって誰かに似てる。

遠い昔よく見たヒトに。

……

アマチマリやん。

これじゃあテニスコートで誰かを待つしかない。

一緒に行ったオットは笑いを堪えている。

「やっぱりロングを試してみます」

今よりすこーし短めのロングを被ってようやく落ち着く。
人毛かミックスかも悩むが、人毛100%はシャンプーのあとも自分でブローしなければならないらしく、ズボラなワタシはスタンドに被せて自然乾燥でOKのミックスにすることに。

営業の女性から美容師さんに代わってスタイルを相談する。
顔に併せてカットしてもらえるらしい。
お渡しは3週間後に。

お代は本体のみで276,480円也。

医療用キャップを2枚とメンテナンスグッズ類を入れて計296,352円也。

高っ!

有難いことにこれらはオットがプレゼントしてくれた。
なのでずっとニヤニヤしていたことはユルす。







MRIガイド下針生検の結果と治療方針

2014-11-27 21:09:45 | 乳がん
7月4日金曜日

6月30日に受けたMRIガイド下針生検の結果を聞きに行く。
結論は白。
但し今後悪性腫瘍となる可能性もあり経過を見ていく必要はあるらしい。
と、いうことで今後は右側だけを治療していくことに。

治療は

(1)抗癌剤 3か月

乳房部分切除

放射線

(2)乳房部分切除

とった病巣を詳しく検査
病理検査
遺伝子検査 Oncotyp DX
アメリカに送って検査をする
但し保険対象外で40~50万程度かかる

抗癌剤が必要なら抗癌剤

放射線


「どうしても抗癌剤治療に抵抗がある人には遺伝子検査をしてから…という考えもあるが、50万かけても抗癌剤が必要な時は結局しなければならないですしね」と先生。

針生検の結果を信じて(1)で行くことにする。

抗癌剤はTC(タキソテール+シクロフォスファシド)療法を3週ごと4回
1回目のみ1泊2日入院で行う。

副作用は
脱毛、白血球減少→抵抗力低下.感染、アレルギー、むくみ等

仕事については続ける人もいるが休める環境ならば休んだ方が良い。先生の知る限り私の勤める業界は理解がある方だと思うので休職して治療に専念する人が多いとも。
仕事の引き継ぎもあるので再来週の月曜日から治療を始めることにする。

続いて別室で身長体重体温血圧を測り、採血、胸部レントゲンと心電図、肺炎球菌ワクチンの接種。
看護師さんに入院とウィッグの説明も聞く。
脱毛はほぼ100%、3週後くらいから始まるらしい。
…落ち込むなぁ。

看護師さんの案内で病室やもろもろの施設も見せてもらう。個室は手術前後の人が使うらしく4人部屋に入るそう。

午後から仕事に出る予定をしていたけれど時間はどんどん過ぎていく。
取り敢えず同僚にメールを入れておく。

会社に戻ったのは15時前。
総務部長も直属の上司も外出しており、女性の部長と話す。彼女も20年以上前に乳がんの手術をしているがすごく驚いたよう。仕事も思い切って休めば良いと言ってくれる。疲れただろうから今日も休みにして帰れば良いとも。30分ほど話をして会社を出る。

…確かに疲れた。

最寄駅に行こうと階段を降りる途中で総務部長に出会う。
立ち話で概要を伝え詳細は月曜日に話をすることになった。

家に帰って、しばらくボンヤリする。
念のためと受診して1ヶ月。
まさか休職して抗癌剤治療を受けることになるとは…。