2020年1月訪問 イタリアからコロナがなくなるまで書き続けます。
★素晴らしい彫刻達 パラティーナ美術館 ピッティ宮
パラティーナ美術館にはたくさんの彫刻達があります。
その中でも私の心に残った作品を何回かに分けてご紹介します。
〈アレゴリーの間〉
『エミリオ・ゾッキ』(1835年-1931年)イタリアの彫刻家
『若いミケランジェロ』(1862年)
閣下 『ロレンツオ豪快王』は 冗談 めかし て ミケランジェロ に こう いっ た。「 老人 にはには すべて の 歯 は なく、 よく いくつ かは 欠け て いる もの だ と 知る べき だっ た ね」。 率直 な ミケランジェロ は、 閣下 を 敬愛 し て い た ので、 真実 を いわ れ た よう に 思え た。 彼 が 行っ て しまう と、 すぐさま ミケランジェロ は 牧神 の 歯 の 一本 を 打ち こわし、 欠け て 見える よう に、 歯茎 に 穴 を あけ た。
(ジョルジョ・ヴァザーリ. 芸術家列伝より)
良く知られているこの逸話が主題ですね。
『ミケランジェロ』の真剣な表情、そしていまにも動き出しそうな
ハンマーを持つ手、鑿を持つ手、素晴らしいですね。
〈ジュピターの間〉
『ヴィンチェンッオ・コンサーニ』(1818年-1887年)
『ラ・ヴィットリア』(1811年)
全体を見渡して、目が行ってしまったのは足でした、
たぶんこのモデルさんの、足を写実的に表現したんだと思いますが、
あまり整っていません、その整ってなさを描いています。