国籍: 中国
故郷: 平安南道 スクチョン郡
出生年度 1922年
動員年度: 1940年
連行場所: 中国 黒龍江省 阿城、 石門子
現在住所: 中国 黒龍江省 東寧県
いまだに中国の食事より、朝鮮の食事が好きだというリ・スダンハルモニ。
朝鮮語は全て忘れてしまった。
静かな性格のために、誰よりも深い心の傷を負っている。
1922年、平南スクチョンで酒飲みの父親のもとに生まれて病んだ実母を看病し、新たに嫁いできた継母には虐待を受けながら暮らした。
14歳で婿養子をもらって結婚するが夫は言葉もなく家を出てしまった。
19歳の頃、「満洲工場へ行けばお金を儲けることができる」と言う言葉にだまされて黒竜江省の慰安所に行くことになった。
そんなハルモニが経験した2年間の性奴隷生活は、言葉に出来ないほど悲惨で自分の命を引き裂かれるような経験だったようだ。
いつも「徹底的に捨てられた」という考えが心の中にあるハルモニ。
おとなしそうに見えるハルモニだが日本に対しては、誰よりも激しく批判する。
「やつらの皮をむいてその血を塗りつけてやっても
恨みをすべて晴らすことはできません。
日本は必ず謝罪しなければなりません・・・。」
故郷: 平安南道 スクチョン郡
出生年度 1922年
動員年度: 1940年
連行場所: 中国 黒龍江省 阿城、 石門子
現在住所: 中国 黒龍江省 東寧県
いまだに中国の食事より、朝鮮の食事が好きだというリ・スダンハルモニ。
朝鮮語は全て忘れてしまった。
静かな性格のために、誰よりも深い心の傷を負っている。
1922年、平南スクチョンで酒飲みの父親のもとに生まれて病んだ実母を看病し、新たに嫁いできた継母には虐待を受けながら暮らした。
14歳で婿養子をもらって結婚するが夫は言葉もなく家を出てしまった。
19歳の頃、「満洲工場へ行けばお金を儲けることができる」と言う言葉にだまされて黒竜江省の慰安所に行くことになった。
そんなハルモニが経験した2年間の性奴隷生活は、言葉に出来ないほど悲惨で自分の命を引き裂かれるような経験だったようだ。
いつも「徹底的に捨てられた」という考えが心の中にあるハルモニ。
おとなしそうに見えるハルモニだが日本に対しては、誰よりも激しく批判する。
「やつらの皮をむいてその血を塗りつけてやっても
恨みをすべて晴らすことはできません。
日本は必ず謝罪しなければなりません・・・。」