二宮くん主演・アッカーマン演出の「見知ら乗客」観劇してきました@グローブ座。
(アッカーマン先生も原作も舞台の事もよく知らないアズマなので、見知らぬ観客…誤字じゃないぜ!シャレだシャレ!言ってりゃせわねーぞこら!)
まさか観にいけるとは思いませんでした……持つべきものは友ですね。
求めよ、さらば与えられん…叩けよ、さらば開かれん…(誤用)。
初日のチケット最前列80万円て本当?千秋楽15万円(席はどこだか?)て本当??
とりあえず、観劇には最高の席を正規ルート(ダフとかオクじゃなく)で手に入れる事ができました。だめ人間ですが、マナーは守ります。
(二宮くんファンなら最前列中央が最高の席なんでしょうけど。)
きっと2009年の運は使い果たしたな…。
内容は…なんか「太陽がいっぱい」に似てる?(金持ちと貧乏が入れ替わってるけど。)
原作はさぞかし面白いんじゃないかな~。
金持ちの坊や(チャーリー二宮)の狂気に、普通の好青年(ガイ内田)が巻き込まれていく、ような感じの話です。
ううーん。まず二宮くんはあのはすっぱなしゃべり方(チンピラ風)のせいでどうも金持ちのボンボンに見えない…。チンピラ役だったら本当に最高なのに~!
(いつもよりはいいです、いつものしゃべり方よりは全然奇麗です。金持ちには見えないだけで。)アメリカ人のボンボンはな、育ちのよさそ~なしゃべり方をするのだよ…。
主人公はチャーリーですが、妙にガイの気持ちを丁寧に演出しているので、散漫な印象を受けるんですよ。むしろガイを主人公にして(チャーリーの狂気は小出しにするか、一点でまとめるような感じにして)演出し直したらまとまるんでは…(とアイドルの舞台でつぶやいてみる…)。
チャーリーはキャラクターとしてはとてもおいしいし、もっと彼を深く掘り下げてほしいのですが、それを演出しきろうとしたら2時間じゃ足りないと思います(長い小説で読んだらすごい面白いと思う)。
チャーリーがなぜあれほどガイに執着するのか、なぜそんなに自分の父を憎むのか、というところをもっとちゃんと演出してくれないと、結末でチャーリーの哀れさが引き立たないと思うんですよ。(台詞が多くて長いわりに内容が薄く感じるのは、このせいもあると思う。)
あとは…、これはもう…「母さん」「ママ」の使い分けをする気持ちはわかるんですが…チャーリーはマザコンですし、使い方間違ってる訳ではないんですが、日本語でシリアスなシーンで「ママ」って聞くと笑っちゃうんだよ~!佐野史郎ほど奇怪な演技ができる俳優なら別なんですが(本気で怖いから)…。
演劇はもともとあまり観に行かない上、行くのもコメディばっかりなので、シリアスなものに対してとても的外れな事をいっている気もします。
まあ、素人の感想なんてこんなもんです…許してくださいアッカーマン先生のファンの方々。
しかしながら、この脚本でネーム出したらさぞかし盛大なリテイクくらうだろうな…と、思ってしまいました。
逆に、すごい!と思ったのは、膨大な台詞がよどみなくすらすらと出てくる二宮くん。
あんなに忙しそうなのに、一体いつ覚えたんだろう…?でもアズマの耳と相性が悪いのか、うまく台詞が聞き取れない…。
ガイ役の内田さん!顔小さい~!スタイルいい~!声がかっこい~!聞き取りやすい~!
そんでもって女子が萌えそうな演出!(二宮くんと内田さんのキスシーンとか。)内田さんになりたかった女子が沢山いたんではないでしょうか?あ、観るだけで萌えるのかな?アイドルファンにもBL萌えな人っていると思うんですよね…。
衣装も、シーンや心情に合わせてシンプルに黒系・白系でまとめていて、非常にわかりやすかったです。
秋吉さんはセクシーでした…。セクシーだけどデブじゃないのね…決して若くないのに色っぽくて美しい(演技は微妙だったが…声の調子が全シーンほぼ同じ…)。
あとは、会場の二宮くんファンの熱気!スタンディングオーベイションで拍手!そんでもって最後はみんな舞台に向かって手を振っていて、とても微笑ましかったです。なんだかこちらまでうれしくなりました(←なぜ!?)。
総合的には、観てよかった~!と思います。
「アイドルの舞台でしょ~プププ」なんて思ってると怪我するぜ!
8500円払っても全く後悔しません。むしろ舞台セットとか小物とか衣装とか役者さんとかにお金がかかってるので、得した気分?
