北欧からのオーロラ便り

欧州在住で世界中を駆け回っている日本男児! 皆さんと国際的趣味やフィーリングをシェアーできれば最高!!

幻の武術を求めて#6 (伝説の男)

2015-02-27 20:00:00 | 武道

海外を飛び歩いて 色々と危険な目に遭ってるオーロラと違い

一般の人は そうそう危ない目に遭う事は 無いと思うが

覚えていて損の無い事を 教えましょう

 

海外で言葉は通じないが どうしても理解して欲しい場合は 

相手の目を見て 気迫を込めて 自国語で話す事 

そうする事で 相手に感情が 素直に伝わり

同じ人間同士 結構分かり合えるもの

 

さて 道場破りと勘違いされたオーロラは

かの地の遊牧民の末裔で 日本人でもあり

この国の大会で 40回以上優勝

それも全て一本勝ち 負け無し!!

その功績により この国の称号を 贈られた伝説の男の名を 挙げて

「彼の書物から この武術を知った事 

興味があるので 一度試合を見てみたい事」を

通訳を介さず 彼等の目を見ながら 直接話してみた

 

彼等の反応は? と言うと・・・

この伝説の男の名前を 聞いたとたん 

「うおおおおー!」 と言う どよめきが上がり

いままでの好戦的眼差しが 掌を返したように 友好的なモノに・・・・

というより 尊敬の眼差しに変わった

恐らく 「この伝説の男の弟子が 日本から はるばる道場を 訪ねて来た!」

好意的に解釈されたようだ

 

そして 手招きで 道場の端が 霞むような大道場に 招き入れ

「チェンジ! チェンジ!」と云うではないか!?

チェンジというから 「マネーチェンジ(両替)でもしろと言ってるのか!?」と思いきや

近くに居た道場生の道着を 脱がせて 「これを着ろ!」と言うジェスチャー

 

あらら 「伝説の男の弟子と 手合わせをしたい」 と言う事なんね!?

ここまで来たら やるっきゃ無いが

伝説の男の顔に 泥を塗るような試合は 出来ない!

別の意味で オーロラ絶体絶命!!

 

次回に続く・・・・・・

 

(後書)

この伝説の男が このブログを読む事は 無いだろうが

この機会をとらえ 彼に伝えたい男の詩(うた)を 下記に書き留めておく

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to the Man of a legend

 

後日 上記の出来事を筆に託して 心ならずも貴方の名前を使った詫び状を 送った際

「自分の名を 武術の交流に 役立させてらって 喜ばしい」と云う 御返事を戴きました

志を同じくする者として この言葉は 今も私の心の中に生きています

 

貴方のFaceBookを 読むと

私が育った町に 住んでいらっしゃったのですね

しかも 同じ町道場で お互い汗を 流していたなんて・・・

貴方は大人で 私は子供でしたから 一緒に練習する機会は ありませんでしたけど

の世界って狭いもんですね

 

この町道場は 当時高名な柔道家が 自分の自宅を 柔道&沖縄唐手道場にしていて・・・・

 

高名な柔道家 「そこの道場生! もんでやるから かかってこい!!」

子供のオーロラ 「先生! ボク 沖縄唐手の道場生なんですけど・・・」

高名な柔道家 「かまわん! かまわん!!」

子供のオーロラ 「QQQQQQ-!」 (高名な柔道家に 〆られてる音)

貴方も こんな調子で〆られました? (笑)

 

今も私の育った町に 住んで居られるなら

いつか二人で逢って 杯を交わしながら について 熱く語る時が来るかもしれません

では その日まで・・・・

 

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コメント (2)
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