AちゃんとBちゃんの出来事は、気持ちを奈落の底に落とすには十分な破壊力だった。あれから、ずっと悩みの種となり、何をするにしても気分がのらない。思春期の時期の子ども達は人の事を考えるだけのキャパシティがないように思える。話を聞いていると自分の事しか考えられない人が多くて、それが普通っていうのだから、悲しい。もちろんBちゃんみたいに自分が傷ついても相手の事を考えられる人間の出来た人がいるが、ほどんどの人は、加害者だってり、もしくは見て見ぬふり。
娘にはキツーく言いましたが、心の声を考えられる人になってもらいたい。少なからずとも、Aちゃんみたいに人を傷つけても平気で、その後も何事もなかったように行事ごとを楽しめちゃう人の事をどうなのかなきちんと考えてほしいなって思う。
Bちゃんの奥様は、その場に居合わせた娘も仲間だと感じたようで、それ以降、目さえも合わせてくれない。
実際その場にいたことは事実で、ただ見ていただけなんだから、仕方がない。
イジメは当事者だけではなく、まわりにも多大な影響を与えてしまうのだ。