当日は16時30分に次々とたくさんのミュージシャンがやってきてセッテイングをはじめるとひっちゃかめっちゃか。なんとか18時には共演する顔ぶれが決まり、演奏スタート。
あきのりはNobuhiro Okahashi(オカハシ ノブヒロ)さんとのデュオで精妙なドローンを演奏します。お互い演奏会場でお会いしたことはあってもこんなにガッツリデュオするのは初めてで、お互い心持ち緊張しながら音を聴きながら紡いでいく音楽で、聴き心地の良いシルクタッチの電子音楽になりました。
素晴らしいドレッシーなキャミソールワンピースをまとった即興音楽家向井千惠さんはピアノの弦をマレットで叩きつつ胡弓をまじえたしっとりとして周りを取り巻くようなサウンドシートを広げます。その中を関西即興番長長野雅貴さんは尖った発作性の音をひきつりながら感情とともに激烈に発散。森田雅章さんはトランペットで応戦。
Andy Couzensさんはセンスあふれるモジュラーシンセ。尖ってなくてとっても聴きやすく、その音にお人柄があらわれています。もう超僕好みです。かわだ さやかさんはメロディアスなトランペットは、ここぞというときに素晴らしいメロディを合奏に入れ込みます。あきのりはかわださんの演奏を聴いてサンプラーのサンプルの演奏方法の参考にしました。
松本隆さんのしっかりしまったドラム、踝打無(くるぶしダブ)さんの時折ハッとするくらい60年代のギターサウンドがはみ出る演奏、宮本隆 (時弦プロダクション)さんのゴツゴツしたベース、ちゃんちゃんこを着た宮岡永樹さんの独創的なギター、そしてこの日特に明るいギターサウンドを出してくださったマジカルパワーマコさんはライヴラストには感動的なピアノと歌でこのライブを素晴らしいイベントに仕上げてくれました。とってもハッピーです!!!
次回のライブをぜひお楽しみに!