◆J1第12節 磐田3―1川崎(16日・ヤマハスタジアム) 日本代表の南アW杯メンバーから外れ、7人の予備登録選手となったFW前田遼一(28)=磐田=が川崎戦で今季7得点目となるゴールを決めた。けが人が出ない限りW杯への出場はないが、昨季のJ得点王は可能性ある限り、万全の準備をすることを誓った。鹿島は名古屋に4―1で圧勝し3位に浮上。J1は南アW杯開催のため、中断。リーグ再開は7月14日で第11節の残り4試合を行う。
落選のショックはみじんも感じさせなかった。前半10分。右サイドを切り込んだFWイ・グノからのクロスを、ファーサイドに走り込んだFW前田が力強く頭で押し込んだ。「グノのおかげ。中断前に勝てたというのはチームにとって非常に大きい」。今季7得点目で得点ランクは2位タイに浮上。前田はほかの2点も起点となり、全3得点に絡んだ。南アW杯へ、昨季得点王は万全の状態をキープしている。
「夢」への道はまだついえていない。DF槙野(広島)らがサポートメンバーでの帯同に難色を示すなか、前田は「選んでもらえて光栄。南アフリカに行けるよう、試合に出られるようにしっかり準備したい」と前を向いた。磐田の柳下正明監督(50)は「今日も精力的な動きをしていた。いつどんなことがあってもいいように、今の状態をキープするのが彼の仕事になると思う」と話した。
悔しさをボールにぶつけている。都内にある夫人の実家で10日のメンバー発表のテレビ中継を見た。リーグ得点王が、直後のW杯に選ばれないことは、世界的に見ても異例だが、前田は「実力がなかっただけ。選ばれるとは思わなかった」と普段通りの表情で話した。だが、柳下監督は「あの日から迫力がある。球際の強さとかシュートの際には、どことなく力が入っているように見える」と燃える思いを感じ取っていた。
「サポートメンバーだからといって、モチベーションを保つのは難しいとは思わない。ただ自分の仕事をするだけ」と前田は話した。前田が招集されるときは、けが人が出だときだけ。岡田ジャパンの危機に備え、ひたすら準備を続ける。
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落選のショックはみじんも感じさせなかった。前半10分。右サイドを切り込んだFWイ・グノからのクロスを、ファーサイドに走り込んだFW前田が力強く頭で押し込んだ。「グノのおかげ。中断前に勝てたというのはチームにとって非常に大きい」。今季7得点目で得点ランクは2位タイに浮上。前田はほかの2点も起点となり、全3得点に絡んだ。南アW杯へ、昨季得点王は万全の状態をキープしている。
「夢」への道はまだついえていない。DF槙野(広島)らがサポートメンバーでの帯同に難色を示すなか、前田は「選んでもらえて光栄。南アフリカに行けるよう、試合に出られるようにしっかり準備したい」と前を向いた。磐田の柳下正明監督(50)は「今日も精力的な動きをしていた。いつどんなことがあってもいいように、今の状態をキープするのが彼の仕事になると思う」と話した。
悔しさをボールにぶつけている。都内にある夫人の実家で10日のメンバー発表のテレビ中継を見た。リーグ得点王が、直後のW杯に選ばれないことは、世界的に見ても異例だが、前田は「実力がなかっただけ。選ばれるとは思わなかった」と普段通りの表情で話した。だが、柳下監督は「あの日から迫力がある。球際の強さとかシュートの際には、どことなく力が入っているように見える」と燃える思いを感じ取っていた。
「サポートメンバーだからといって、モチベーションを保つのは難しいとは思わない。ただ自分の仕事をするだけ」と前田は話した。前田が招集されるときは、けが人が出だときだけ。岡田ジャパンの危機に備え、ひたすら準備を続ける。
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