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熊本から気ままに山と自転車のブログ

塚原古墳公園②~丸山2号墳・三段塚古墳・くぬぎ塚古墳・りゅうがん塚古墳等北側

塚原古墳公園くぬぎ塚古墳等
2019/5/6(月) 曇

今日は朝から曇空だが、降水はなさそう。午前10時半出発のポタリング。
目的地は、所用を一件しませて塚原古墳公園へ。
浜線バイパスを南下し、途中「火の君文化センター」により郷土資料の本でも読もうと思ったが、立ち寄っただけでスルーする。

塚原歴史民俗資料館入り口に古墳時代の竪穴住居と高床倉庫の展示物を見る。
説明板(写真1参照)は、竪穴住居跡が450基、高床倉庫跡が数棟発見されたとある。


竪穴住居(写真2・3参照)のモデルは、上の原86号、規模5.63m×5.49mとある。




高床倉庫(写真4・5参照)のモデルは、上の原1号、規模4m×4mとある。




今後の資料として、総合案内図(写真6参照)を撮り、公園に上がる。


前回来た時ブルーシートに覆われていたくぬぎ塚古墳(写真7・8参照)は、奇麗に復元されている。




方形周溝墓のなかの広場(写真9参照)で、周溝の縁に腰を下ろしボーッと緑を眺めていたら眠くなった。
仰向けになったら眠ってしまった。人の気配にハッと目が覚めたが、気持ち良い昼寝になった。


帰路は、麦秋の田園(写真10参照)中の直線道路を走る。農事用道路だから路面は荒れているが、車の多い国道より快適に走れる。


今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)22km→塚原古墳公園24km→熊本(自宅)所要時間6時間(実4時間) 総計46km 走行累計28,202km


塚原古墳公園
2018/8/25(土) 晴

今日の天候は、午後から降水確率30%予報に曇り空を期待してポタリングに出る。

資料館を後にして、古墳公園に上がるとすぐ左手にくぬぎ塚古墳(写真3参照)がある。
地震被災にあっているようで、墳丘裾に土嚢が積んである。復旧作業は未だのようである。


右手方向には、周溝を回らした沢山の方形墓がある。そして南側には周溝を回らした円墳がある。
時間的には方形墓が先で、円墳が後であると資料館の説明にあった。
ここに社会的な変化があったことは、間違いないところであろう。
出雲地方の方形墓との関連があるのか?

くぬぎ塚古墳の直ぐ南側の三段塚古墳(写真4参照)は、前方後円墳の2つを除いて円墳では最大の大きさという。


三段塚古墳塚頂に上ってみると、4~5mの地震被災の亀裂(写真5参照)が見える。


説明盤(写真6参照)では、5世紀中ごろ築造という。
戦争中に畑として使用されていたこともあって変形していたが、レーザー探査の結果、横穴式石室ではないかと考えられるとある。


その三段塚古墳の南側は、丸山2号墳(写真7参照)である。
この塚頂がガラス窓になっていて、内部の家形石棺が覗ける。
説明盤では、塚原古墳群で唯一封土の残す方墳で5世紀中ごろ築かれ県内最大級の家形石棺であるという。


塚原古墳公園くぬぎ塚古墳
2016/5/11(水) 晴

雨続だった天候が午後からは晴予報になり、ポタリングに出る。
方向は南、国道3を南下する。
この季節、新緑が美しいので、雁回山(木山山)から飯田山周遊を思いながら走る。
熊本市南区富合町で国道3を左折し、麦秋の田園の中を東方向に走る。
南区城南町の塚原古墳公園も久しく訪れていなかったので、立ち寄ることにする。
真言寺の案内標識に従って右折すると、古墳公園西側に上る。
公園北側は周溝方形墳(写真2参照)が多い。


解説板(写真3参照)によると、この方形周溝墓は5世紀後半から6世紀前半に造られたとある。


南側は円墳(写真4・5参照)が多い。
緑が美しい足元の芝草の中には、ニワゼキショウが咲いている。


くぬぎ塚古墳(写真5参照)は、地震の被害を受けているようだ。ギリギリまで削り込まれた形状では無理もないと思う。


今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)29km→陣内廃寺跡29km→熊本(自宅)所要時間5時間(実4時間) 総計58km 走行累計16,773km


