(中日新聞 2024/6/23より)
オウム真理教のとんでもない呪縛の
中で起きてしまった悲惨な事件。
第一通報者の河野義行さんが、犯人と疑われ
マスコミが連日のように報道し続けました。
奥さんは被害をこうむり、一度も目を覚ますことなく
涙を流し、最後はなくなっていきました。
そういう中でも、家族は支え合い、特に父 義行さんは
奥さんの看病をやり続け、子どもたちの精神的支柱として
守り抜きました。「他人を恨まない!」の生きざまは
子どもさん達にも引き継がれ、立派な後継の道を歩んで
おられるようです。立派です。
報道の恐ろしさ。無罪の人を罪人扱いしてしまう世の中。
自分の心の中にも潜んでいるのではないか。恐怖です。
断じて、冤罪を生み出さない。間違って起きたとしたら
冤罪であることの証明ができる法のシステムを早く
作り上げる事、これを大いに期待します。