先日、当社が輸入しているイタリアンオーニングを製作しているリリ社に訪問してまいりました。
イタリアでは夏の日差しが強く、日本よりは湿気が少ないとは言え、その暑さは日本に勝るとも劣りません。
ヨーロッパは全体的に日本よりも緯度が高いため、夏でも真昼の日射が横から強烈に射します。
基本的には日光が大好きなヨーロッパの人は積極的に日光を取り込もうとします。
しかし、真夏の直射日光はさすがに歓迎されません。その為、日光を取り込むことも、また遮ることもできる可動式のオーニングが大活躍するのです。
ヨーロッパにおけるオーニングはそのライティング・シェイディングデザインを考える上で重要な役割を担ってきました。
当社は、長年にわたり店舗テントを専門にしてまいりましたが、約20年前からオーニングも取り扱うようになりました。その際、最もオーニングの取付けられている国で、デザイン性も豊かなイタリアから部材を輸入することに決めました。
その時からの付き合いである、「リリ社」へは何度か訪問しましたが、今回は久しぶりに次回のオーダーを直接イタリアのリリ社で打ち合わせてきました。
本社に訪問するのは数年ぶりとなるので、前回訪れた時から色々と変わっていましたが、今回はそのレポートを何回かにわけしていきたいと思います。
写真はリリ社の事務室です。事務室を囲うようにある窓にはもちろんオーニングが設置されています。
左から、黄・オレンジ・青・ピンクとイタリアならではのカラフルなキャンバスが張られています。
日本では見かけない鮮やかな色彩に思わずパシャリ・・・
(株)サラシナ
http://www.awning.co.jp/