心の趣くままに

長いようで短い人生 何事にもこだわらず心を残さず飄々と過ごして生きていきたい。。。
 
粗野で気紛れ。

2018年が始まりました

2018年01月02日 | 日記・エッセイ・コラム
明けましておめでとうございます。

最近は、SNS関係にシフトして情報収集を行っており、ブログの更新は行っていませんが、ここ数年、国内外共に大きな動きが見られます。

ようやく、中東が落ち着くと思われたのも束の間、朝鮮半島、エルサレム、南沙、ウクライナ、ミャンマー、欧州他の難民問題など。
もちろん、無差別な民間人への攻撃など憎むべきテロは論外ですが、各国とも軍事的な結びつきが強まってきており、テロというには規模が大きすぎます。
すでに大きなうねりになってしまっているように感じます。
残念ながら、今年来年と年を追うごとに、昨年以上に大変なことになってしまいそうな予感があります。もちろん日本でもいろいろな動きがあるようですが。

現在、気候は温暖化の一途をたどっているように感じますが、太陽の黒点などの観測を基にした学説?として、既に兆候はあってあと十数年後にはミニ氷河期のピークが来るとの説があるようです。
前回のミニ氷河期ははっきりしていて「無い」のではなく「有る」というのが当然のようです。

以下、ある記事を引用
英国ノーザンブリア大学ザーコバ教授の研究チームの発表によると、太陽の活動は2030年代に現在の60%にまで減少し、1645年に始まった「ミニ氷河期」の時代に近い状況になる、つまり「2030年代に世界は氷河期に突入する」という説があるようです。
いまから約400年前にもミニ氷河期があり、1645~1715年まで、「マウンダー極小期」と呼ばれ、太陽の黒点の数が著しく減少した。「マウンダー極小期には地球の平均気温が1.5度下がりました。今回の寒冷化はその時よりももっと気温を低くさせるでしょう」

当時、欧州では英国・テムズ川やオランダの運河が凍り、日本でも同時期に寛永の大飢饉1643年、延宝の飢饉1675年、天和の飢饉1683年、元禄の飢饉1695年と立て続けに大飢饉が起きているそうです。

「ミニ氷河期とはいえ、本格化すれば北海道まで氷河が押し寄せ、アメリカは五大湖まで氷に覆われる。欧州も壊滅的です。穀倉地帯の大部分で収穫が不可能になり、食糧危機は必至です」

ある方のシミュレーションでは、「世界の穀倉地帯や漁場が変動する影響で、世界人口80億人のうち、約20億人が飢餓と病気で死亡する危険性があり、とくに日本のように食料自給率が低い国はその影響を強く受け、国家存立さえ危うくなるかもしれません。1665年の欧州でのペスト流行も、寒さのためにネズミのエサがなくなり、人里に下りてきたため感染が広がったといわれている。食糧を巡る戦争、紛争も多発するでしょう」

また、ある方はこのようにコメントしています。
「一番怖いのはミニ氷河期がトリガーとなって、氷期に突入してしまうことです。食糧難に加えて、エネルギーが閉ざされる。さらに池や川があまねく凍るので、水不足が深刻になる。私は温暖化対策ではなく、来る氷期に備えた省エネ社会を作ることこそ急務だと思います」

人間という小さな生き物が太陽という大きな力を制御する力はありません。
平和はタダではありませんが、時の権力者がしっかりしていて、今後に十分備えていれば、紛争、戦争ぐらいは何とかなるでしょう。
日本は良くも悪くも他国から海というもので隔てられており、比較的落ち着いた対処が可能な国と考えられます。
食糧自給率が低いことが日本のウィークポイントであることはわかっています。
食糧の自給率を上げ、例えば気候変動があろうと問題なく収穫できるような人の存続の根幹に関わるような発明をしていただいてそれを産業化できるような逞しさを持ち、自然のうねりにも対応できるよう、今以上にしっかりした良い国にしていって欲しいものです。