思月工房 おもいつ記

田舎の工房にいらっしゃいませ!
植物のこと、自然のこと、楽しみましょう。

西郷ドンに会ってきた!

2018年05月29日 12時20分01秒 | 日記
先週、去年から計画していた九州行きを決行しました
最初は車で、友人と行こうと計画していたのですが、花の時期は忙しいのでキャンセルされ、結局、一人旅となりました
元々、鉄道は乗るのも、見るのも、計画するのも好きで、久しぶりに「鉄子」の血が騒ぎました
新幹線に乗るのは、母と出かけた広島旅行以来で、しかも、九州新幹線は初めて
どんな景色が待っているのか、楽しみでした

高知を出る日、コケ玉の師匠から教室の手伝いを言われ、午後からの便になったのですが、いつもは車で走る国道32号線沿いを特急で走り抜けるのは爽快でした。
特急も、新幹線も、トンネルが多いのは覚悟していましたが、九州新幹線のトンネルの多さには驚きました。
でも、ところどころで見える風景に、麦畑が広がっていたり、イグサとイネの植え方の違いを見つけたりして、夕方には終点の鹿児島入り

滞在2日目は残念ながら、しとしと雨で、傘を片手に鹿児島市内の史跡巡り…。

歴史好きだし、せっかく行ったからには、行き倒せねば!と、中央駅から近い西郷邸址を皮切りに、大久保利通や隆盛の生誕地址、大河の「西郷どん」館、ザビエル滞在跡地、照國神社、鶴丸城址などなど。
 牧野富太郎博士の親友・池野成一郎が精子を見つけたソテツ
 城山(西郷隆盛が籠った洞窟や自刃した場所などがある)で発見されたシロヤマシダ
 仙巌園(せんがんえん。別名・磯庭園)で、1日を終えました。

仙巌園は、島津家の別邸や迎賓館として使われた歴史が感じられる場所で、桜島を借景にした日本庭園だと思っていたのですが、鹿児島や亜熱帯を代表するいろいろな植物が移植されていて、高知ではなかなか見られないキバナノセッコクが、普通に生えていたりと、植物好きにもおススメ
城山では見つけられなかったシロヤマゼンマイや、研究者が集めたタイワンソテツ、自生するバクチノキの大木や開花中のショウベンノキ、庭を彩るタイサンボク、モウソウチクが日本で初めて植えられた場所とか…。
もっとゆっくりしたかったのですが、周遊バス「かごしまシティビュー」の時間もあったので、諦めました
かごしまシティビューは、名前の通り、偉人の銅像前や関連施設の横を通るので、観光地巡りに最適で、1日券600円で、市電や市バスにも使え、割引やプレゼントもあって、かなりお得です

3日目は、熊本の阿蘇に行ったのですが、そのあたりは別の機会に紹介するとして…。

4日目は出発までに8時間近くあったので、桜島に行きました。
映像などで見ると、かなり離れたところに桜島があるように感じられるのですが、フェリーで片道・約15分、160円で渡れます。
この距離感が、錦江湾の美しい景色をつくっていると言ってもいいかもしれません。
桜島では、桜島アイランドビューと言う周遊バスがあって、1日券500円でフェリーの割引があったり、見どころでは観光のための時間が設けられていて、約1時間で巡れるんです
 展望所から、周遊バスを撮ってみました。
曇ってもいましたが、灰のせいでやや灰色です

 桜島 現役の火山です
こんなこともしてみました。
 「火山灰」と書いてみました。灰はお持ち帰り自由です
お土産には、桜島大根以外にも、椿油とか、火山灰や溶岩石もありました
灰を使った焼き物なんかもあって、ともすれば負の資産なのに、恵みとして有効利用している発想には学ぶべきものを感じました。

帰り道に、フェリー乗り場近くの「かごしま水族館」に。

イルカショーは時間的に見られなかったのですが、あの「クラゲ」で知られる加茂水族館とのコラボ展示もあって、かなり癒されました。

まだ時間があったので、梅雨入り直前の市内をてくてく歩いて、立ち寄れなかった場所に
 南洲墓所(西郷隆盛の墓) 牧野博士も行ってます!
路面電車のある都市は少なくなっていますが、高知との違いを発見するために、市電に乗車して、中央駅に戻りました。
車窓からの景色は、もちろん場所が違えば、様子も変わりますが、市民の足になっているところは、高知と変わりなく、久しぶりの感覚に、懐かしい思いがしました。

大河ドラマでは、これから活躍が期待される二人。
 西郷隆盛像
 大久保利通像

「西郷どん」一色の雰囲気に、かつて「龍馬伝」で沸いた高知を追体験した感じがしました。
また機会があれば行きたいと思うのですが、行けるかなぁ…。
コメント
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