アズマはクラシックのコンサートによく行くのですが、セットとか衣装とかシンプルなのに共演者も少ないのに、高いの…。(オーケストラじゃないんだよ、カルテットとか、バイオリンソロリサイタルとか、ソプラノソロリサイタルとかさ…人数も少ないし共演者と言ったらピアノ伴奏者さんとかなのね…。)
それに比べたらもう!ありがとう御座いました!って気分です。
そんで、なんだかんだ言って、二宮くんは安心して演技を観ていられる、というところに落ち着く訳です。うん、将来が楽しみです。
もっといろんな役をやってください。バラエティーより演技が観たいぞ!
*休憩時間にプログラム買いにでたら、ロビーにアッカーマン先生らしき人がいらっしゃいました。
友人「アズマ、いってお話ししてきなよ」
アズマ「え、いや、ファンじゃないから失礼だよ…この舞台が初だし…つうか、あんたが行ってきなよ。何回か観てるんでしょ?通訳くらいしてあげるよ。」
友人「うーん…うーん…彼に伝えたい事と行ったら…”群像劇のが向いてると思います”くらいかな…」
アズマ「うん、失礼だからやめとこうか…」
…失礼な観客だよ!!!!!!
(でもその友人、最後まで観たら感想が変わってて、結構よかったとのたまっておりました…。)
~~アズママの入れ知恵~~
アズマ「あんなに沢山台詞を覚えられるって、すごすぎだよ!2時間分も…」
アズママ「そうねー、でも舞台には、舞台袖にプロンプターがいるからね~。」
アズマ「プププ…プロンプタ???????」
アズママ「知らないの!?演技中の役者に台詞を指示してくれたりキューをくれたりするのよ。」
アズマ「え!カンペ!?うそーん!?だってプロの舞台だよ!?」
アズママ「プロでも突然台詞飛んだりする事もあるのよ!一人が台詞飛んでも、プロンプターの指示があればもう一人がそのままフォローできたりするからね。大きな舞台でも小さな舞台でもたいていいるわよ。常識よ~!」
アズマ「大変お勉強になりました…」
*アズママは昔、舞台とかTVとか映画とかに出てる人でした。なので、今の舞台とかに通用する常識かどうかは不明です。
20歳過ぎると、親の知っている事なんて全部知ってるヨ!的な気分になるもんですが(アズマだけ?)、まだまだ教えてもらう事が多そうです…。
(アッカーマン先生も原作も舞台の事もよく知らないアズマなので、見知らぬ観客…誤字じゃないぜ!シャレだシャレ!言ってりゃせわねーぞこら!)
まさか観にいけるとは思いませんでした……持つべきものは友ですね。
求めよ、さらば与えられん…叩けよ、さらば開かれん…(誤用)。
初日のチケット最前列80万円て本当?千秋楽15万円(席はどこだか?)て本当??
とりあえず、観劇には最高の席を正規ルート(ダフとかオクじゃなく)で手に入れる事ができました。だめ人間ですが、マナーは守ります。
(二宮くんファンなら最前列中央が最高の席なんでしょうけど。)
きっと2009年の運は使い果たしたな…。
内容は…なんか「太陽がいっぱい」に似てる?(金持ちと貧乏が入れ替わってるけど。)
原作はさぞかし面白いんじゃないかな~。
金持ちの坊や(チャーリー二宮)の狂気に、普通の好青年(ガイ内田)が巻き込まれていく、ような感じの話です。
ううーん。まず二宮くんはあのはすっぱなしゃべり方(チンピラ風)のせいでどうも金持ちのボンボンに見えない…。チンピラ役だったら本当に最高なのに~!