塚原古墳公園(北側)ー丸山2号墳・三段塚古墳・くぬぎ塚古墳・りゅうがん塚古墳
2016/2/10(水) 晴

塚原古墳公園の北側は、方墳が多い。
そのなかでもひときわ目立つ位置にあるのが、丸山2号墳(写真1参照)。


塚頂には硝子の家型の覆いがあり、内部石棺が見学できる(写真2参照)。


解説盤(写真3・4参照)では、丸山2号墳には県内では最大級の家型石棺が納められていたと言う。


その北隣にあるひときわ大きい円墳が、三段塚古墳(写真5参照)。


解説盤(写真7・8参照)では、戦争中(第二次世界大戦)に畑になり変形していたものを復元したとある。
棺の大きさや種類は未発掘のため不明と言う。


これがくぬぎ塚古墳(写真9参照)
事情があって復元されていないのか?


解説盤(写真10参照)では、くぬぎ塚古墳、将軍塚古墳、三段塚古墳等30m級の古墳があったと言う。


沢山の方墳(写真11参照)が見える。


方墳の奥に、古墳公園の縮小模型(写真12参照)がある。
計画段階のものか?「三段塚古墳」と「くぬぎ塚古墳」が並んでいるが、現況と少し違う。


南側模型(写真13参照)では、花見塚古墳と琵琶塚古墳がひときわ大きいのが分かる。


公園北側入口にある解説板(写真14参照)。


公園北側に隣接する熊本市塚原歴史民族資料館の入口右手にあるのが、りゅうがん塚古墳(写真15参照)。


ガラス越しではあるが、内部(写真16参照)が見学できるようになっている。


壁面には、陶製の解説板(写真17参照)が埋め込んである。


芝生の公園には、春の陽気のなか家族連れや子供達のグループ等が遊び、古墳好き古代の歴史好きの方以外の方々にも魅力ある施設と思う。
今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)27km→塚原古墳公園26km→熊本(自宅)
所要時間5.5時間(実4時間) 総計53km 走行累計15,220km古墳探訪累計 125基


塚原古墳公園三段塚古墳等
2014/5/11(日) 晴

今日は晴天、明日は雨天予報。
ならば今日は一汗かきたいと自転車で出かける。
11時出発。熊本市明午橋から大井手川沿いに南下する。
「ゆめタウンはません」辺りで国道266に出る。
昨年の今頃の時期、城南町「熊本市塚原歴史民俗資料館」を訪れたことを思い出し、再度訪問することにする。
今回は、国道266を南下し直行する。
資料館では、展示資料について今回も丁寧に解説して戴いた。
太古の石器、土器、鉄器の向う側にどんな生活があったのか。
土器に残る模様には製作者のそのときの心情が反映されているとの解説に納得。しばし太古の世界に思いを馳せる。
資料館を出て古墳公園に上がる。好天で日曜日ということもあり家族連等多数の人々の姿が見える。
大きい古墳は円墳だが、周溝方形墳が多い。
公園一面にびっしりと古墳があり、その数の多さには目を見張る。
塚原古墳公園内の三段塚古墳(写真1参照)
塚原古墳公園の場所:(マップファン地図)


古墳公園を出て、前回のルートを逆周りに帰ろうと御船町方向へ向かう。
緑川を渡り、嘉島町上島で御船川を渡り、イオン嘉島店近くの交差点まで帰って来たところでサントリー九州工場を示す標識を見る。
時間は充分あるので行ってみることにする。
ほぼ直線道路で、飯田山を正面に見て嘉島町を西から東方向へ横断するように走る。
工場は嘉島町の高速道路を越えたところにあった。
きれいな構内景観に、流石は・・・!と感心する。
工場正面入口とビールがいっぱい詰まっているであろうタンクが見える。
帰路は、麦畑のなかの直線道路を金峰山を目印に走り、江津塘堤防道路へ。
熊本(自宅)21km1.5h→熊本市塚原歴史民俗資料館」18km1.5h→サントリー九州工場17km1.5h→熊本(自宅)
所要時間7時間(実4.5時間) 総計56km 走行累計5,899km


続き
塚原古墳公園①~石之室古墳・花見塚古・墳琵琶塚古墳等南側


自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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