赤穂ヨットクラブ クルージング日記

ヨットで各地を旅した記録を掲載。 
クルージングの楽しみや、非日常的な時間を楽しんでいただけたらと思います。

8月30日 弓削島~赤穂 71マイル(

2014-08-30 20:22:52 | 日記

いよいよ航海最終日
4:30分起床

5;00 出航
天候:くもり 風速4m 波高 1m 肌寒い。 長ズボンに上着はカッパを羽織る。8月とは思えない体感です。まだ薄暗い中弓削島から針路を南にとる。天気予報で、降水確率が低いのがうれしい。

7:15 本船航路に出る。流石に船の数が多い、見える範囲でも8隻ぐらいの大型船が見える。
特に目を引いたのはおそらく自動車運搬船、長さ150m 高さ30m以上、街中のチョットしたビルよりでかい。



11:36 瀬戸大橋通過、11:00には通過する予定でしたが潮の流れが行く手をはばむ。目の橋になかなかたどり着けない。しかし、何回観ても美しい橋です。下からのアングルで写真が撮れるのは船の特権ですね。快晴、頬を伝う風がカラッとして本当に心地よい、やっと夏らしいクルージング日和になりました。



■瀬戸大橋通過(天気が良くて気持ちいい)



今、丁度頭の上を電車が通り過ぎて行きました。橋の通過後巨大船に遭遇。デカイ。


■ホワイトタイガー快走中



17:30 赤穂着 ホワイトタイガーは赤穂泊まりの予定でしたが、そのまま姫路まで帰られました。

今回は14年ぶりの九州一周、今井さん、松尾さんは8月11日に赤穂を出航してから今日まで19日間、私も23日から8日間それぞれに楽しい旅の思い出の引き出しがまた一つ増えました。

次は定年の年に行けることに期待して。この旅を支えてくれた人たちに感謝!!

最後のまとめは会長よろしくお願いします。

8月29日 山口県屋代島~愛媛県弓削島 56.8マイル

2014-08-29 20:01:21 | 日記
5:30 起床
6:00 出航 風速7.9ノット、秋雨前線の影響で風が冷たい。上着のカッパを着て丁度いいくらいになる。
7:30 広島県に入りクダコ水道を抜けていく。
9:00 中島横でスナメリに遭遇、海峡になっているので潮がぶつかり合ってざわついているため小魚が集まっているようだ。
12:00 来島海峡横を通り過ぎる
13:00 大三島と伯方島(はかた)の間のアーチ橋を抜けていく。しまなみの島々のきれいな景色が目に入ってくる。こんな離島でも道路や施設がきれいに整備されている。改めて日本の豊かさを感じました。

14:45 弓削島到着
   いわずとしれた場所です。役所で入港手続き。
   着艇料(6円)
   ゴミ袋(30円)
   トイレあり
   風呂:FESPAの送り迎えのバス付きで(620円)
   スーパーや食事も歩いていける範囲にある。
   ガソリンスタンドも同様

今日もいい一日でした。

■来島海峡快走中(少し小雨)


■宿泊施設FESPA 送り迎えのバス付き景色も最高です。一日の疲れを癒やすのはバツグンです。


■芦屋及び岡山から62フィートのクルーザーと40フィートのカタマランその大きさに圧倒されます。
世界一周も確実にできそう。夜の感じもきれいです。







今日は最後の夜です。5人で焼酎を飲んでワイワイやってます。しばらくしてから寝ますおやすみなさい(-_-)zzz。



8月28日 大分県中津~山口県大島郡周防大島 60マイル

2014-08-28 20:39:45 | 日記
5:30 起床
6:30 出航、周防灘を横断し一路上関を目指す。予報では10mの真向かいの風でしたが、予想に反して海面はなぎ。波高0.5m 速力6ノット

10:00 トビウオが海面に姿を現し、矢のように飛んでいった。距離50m滞空時間10秒弱だったと思う。今までみた中では一番すごかった。



11:00 山口県上関を目指していたが潮の流れも味方し、意外に距離が伸びているのでもう少し先の大島(海図では屋代島)を目指すことに、順調にセーリングをしながら本船航路脇を走って行く。

