タカサキヒサオと酒の旅

タカサキヒサオが酒の話を延々とします

タカサキヒサオが酒について語ります。

2010-12-22 07:17:44 | 日記
タカサキヒサオが酒について語ります。
タカサキヒサオのお酒の楽しみ方
「イッキ飲み」はどうして危険なのか「イッキ飲み」のように短時間に大量の飲酒をすると、血中アルコール濃度が急激に上昇し、「ほろ酔い期」も「酩酊期」も飛び越して、一気に「泥酔」「昏睡」の状態にまで進んでしまいます。この急性アルコール中毒は、低血圧、呼吸困難など危険な状態を引き起こし、ひどい場合には死に至る危険性があります。

急性アルコール中毒で病院に運ばれる人は非常に多く、東京消防庁のデータによると、平成20年に東京都内において急性アルコール中毒で搬送された人数は1万1357人に上ります。その半数以上が20代の若者と未成年者で占められ、新入社員や大学の新歓コンパなど、飲みなれていない人のいるお酒の席で起こりがちです。若者はアルコールを分解する仕組みが未熟であるにもかかわらず、周囲の雰囲気に左右されたりして「イッキ飲み」など無茶な飲酒をすることも一因です。

血中アルコール濃度が0.4%以上になると、その半数が飲酒後1~2時間で死亡してしまいます。イッキ飲み防止連絡協議会のデータによると、2000年から2009年までの10年間で、18人が急性アルコール中毒などで亡くなっています。

このように「イッキ飲み」やお酒に弱い体質の人へお酒を強要することは、急性アルコール中毒から死へもつながる可能性がある非常に危険な行為です。何かが起こってからでは遅いのです。イッキ、イッキとお酒を飲ませ、急性アルコール中毒を起こさせた場合、強要した人は刑法上の犯罪として処罰されかねません。
お酒の無理強いやイッキ飲みは絶対にやめましょう。