K-POPグループ・少女時代が、24日放送のドキュメンタリー
番組「情熱大陸」に登場することが明らかになった。
現在、約2年ぶり2度目のアリーナツアーを開催中の少女時代
は、同ツアーで韓国女性グループとしては史上最多となる
20万人を動員する見込み。今回はその裏側に迫っており、
日本メディアとしては初の長期密着取材となる。
すでに20万枚のチケットがソールドアウトしている今年の
ジャパンツアー。今回の取材がスタートしたのはその準備に
追われる昨年12月のこと。番組側から「飾らない素顔を探り
たい」との意向が伝えられると、メンバーたちは「すっぴん
を撮るのですか？」と勘違い。
期待と不安が入り交じるスタートとなったが、実際に接して
みると、その意外な姿には驚きの連続だったという。
あいさつでは全員が起立し、日本語を勉強中のメンバーは
仕事の合間に参考書を取り出してひたすら学習。カメラマン
や音声など裏方のスタッフに対しても積極的に日本語で話し
かけ、スタッフの食事の心配をする……。取材ディレクターは
「最初は『日本のテレビに映るからか？』と疑ってみたが、
カメラが回っていない場所でも全く変わらなかった」と語って
いる。
2010年の日本デビュー以降、「GEE」「MR.TAXI/Run Devil
Run」などがスマッシュヒットしただけでなく、ファースト
アルバム「GIRLS' GENERATION」がミリオンセラーを記録した
少女時代。番組プロデューサーいわく、「幼いころから厳しい
練習を積んできた彼女たちは高いプロフェッショナル意識を
持っているが、日常の何げないしぐさや言葉の端々には人と
しての奥ゆかしさというか、ある種の“美徳”を感じられた」
とのこと。
今やアジアのみならずヨーロッパにも活躍の場を広げている
少女時代のメンバーは口をそろえて、国や言葉の違いを越え、
「音楽は心で聴くもの」と話す。今回の番組は、そんな彼女
たちの知られざる素顔をとらえた貴重な機会となっている。
（シネマトゥデイ芸能ニュース）