初めての島でこのときネットも繋がらない状態だったので、情報不足で少し心配があったが、着いてからはその心配は吹き飛びました「いいところです」

■以下に島の情報を書き置きます。
島の南側の「安下庄港(あげのしょう)」に入る。港の中にも入ってみるが泊められるスペースはなし。一文字を入ったところの岸壁に着岸。

トイレ、水:岸壁の直ぐ横にきれいな公園がある。そこのトイレを使用、水もOK
風呂:タクシーで10分(820円片道)で竜崎温泉(720円)
食事:温泉の中にもあるし、港の廻りにも居酒屋さんが2~3件あり。
食料:港すぐのところにスーパーがあり
全体の感想:島といえど結構な町です、前日の中津より断然いいです。
      今回は南側だが北側の方がもっと開けているみたい。
      観光も良さそうです。また機会があれば是非寄りたい場所です。
      ただ、岸壁に着けると干満の差が結構あるので気をつけること。


■屋代島入り口


■岸壁への係留状態








8月27日 福岡県芦屋~大分県中津 55.5マイル

2014-08-27 22:30:23 | 日記
8:40出航 天候:朝方は雨、現在くもり 風速11m 波高3m大荒れ、港を出ると早速スプレーの洗礼を受ける。風の予測はさらに上がる見込み、難儀な一日の予感。10mと水深が浅いので余計に波が高くなっている、とにかく沖に向かって舵をとる。

 陸の方には日本有数の九州工業地帯、これもまた流石にでかい。上空には自衛隊のヘリが飛んでいく昨日は芦屋港の隣の航空自衛隊基地からジェット戦闘機が爆音を立てながら飛んで行った。佐世保には海上自衛隊の基地。考えるとここは本土防衛の要の一つで有り何と無く緊張感を感じる。

■八幡製鉄所?


■自衛隊の護衛艦?



11:30 関門海峡で前で停泊し潮待ちのため早めの昼食をとる。少し風も波も落ち着いてきた。

関門海峡 転流13:00 最強+7.2 9時46分 -7.5 15:44分大潮なので特に流れが早い

■関門海峡通過後


■いい追っ手の風になったので久しぶりにフルセールで快走中


【ヒヤリハット】
中津に入る前に行き場所を勘違いして、違う港に入りかけて沖に引き返していたところだんだん浅くなりかけてきた、最終2.2mまで水深計の表示がでる。ひやひやもので引き返して正規の航路に戻って入港。これで約1時間弱のロス。今日は少し遅くなりました。

紙の海図と、GPSの両方でよく確認するべきですね。m(_ _)m

停泊場所は、案内図には無い浮き桟橋に着岸。タクシーで中津の待ちの銭湯(1600円)、食事は近くのスシロー、買い物はローソンで済ませる。

とりあえず今日一日も無事に終わりました。一杯飲みながらブログを書いて寝ます。。。。









8月26日 平戸~芦屋漁港 66マイル 9時間51分」

2014-08-26 21:30:20 | 日記
2014年8月26日(火) くもり時々雨
行き先は筑前大島の予定だったが、昨日知り合った福岡のヨットの情報で風呂屋も潰れているとのこと。急遽[芦屋]に変更。GPSでコースをセットすると約62マイル、所用時間10時間の予定。

6:00 起床 檜木さんが作ってくれた豪華な朝食の後



7:00 出航 、今日も[ホワイトタイガー、児島、檜木]と[あかほ、今井、松尾、家根]のランデブークルーズ


9:35分 玄海原発横を通過。その大きさに圧倒される。日本各地でこれと同じもの数多く休止していることを考えると、安全とコストのバランスについて考えさせられるものがある。



12:30 釣り師今井さんが シイラを発見、すかさずトローリングの糸を延ばすと2本目が海面に着くかつかないかでヒット。今回のクルージングで、トローリングでは初めての釣果でした。



14:55 ただ今福岡県大島通過中、快晴絶好のクルージング日和です。
    【海上保安庁の艇に】敬礼!!




17:00 芦屋港入港

その後漁港に停泊の断りをいれ国民宿舎で入浴。体の疲れが吹っ飛びます。
食事に居酒屋へ、何気なく入ったところが「忠臣蔵」大勝にに名前の由来を聞きましたが。先代がつけたのでわからないとのこと。でも「播州赤穂」を意識してつけたのは間違いないらしい。料理はおでん、焼き鳥、どんぶりもの、何でもござれ。旨かったです。