(いつもよりはいいです、いつものしゃべり方よりは全然奇麗です。金持ちには見えないだけで。)アメリカ人のボンボンはな、育ちのよさそ~なしゃべり方をするのだよ…。
主人公はチャーリーですが、妙にガイの気持ちを丁寧に演出しているので、散漫な印象を受けるんですよ。むしろガイを主人公にして(チャーリーの狂気は小出しにするか、一点でまとめるような感じにして)演出し直したらまとまるんでは…(とアイドルの舞台でつぶやいてみる…)。
チャーリーはキャラクターとしてはとてもおいしいし、もっと彼を深く掘り下げてほしいのですが、それを演出しきろうとしたら2時間じゃ足りないと思います(長い小説で読んだらすごい面白いと思う)。
チャーリーがなぜあれほどガイに執着するのか、なぜそんなに自分の父を憎むのか、というところをもっとちゃんと演出してくれないと、結末でチャーリーの哀れさが引き立たないと思うんですよ。(台詞が多くて長いわりに内容が薄く感じるのは、このせいもあると思う。)
あとは…、これはもう…「母さん」「ママ」の使い分けをする気持ちはわかるんですが…チャーリーはマザコンですし、使い方間違ってる訳ではないんですが、日本語でシリアスなシーンで「ママ」って聞くと笑っちゃうんだよ~!佐野史郎ほど奇怪な演技ができる俳優なら別なんですが(本気で怖いから)…。
演劇はもともとあまり観に行かない上、行くのもコメディばっかりなので、シリアスなものに対してとても的外れな事をいっている気もします。
まあ、素人の感想なんてこんなもんです…許してくださいアッカーマン先生のファンの方々。
しかしながら、この脚本でネーム出したらさぞかし盛大なリテイクくらうだろうな…と、思ってしまいました。
逆に、すごい!と思ったのは、膨大な台詞がよどみなくすらすらと出てくる二宮くん。
あんなに忙しそうなのに、一体いつ覚えたんだろう…?でもアズマの耳と相性が悪いのか、うまく台詞が聞き取れない…。
ガイ役の内田さん!顔小さい~!スタイルいい~!声がかっこい~!聞き取りやすい~!
そんでもって女子が萌えそうな演出!(二宮くんと内田さんのキスシーンとか。)内田さんになりたかった女子が沢山いたんではないでしょうか?あ、観るだけで萌えるのかな?アイドルファンにもBL萌えな人っていると思うんですよね…。
衣装も、シーンや心情に合わせてシンプルに黒系・白系でまとめていて、非常にわかりやすかったです。
秋吉さんはセクシーでした…。セクシーだけどデブじゃないのね…決して若くないのに色っぽくて美しい(演技は微妙だったが…声の調子が全シーンほぼ同じ…)。
あとは、会場の二宮くんファンの熱気!スタンディングオーベイションで拍手!そんでもって最後はみんな舞台に向かって手を振っていて、とても微笑ましかったです。なんだかこちらまでうれしくなりました(←なぜ!?)。
総合的には、観てよかった~!と思います。
「アイドルの舞台でしょ~プププ」なんて思ってると怪我するぜ!
8500円払っても全く後悔しません。むしろ舞台セットとか小物とか衣装とか役者さんとかにお金がかかってるので、得した気分?
アズマはクラシックのコンサートによく行くのですが、セットとか衣装とかシンプルなのに共演者も少ないのに、高いの…。(オーケストラじゃないんだよ、カルテットとか、バイオリンソロリサイタルとか、ソプラノソロリサイタルとかさ…人数も少ないし共演者と言ったらピアノ伴奏者さんとかなのね…。)
それに比べたらもう!ありがとう御座いました!って気分です。
そんで、なんだかんだ言って、二宮くんは安心して演技を観ていられる、というところに落ち着く訳です。うん、将来が楽しみです。
もっといろんな役をやってください。バラエティーより演技が観たいぞ!
*休憩時間にプログラム買いにでたら、ロビーにアッカーマン先生らしき人がいらっしゃいました。
友人「アズマ、いってお話ししてきなよ」
アズマ「え、いや、ファンじゃないから失礼だよ…この舞台が初だし…つうか、あんたが行ってきなよ。何回か観てるんでしょ?通訳くらいしてあげるよ。」
友人「うーん…うーん…彼に伝えたい事と行ったら…”群像劇のが向いてると思います”くらいかな…」
アズマ「うん、失礼だからやめとこうか…」
…失礼な観客だよ!!!!!!
(でもその友人、最後まで観たら感想が変わってて、結構よかったとのたまっておりました…。)
~~アズママの入れ知恵~~
アズマ「あんなに沢山台詞を覚えられるって、すごすぎだよ!2時間分も…」
アズママ「そうねー、でも舞台には、舞台袖にプロンプターがいるからね~。」
アズマ「プププ…プロンプタ???????」
アズママ「知らないの!?演技中の役者に台詞を指示してくれたりキューをくれたりするのよ。」
アズマ「え!カンペ!?うそーん!?だってプロの舞台だよ!?」
アズママ「プロでも突然台詞飛んだりする事もあるのよ!一人が台詞飛んでも、プロンプターの指示があればもう一人がそのままフォローできたりするからね。大きな舞台でも小さな舞台でもたいていいるわよ。常識よ~!」
アズマ「大変お勉強になりました…」
*アズママは昔、舞台とかTVとか映画とかに出てる人でした。なので、今の舞台とかに通用する常識かどうかは不明です。
20歳過ぎると、親の知っている事なんて全部知ってるヨ!的な気分になるもんですが(アズマだけ?)、まだまだ教えてもらう事が多そうです…。